ついに、つぶやきシローも始めたtwitter。
つぶやき芸人がつぶやくので面白くないわけがないのですが
Labrador Recordsがフォローしている中に
Club 8のtwitterがみつかりました。
投稿はまだ1つだけですが
それによると、ニュー・アルバムは2010年4月発売。
今回初めてセルフ・プロデュースではなく
第三者のプロデューサーを起用するとのことです。
タイトルまで決まっていて来年リリースと発表されている
Acid House Kingsの5thの方に目がいってしまいましたが
こちらはtwitterを見る限りではかなり難航しているようで
そうなると月まで具体的に出ている
Club 8の7thの方が先になるのかなという気がしてきました。
Anna Ternheimの新曲「Make It On My Own」が
10月9日付Swedishcharts.comで57位、
10月11日付P3 DigiListanで51位に初登場しました。
この人の歌は決して上手いとは思わないのですが
繊細でメランコリックでありながら芯の通った独特のヴォーカルで
すっと心の中に入り込んできます。
この曲もとてもクール。
また、スウェーデンで昨年秋発売し大ヒットした
本国での3rdアルバム『Leaving on a Mayday』が
2CD＋DVDのスペシャル・エディション・ボックスで再登場します。
アルバムに新曲「Make It On My Own」を追加し
もう1枚のCDはライヴEP、
DVDには5曲のアコースティック・ヴァージョンを収録、
10月28日に発売になるようです。
前出の2つのヒットチャートでは
Amanda Jenssenの新曲「Happyland」が
ともに初登場で3位にチャートインしています。
別にボックス・セットの発売で
The Beatlesがマイブームになっているわけでもなく
写真が間違っているわけでもありません。
今日の一曲は「抱きしめたい」であり
写真はノルウェーのSSW、Dylan Mondegreenなのです。
The Beatlesとノルウェーならば
「Norwegian Wood」だと思った人がいるかもしれませんが
全く関係ありません。
Fastcut Recordsから出た
Dylan Mondegreenの日本盤はまだ購入していないので
名前の由来などはもしかしたら
ライナーノートに書いてあるのかもしれませんが
なんとなくDylan Mondegreenから
「抱きしめたい」にたどり着いてしまったのです。
「Dylan」の部分はBob Dylanか
Dylan Thomasではないかとだいたい察しがつきますが
問題は「Mondegreen」の部分。
聞いたことないけど人の名前なのかとも思いましたが
割と最近の英語辞書で新たに採録された
最先端の英単語のようです。
「発話や歌の聞き間違いから生じた語句」の意味です。
作家のSylvia Wright氏が1954年に造語したもので
雑誌「The Atlantic」向けに執筆した記事の中で
同氏が子供の頃スコットランド民謡「The Bonny Earl of Moray」の歌詞を
聞き違えていたと告白した際に使われたのが初出だそうです。
"They have slain the Earl of Murray, And laid him on the green."
（やつらはマレー伯爵を殺し草地に横たえた）
"They have slain the Earl of Murray and Lady Mondegreen."
（やつらはマレー伯爵とモンデグリーン夫人を殺した）
上の部分を下のように聞き違えたのです。
さらにBob Dylanとmondegreenが結びついたのが
The Beatlesの「I Want to Hold Your Hand」なのです。
Bob Dylanはこの曲の中の"I can't hide"の部分を
"I get high"と聞き違えていたようで
1964年にThe Beatlesが渡米した際にホテルを訪れ
常習者だと思ってメンバーにマリファナを差し出したところ
4人とも初めてだったことに驚いたという伝説があるそうです。
そしてそのDylan Mondegreen、12月の来日ツアーが決まりました。
「I Want to Hold Your Hand」→ ♪
ついでにDylan Mondegreenの
「The World Spins On」も → ♪
半年ほど前に一度書いた
カンサス生まれ、ロンドンで活動するPiney Gir。
9月14日に3rdアルバム
『The Yearling』が発売になっていました。
前回MySpaceで聴いたのも
3rd収録曲が結構あったようです。
YouTubeでは「Blixa Bargeld's Bicycle」と「Say I'm Sorry」
2曲のヴィデオが見つかりました。
「Say I'm Sorry」はサウンド、ヴィデオとも
60's風の雰囲気の少しトロピカルな曲。
1分45秒くらいからの約10秒間は
Beatlesのある曲を思い出してしまいました。
少しだけTracey Ullmanも。
ヴォーカル、サウンドともクセがなく聴きやすいです。
前回の冒頭部分でも書きましたが
MySpace1曲目の「Bumblebee (Abelha)」が好きです。
「Blixa Bargeld's Bicycle」→ ♪
「Say I'm Sorry」→ ♪
The Schla La Las時代 → ♪
MySpace → ♯
オフィシャル・ページ → ♯
《Säkert!がカヴァー曲》
10月7日に発売されたRazzia Recordsのコンピ・アルバム
「There's a Razzia going on VOL. 2」。
全部で11アーティストの11曲が収録されていますが
そのうちの1曲、Säkert!「Min hemstad」が
レーベルのMySpaceにアップされています。
なんとこれはThe Wannadies「My Hometown」の
スウェーデン語カヴァーで
ライヴでは07年末頃から歌っていたようです。
Annika Norlinはこの曲のほか
Hello Saferideとして「I fold」も収録されています。
RazziaのMySpace → ♯
「Min hemstad」（Live）→ ♪
The Wannadies「My Hometown」→ ♪
《Jonna LeeとMaia Hirasawaジョイント》
