しがらみに纏わる雪も解けゆきて
山川に風のかけたる柵は
流れもあへぬ紅葉なりけり
(春道列樹(はるみちのつらき)百人一首より)
山あいを流れる川に風がかけたしがらみは、流れきれずに(そこ留まっている)紅葉であったよ。
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政府が保有に向けて突き進む敵基地攻撃能力(反撃能力)を巡る岸田文雄首相の国会答弁に、もやもやが募る。
首相は3年前の自民党総裁選で保有に慎重姿勢を示していたのに、その半年後に突如、積極姿勢に転じた経緯がある。
短期間に考えを変えた理由をただされ、首相は「国民を守るために考えた結果」と答えた。果たして、そうか。
当時の報道を見ると、次期総裁選をにらみ、保有を主張していた安倍晋三元首相をはじめとする保守派の支持を取り付ける狙いがあったとの見方が大勢だった。
首相はハト派の自分とタカ派の安倍氏とは政治信条が異なるとも語っていた。
首相になるための「変節」が、平和憲法の下で戦後日本が形作ってきた国家像を根底から崩しかねない政策転換に結びついてしまう。そうだとすれば、背筋が寒くなる。
安倍氏がこだわりながら実現できなかった改憲も、保守派へのアピールとして、深い考えもなく進めているようにしか見えない。
そんな岸田首相の態度に、史上最低の支持率を記録した首相が記憶喪失になって巻き起こす騒動を描いた映画「記憶にございません!」を思い浮かべた。
カネと権力にまみれた首相が記憶を失って、政治を変えようと奮闘する。
政治を一から学び直すために、招かれたかつての恩師が言う。「しがらみから解放され、最も自由な総理大臣になった」 岸田首相もしがらみから解放され、まっさらな気持ちで政治に取り組んでほしい。(高須賀渉)(北海道新聞今日の話題2023.3.15より)
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政治家はその時々で言うことが変わる、昨日の高市さんは信用できないなら質問するなと言っていた。
こんなことで良いのか政治。
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今日はカラオケ教室です。
今日はエイトビートの演歌を習います。
演歌にもエイトビートがたくさんあります。
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