記憶に残したいこと

     忘れない為に....

「魂手形」

2023-10-17 06:57:06 | book

宮部みゆきさんの「三島弥変調百物語」の7作目を購入。

「魂手形」⇒(宮部みゆき作)

江戸神田の袋物問屋・三島屋では、百物語が続けられている。

聞き手は、三島屋の次男坊・富次郎。

「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」という、語り手と聞き手が一対一で対座する形式で行われる。

語る側も聞く側も一回きり。

3話の話が書かれている。

  第1話・・・・火焰太鼓(地方の小藩に伝わる、不思議な火消し太鼓にまつわる話)

  第2話・・・・一途の念(不運続きの一家をめぐる話)

  第3話・・・・魂手形 (人間は死ぬとどこへ行くのか? 謎の一端に迫る話)

 

「三島屋変調百物語」シリーズ7作目

 

 

感想:どれも怪談話。

   でもおどろおどろしいところはないし、どっちかというと可哀想な話だった。

   3話だけど、第2話はちょっと付けたしっぽかったなぁ~。

   このシリーズは初めて読んでも全く問題なく読める。

   さく~っと読めちゃうから、気分転換で読むにはもってこいの本だわ。

   

コメント
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