高杉良さんの本は久しぶり。
高杉さんは経済小説が多いから、読むと勉強にもなる。(知らない事が多い)
もちろん自分で購入。
「転職」⇒(高杉良作)
主人公は、小野健一。
小野は、大学卒業後にアンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に就職。
経営コンサルタントとして著名な大前健一の本を読んで共感を覚えたのがきっかけ。
カナダに本社を持つ外資系会社に就職するが、小野は英語が話せない。
中高と野球をしていたのでガッツだけはある。
ハードな研修を乗り越えてプロジェクトを成功するが、そこで芽生えた社長への夢。
夢を叶えるためにマーケティングを武器に様々な業界を渡り歩き(転職6回)キャリアを積み上げていく。
経済小説。
感想:主人公の小野は、高杉さんの娘婿さんがモデルらしい。
チャレンジを繰り返し続ける主人公を、いつの間にか応援してたわ。
上司も部下も関係なく、人を大切にする主人公に好感を持っちゃう。
読んでて気持ちいい本だった。(後味も良い)