堂場瞬一さんの本を購入。
「棘の街」⇒(堂場瞬一作)
主人公は、県警捜査一課の刑事・上條元。
地方都市・北嶺で起きた誘拐事件での身代金受け渡し時に、上條は重大なミスを起こした。
犯人は逃走し、事件は未解決となったが、1年後に誘拐された青年の白骨死体が発見される。
上條は自分のミスから殺人事件を再び追い始める。
捜査中に、仲間から暴行を受けてた一人の少年を保護するのだが、少年は記憶をなくしていた。
少年を保護したことで、上條の周りでいやがらせが起こりだす。
上條は事件を解決できるのか? 保護した少年は何者?
警察小説。
感想:上條の生い立ちや、父親との確執なども書かれている。
県警では単独行動をするので厄介者になっているし、友人でも信用しない上條。
一匹狼と言えばカッコいいけど、ただの偏屈者やわ。
小説は面白かったけど、上條の生き方や考え方は好きじゃないなぁ~。