Jonna LeeとMaia Hirasawaが
10月末から11月末にかけてのツアーをジョイント形式で行うようです。
YouTubeにはJonnaの曲「There Was Me」と
Maiaの曲「I Woke Up」のリハーサル映像がありました。
「There Was Me」→ ♪
「I Woke Up」→ ♪
《Maia Hirasawaニュー・シングル》
そのMaia Hirasawaの2ndアルバム
『GBG VS STHLM』からの3rdシングルは
Nicolai Dungerをフィーチャーした「Come With Me」になるようです。
発売日は未定です。
この2ndアルバム、今春の発売当初はどうしても
素晴らしすぎた1stと比べてしまったせいか
なかなか聴き込むことが出来ないでいましたが
今になってジワジワと来ています。
半年以上前に一度書いていたLisa Hannigan。
かなり遅くなりましたがアルバム『Sea Sew』を聴いてみました。
派手さはないもののかなり深みのある作品です。
Damien Riceのバックアップ・シンガーとして
長いこと活動していましたが
07年に袂を分かってソロ・アーティストに。
曲作りに時間をかけて昨年9月にアイルランドで発表されたのが
デビュー・アルバムとなる『Sea Sew』。
今年に入って米国などでもリリースされています。
前に「Lille」を聴いた時はもっと澄んだ声だと思っていましたが
改めて聴いてみると少しハスキーな可憐な声です。
ヴォーカルはかなり抑制が効いていますが凄い存在感。
10曲続けて聴くとジワジワと来ます。
そこそこヴァラエティーに富んでいながらも素朴な曲、
地味ながら多彩な楽器を使ったサウンドと
彼女の抑え目のヴォーカルが一体となった美しいアルバムです。
この夏には英国の権威ある賞、Mercury Prizeにノミネートされ
大きな注目を集めたようです。
彼女の兄弟Jamie Hanniganと
デザイナーでイラストレーターのMaeve Clancyが共同制作した
飛び出す絵本が精巧な「Lille」、
そのMaeve Clancyが作った
巨大な切り絵作品が登場する「I Don't Know」の
2曲のPVも芸術的で必見です。
《Pirothニュー・ヴィデオ》
姉妹デュオPirothのニュー・ヴィデオ
「Fog Dancers」がYouTubeにアップされました。
5月にフリー・ダウンロードされていた曲で
10月21日に自身のレーベルOma Gusti Recordsから発売になる
2ndアルバム『Safe Haven』に収録されます。
また、オフィシャル・ページも完成しました。
「Fog Dancers」→ ♪
オフィシャル・ページ → ♭
《Miss Liニュー・シングル》
「Bourgeois Shangri-La」が
iPod nanoのCMソングに起用され注目を集めるMiss Li。
アルバム『Dancing the whole way home』からの
3枚目のシングル「Stupid Girl」が10月13日に発売になります。
アルバムのラストを飾る彼女らしい曲で
途中が少しちんどん屋風です。
「Stupid Girl」→ ♪
《Starlet新曲》
Labrador RecordsのStarletの新曲
「St Pauls & Betania」がストリーミング中です。
相変わらず透明感のある優しい爽やかな曲です。
ストリーミング → ♪
《Sambassadeur新曲完成》
Labrador Recordsのtwitterによると
Sambassadeurの新曲「Days」が完成したようです。
これまでの作品とは全く違う曲になっているとのことです。
発売は11月13日。楽しみです。
MySpace → ♪
5thアルバム「Defining the Meaning of Perfect Pop」を
2010年に発表予定のスウェーデンの4人組Acid House Kings。
メンバーの紅一点シンガーJulia Lannerheimが
8月15日に結婚したようです。
おまけに妊娠もしているとのことで
スローペースながらレコーディングは進んでいるようですが
完成に向けて少しだけ気になる情報となりました。
AHKのTwitterによると
JuliaのかつてのボーイフレンドはLasse Lindhだったようです。
「7 days」↓
http://www.youtube.com/watch?v=aMzvDlCeOGE
MySpace ↓
http://www.myspace.com/acidhousekings
オフィシャル・ページ ↓
http://acidhousekings.com/
スウェーデン・マルメを拠点にする
AnnaとFridaによる従姉妹同士のデュオRough Bunnies。
前身バンドInside Riotから2人が独立して
02年にRough Bunniesとしての活動を始めています。
昨日書いたちょっと驚く出来事というのは
MySpaceのブログにFridaが書いた記事のことで
Rough Bunniesの全曲分がフリー・ダウンロードできることと
そのMP3アーカイヴを作ったDanielという人への感謝の言葉です。
Rough Bunniesだけで8枚（うち1枚は貴重なライヴ音源）、
前身バンドInside Riot分が4枚、
それに2人が参加したThe Flame名義のものが1枚の
計13作品・130曲以上（一部重複あります）のMP3データです。
これらの作品は少し前までは
オフィシャル・ページから購入することが出来ましたが
Fridaのお母さんのパソコンが壊れたとのことで
すべてのデータがなくなってしまい
いまや幻の作品群となってしまっていました。
少しアマチュアっぽいこの人たちのローファイ・サウンドの魅力は
MySpaceで数曲聴いただけでは伝わりにくいので
ぜひダウンロードして聴いてみてください。
全然上手なところはありませんが、文字通り音を楽しんでいます。
パンキッシュなバンド・サウンドのInside Riotと
緩いアコースティック・サウンドを取り入れたRough Bunnies
2つの世界が楽しめます。
すべてrar形式になっているので
開けない人はWinRARをダウンロードして解凍してください。
DLサイト → ♪
MySpace → ♯
ついでに貴重な映像も ↓
http://www.youtube.com/watch?v=EwIyrGB5A98
