ほぼ一ヶ月振りの更新ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この一ヶ月の間、DRUM TAOのライブも観たし、素敵なイベントにも行ったし、色々と書こうかなぁと思っているんですが、その前にひとつだけ。
一昨日あたりですかね。
なんか偶然に見つけたバンドがありまして。
3人の十代の女の子が、鬼テクバンドを従えて歌い踊るんですよ。
BABYMETAL。
彼女達はベビーメタルと言います。メンバーは向かって左がYUIMETAL、真ん中がSU-METAL、右がMOAMETAL。
両脇の二人が16歳。真ん中の彼女が17歳。
真ん中のSU-METALがVOCALで、YUI-METALとMOAMETALは主にダンスですが、歌う時もあります。
元々、「さくら学院」と言うアイドルユニットに属していたようですが、へヴィーメタルとアイドルを融合させると言う目的の為に、この3人が選ばれて「BABYMETAL」と言うユニットが誕生したと言うこと。
アタシも彼女達ぐらいの時は聴いてましたよ、HEAVY METALと言う音楽を。今でも、IRON MAIDEN(イギリスのベテランメタルバンド)聴いたりします。
でも、メタルとアイドルの融合ってなにさ。
また日本人はおかしな事考えて、意味不明だろーが。
って思いました。
アタシみたいに、若い頃メタルなんて物を聴いたりライブ行った経験ある人は特にそう思うでしょう。
でもね、このコ達凄いんですよ。
ホントに凄い
外国の大きなロックフェスに出演し、多くの観客を魅了し、ライブが大盛り上がりしているんです。
アメリカやイギリスでの単独公演も成功させてる。
ロンドンなんてソールドアウトですよ
外国の賞を二つも受賞し、レディー・ガガの前座を務め、今月末にはイギリスで歴史があり有名な「レディング&リーズフェスティバル」と言うロックフェスのメインステージに立つそうです。
ええ!? えええ!!!???
外国の賞?レディー・ガガ?
ガガさん前座については、あちらサイドからの要望だったらしい。そして、ガガさんに限らず、彼女達は多くの外国のミュージシャン達にそのライブパフォーマンスを認められています。
しかし、彼女達はへヴィーメタルなんて聴いたことなかったんです。
メロイックサインと言う”メタルの人々”がよくやる指のポーズ、これね
これを知らなくて「やってみて。」って言われたら狐サインしちゃった。
けど、大人達はそれがおもしろいって事に気付いて、そのままその狐サインを彼女達のトレードマークにし、「狐様」に”世の中にメタルとアイドル(可愛い)を融合させて広めるため選ばれた3人の女の子”と言う背景を創った。
そんな彼女達や仕掛けた大人達を批判する声も勿論ある。
アタシも最初は「なんだこれは!?」って思った。
でも、彼女達のライブパフォーマンスは本当に素晴らしかったんです。
動画サイトで観たものだったけれど、鳥肌が立ちました。
ステージに立つと言う事は、あらゆる物と対峙し闘うこと。
彼女達は16,7で女の子だけれど、その身ひとつで全てと闘っていて、凄くかっこよかった。
自分達の表現する世界に全力で挑んでいました。
大人達の仕掛けた事だけれど、彼女達のパフォーマンスに見える本気を観客はすぐに感じて素直に受け入れたのだと思います。
可愛いとメタルの融合はどの様になされているかと言うと、ザクザクドカドカ言う爆音の演奏を背に、ピョンピョン飛び跳ねて
「鬼さんこちら、手の鳴るほうへ!」
なんて歌う。いや、これ日本語でね。
日本の昔の遊び唄はなんか怖かったりする。その世界観がメタルサウンドにマッチしてるし、女の子の可愛い声がそれに乗るのも世界観としてドンピシャ。
この様な世界観に海外の観客達は熱狂して叫んだり、一緒に歌ったりしてる。
なんだろ。やっぱり世の中はどんどん変わっているんだよね。
今までも日本人は世界に挑戦して来たけれど、こんな風に世界を狂わせた人は誰も居ない。
アタシぐらいの年代のメタルとかを聴いてた人々はね、彼女達を見ると泣いちゃうみたい(笑)。
でも、それ凄く分かるんです
本当に凄いんだもん。
こんなに世界に受け入れられて愛された人は居なかった。
沢山の突き上げられた拳や、観客の日本語で歌う歌声の向こうに居る彼女達の姿がまぶしくて思わず涙が出てしまうんだよ。
それがポニーテールとツインテールの可愛い女の子達なんですよ。あははと泣き笑いしてしまう感じ。素敵です。
演奏は”神バンド”と言われる白塗りの4人。一人一人が鬼テクです。
メタルサウンドはギターが歪んでいて爆音で演奏されますが、バランスが整っていないととても汚い音になってしまいます。
神バンドの演奏はとても美しい歪みとバランスを持ち、観客の心に炎を点します。
「ROAD OF RESISTANCE」と言う曲の時の神バンドと彼女達は、戦場にて多くの兵士を率いて先頭にいる感じがします。
強さと美しさに満ち満ちている。
でもアタシは彼女達がこう言う事をやって行く上で苦しんだり、傷ついたりする必要はないと思います。
やめたくなったらやめたらいい。
それでいい。
それでこその「刹那の美しさ」が彼女達にはある。
周囲がどう言おうと、やりたいように人生を歩いたらいい。
彼女達をがんじがらめにする権利は誰にもないんだから。
アタシみたいに若い頃メタル聴いてたおばちゃんやおっさん達の中には、そんな風に思ってる人けっこう居るんじゃないかなぁ(笑)。
