過去にある心の隅にあるいじめ
(過去にいじめた経験はなくても傍観していたことはいじめでしかありません。)
TBSの報道特集で旭川いじめ事件について報道されていた。
学校側の不誠実な対応などを見ているときっかけは子供のいじめだったかもしれないが、亡くなった子は学校という組織に殺されたように感じた。
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「旭川いじめ」中2女子死亡 教頭の発言に非難殺到!
5月の連休中、午前3時~4時頃、爽彩はいきなり自宅の玄関をガチャガチャと開け、バタンという大きな音を立てて飛び出していきました。
爽彩は「いかなきゃいけない。先輩に呼ばれているから」と泣きじゃくりながら答えていました。
関係する生徒2人の名前をきいていたので、対応を求めましたが、学校の担任は「真夜中に呼んだだけなので気にしないでください」と言いました。
「娘はガタガタふるえていたし、いじめとかないんでしょうか」と尋ねると「いじめるような子たちではありません」と担任は話していました。
同じ頃、爽彩は「お母さん、死にたい」と言い出すようになりました。
「死にたい」という言葉を、少なくとも2回は聞いたと思います。
元気なく話す姿は、それまでの爽彩とは全く別人のようでした。
そこで、私は、担任に相談しました。
しかし、担任は「思春期ですからよくあることですよ」と素っ気ない答えでした。(STV NEWSより)
まず、こちらが担任が廣瀬爽彩さんの母親に言った言葉です。
相談していた廣瀬爽彩さんの母親の話に全く耳を傾けず、向き合おうともしなかったのです。
子どもたちに囲まれ、ウッペツ川に飛び込んだ事件の後、爽彩の携帯電話に、いじめを受けていることを示す履歴があることを学校に知らせました。
教頭は「いじめが本当なら指導しないといけないので」と返答がありました。
しかし、その後も、何の対応もしてもらえませんでした。
それどころか、爽彩の入院中、学校に呼び出された際、教頭から「いたずらが行き過ぎただけで、悪意はなかった」「加害者にも未来があるんです」と頭ごなしに、いじめを否定されました。
「10人の加害者の未来と、1人の被害者の未来、どっちが大切ですか。10人ですよ。1人のために10人の未来をつぶしていいんですか。
どっちが将来の日本のためになりますか。もう一度、冷静に考えてみてください」。
これは、教頭に言われた言葉です。(STV NEWSより)
また「わ●せつ画像」については…。
遺族の弁護団・石田達也弁護士:「『それ(画像)も消しましたので』と学校が説明してきました。
『いや、でもそれ、わ●せつ動画が拡散しているなんて、怖いじゃないですか』と私(母親)が言うと『僕は怖くない』と教頭に言われました」(テレ朝NEWSより)
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インターネットで「旭川いじめ事件」と検索すると事件の概要の他、加害者についてもたくさん出てきます。
SNSの書き込みって本当に恐ろしいですね。
一つの暴力がまた次の暴力を生み、人間社会を翻弄していくんですね。
このように学校側の不誠実な対応のせいで、次から次へと被害者が出ていくことをどこかで止めることが出来るのはネットに頼らない事なのかもしれません.
コロナ禍に入ってから、人の心が荒んでいるような事件が多いですね。
心が荒む原因はストレスが大きいですから、ストレスを抱え込まないようにしましょう。