どう考えたって「娘」だし(笑)。
この一ヶ月の間、DRUM TAOのライブも観たし、素敵なイベントにも行ったし、色々と書こうかなぁと思っているんですが、その前にひとつだけ。
一昨日あたりですかね。
なんか偶然に見つけたバンドがありまして。
3人の十代の女の子が、鬼テクバンドを従えて歌い踊るんですよ。
BABYMETAL。
彼女達はベビーメタルと言います。メンバーは向かって左がYUIMETAL、真ん中がSU-METAL、右がMOAMETAL。
両脇の二人が16歳。真ん中の彼女が17歳。
真ん中のSU-METALがVOCALで、YUI-METALとMOAMETALは主にダンスですが、歌う時もあります。
元々、「さくら学院」と言うアイドルユニットに属していたようですが、へヴィーメタルとアイドルを融合させると言う目的の為に、この3人が選ばれて「BABYMETAL」と言うユニットが誕生したと言うこと。
アタシも彼女達ぐらいの時は聴いてましたよ、HEAVY METALと言う音楽を。今でも、IRON MAIDEN(イギリスのベテランメタルバンド)聴いたりします。
でも、メタルとアイドルの融合ってなにさ。
また日本人はおかしな事考えて、意味不明だろーが。
って思いました。
アタシみたいに、若い頃メタルなんて物を聴いたりライブ行った経験ある人は特にそう思うでしょう。
でもね、このコ達凄いんですよ。
ホントに凄い
外国の大きなロックフェスに出演し、多くの観客を魅了し、ライブが大盛り上がりしているんです。
アメリカやイギリスでの単独公演も成功させてる。
ロンドンなんてソールドアウトですよ
外国の賞を二つも受賞し、レディー・ガガの前座を務め、今月末にはイギリスで歴史があり有名な「レディング&リーズフェスティバル」と言うロックフェスのメインステージに立つそうです。
ええ!? えええ!!!???
外国の賞?レディー・ガガ?
ガガさん前座については、あちらサイドからの要望だったらしい。そして、ガガさんに限らず、彼女達は多くの外国のミュージシャン達にそのライブパフォーマンスを認められています。
しかし、彼女達はへヴィーメタルなんて聴いたことなかったんです。
メロイックサインと言う”メタルの人々”がよくやる指のポーズ、これね
これを知らなくて「やってみて。」って言われたら狐サインしちゃった。
けど、大人達はそれがおもしろいって事に気付いて、そのままその狐サインを彼女達のトレードマークにし、「狐様」に”世の中にメタルとアイドル(可愛い)を融合させて広めるため選ばれた3人の女の子”と言う背景を創った。
そんな彼女達や仕掛けた大人達を批判する声も勿論ある。
アタシも最初は「なんだこれは!?」って思った。
でも、彼女達のライブパフォーマンスは本当に素晴らしかったんです。
動画サイトで観たものだったけれど、鳥肌が立ちました。
ステージに立つと言う事は、あらゆる物と対峙し闘うこと。
彼女達は16,7で女の子だけれど、その身ひとつで全てと闘っていて、凄くかっこよかった。
自分達の表現する世界に全力で挑んでいました。
大人達の仕掛けた事だけれど、彼女達のパフォーマンスに見える本気を観客はすぐに感じて素直に受け入れたのだと思います。
可愛いとメタルの融合はどの様になされているかと言うと、ザクザクドカドカ言う爆音の演奏を背に、ピョンピョン飛び跳ねて
「鬼さんこちら、手の鳴るほうへ!」
なんて歌う。いや、これ日本語でね。
日本の昔の遊び唄はなんか怖かったりする。その世界観がメタルサウンドにマッチしてるし、女の子の可愛い声がそれに乗るのも世界観としてドンピシャ。
この様な世界観に海外の観客達は熱狂して叫んだり、一緒に歌ったりしてる。
なんだろ。やっぱり世の中はどんどん変わっているんだよね。
今までも日本人は世界に挑戦して来たけれど、こんな風に世界を狂わせた人は誰も居ない。
アタシぐらいの年代のメタルとかを聴いてた人々はね、彼女達を見ると泣いちゃうみたい(笑)。
でも、それ凄く分かるんです
本当に凄いんだもん。
こんなに世界に受け入れられて愛された人は居なかった。
沢山の突き上げられた拳や、観客の日本語で歌う歌声の向こうに居る彼女達の姿がまぶしくて思わず涙が出てしまうんだよ。
それがポニーテールとツインテールの可愛い女の子達なんですよ。あははと泣き笑いしてしまう感じ。素敵です。
演奏は”神バンド”と言われる白塗りの4人。一人一人が鬼テクです。
メタルサウンドはギターが歪んでいて爆音で演奏されますが、バランスが整っていないととても汚い音になってしまいます。
神バンドの演奏はとても美しい歪みとバランスを持ち、観客の心に炎を点します。
「ROAD OF RESISTANCE」と言う曲の時の神バンドと彼女達は、戦場にて多くの兵士を率いて先頭にいる感じがします。
強さと美しさに満ち満ちている。
でもアタシは彼女達がこう言う事をやって行く上で苦しんだり、傷ついたりする必要はないと思います。
やめたくなったらやめたらいい。
それでいい。
それでこその「刹那の美しさ」が彼女達にはある。
周囲がどう言おうと、やりたいように人生を歩いたらいい。
彼女達をがんじがらめにする権利は誰にもないんだから。
アタシみたいに若い頃メタル聴いてたおばちゃんやおっさん達の中には、そんな風に思ってる人けっこう居るんじゃないかなぁ(笑)。
どう考えたって「娘」だし(笑)。