leka

この世界のどこかに居る似た者達へ。

メタルの銀河から。

2018-05-16 17:52:52 | music
アタシは藤岡幹大さんが亡くなった時にBABYMETALの公式が言った「metal galaxy」と言う言葉にとても感動したんです。

そう言う場所がこの空の見えない彼方にあると思えたし、そうか、小神様はそこへ旅立ったのか、と素直に思えた。



去年末から何故だかTEAM BABYMETALには試練が続いて、類まれな才能を持つ藤岡さんを失ってしまいました。

あの時アタシは心底驚いてなんの言葉も出ませんでした。


何か大きな物が嫉妬して邪魔しているみたいな気がしたんです。



でも、そんな事言っても何も始まらない。TEAM BABYMETALは前進する事に決めたんです。

YUIMETALと小神様の居ないTEAMでしたが、彼らは果敢に戦っています。


女の子二人はこれまでのBABYMETALのイメージとは違う衣装とメイクでステージに立っています。
ツインテールやチュチュスカートも似合っていたけど、今の衣装もとても良いと思います。異国の美しい女王のようです。
アメリカ公演の動画を観ていると、以前の衣装に隠れて見えなかった大人っぽさがよくわかります。
もしかしたら、女の子達はもう随分前から今の姿の様に成長していたのかもしれません。


アメリカで新たな形でステージに立つTEAM BABYMETAL。連日、オーディエンスの歓声に包まれています。
小神様はどんな気持ちでそんな皆を見ているんでしょう?やっぱりニコニコしているんじゃないかな。

それとも、小神様が力を貸してくれたのかな?


戦い続けるTEAMを、きっとmetal galaxyから見ていてくれてる。



あまりにも歌詞が今の感じにハマっていて、なんだか涙が出そうになってしまった。メタルの銀河へ向かう列車は神秘的で美しい星空を駆け上ってゆくんだろうな。


”さあ ゆくんだ その顔をあげて

 新しい風に心を洗おう

 古い夢は置いてゆくがいい

 再び始まるドラマのために


 あの人はもう思い出だけど

 君を遠くで見つめてる


 the galaxy express 999

will take you on a journey

a never ending journey

a journey to the stars”



銀河鉄道999 ゴダイゴ

もしものコーナー。

2018-05-12 19:38:41 | music
BABYMETALのワールドツアーアメリカ公演にメンバーであるYUIMETALの姿がなく、ダンサーが二人参加し、衣装やロゴも今までとはまるで違う見た目でライブを続けています。

YUIMETALが居ないと言う事態に世界中のBABYMETALファンは騒然となり、”Where is yui?”と言う言葉がSNS上で氾濫しました。

海外メディアも次々とこのニュースを取り上げ、まるで迷子の大捜索のよう。


YUIMETALが何故今ツアーに参加出来ないのかは明かされていない。

でも、彼女が未だにBABYMETALのメンバーである事は知らされました。

様々な憶測が飛び交い、うんざりする程のネガティブな思想を持つ者は「在籍していると言っているだけで、後にやはり辞めますと言う事態になるのでは?」などと言う。


そんな事があるのか?





去年12月の広島、SU-METAL20歳の聖誕祭ライブでYUIMETALは体調不良の為にステージに立つ事が出来ませんでした。

しかし、その時はライブの前に観客達の元にメールが届き、またサイトに於いても広く出られない事が知らさたのに、今回の彼女の不在はまったく事前に知らされず、いざ幕が上がってみたらYUIMETALは居ないと言う状況。

観客は納得しない。理解出来ない。



仮に去年の12月のライブの後、YUIMETALの体の不調は暫くの間治療に要する時間が必要だと判断されたとします。

そうすると、BABYMETALとしての活動がすべてストップしてしまう。

それを他の誰でもない、彼女が嫌ったのではないか。

12月のライブの時も、中止をしないで予定通りライブをやって欲しいと言う意思を強く通したのは彼女であったと記憶しています。

となると、YUIMETAL抜きで活動できる形を考えなければならない。

そこで今回の”DARKSIDE”の設定がなされた。

これは多くの人が推測していますね。

でもこれがもしも、万が一、YUIMETAL本人が考えたストーリーであったとしたなら?


無論、ストーリーの詳細や”7つの魂”の話を絡めて来るのは周囲の大人達が詰めて行ったのだろうと思います。

でもMOAMETALとのユニットで歌う時、ちょっと前にダークサイドの紙芝居が出る事がありました。。
「もう、パパにはおねだりしません。さようなら。」と、過去の自分たちに決別するような内容であったと思うけど何となく曖昧な設定で、その後も「おねだり大作戦」はライブで歌われていました。

自分が戻るまでああ言う設定を利用して、通常のBABYMETALではない形で出来ないか、と本人が言ったとしたなら。

がっつり作り込む形で。



YUIMETALが居ない事何も知らされなかった事に激怒する者達が多く、BABYMETAL周辺は大騒ぎになっているから、

「どうしよう!由結の言った事で大変な事になっちゃった!!」

なんて、あの皆の大好きな「蛙動画」の「由結達、これ触ってたの!!!???」の時みたいな顔しているかもしれない。



言わないのは言わない理由があるから。言えない、のではなくて「言わない理由」と言うのもある。



BABYMETALのサイトに暴言を吐いたり、汚い言葉を投げつけてる奴らがBABYMETALのファンであるわけがない。

大勢が非難し否定するところに面白がって集まり炎上を酷くさせる焚き付け屋でしかない。

そんな奴らに愛するあの子達のサイトを乗っ取られていいはずがない。




アメリカの人達は最初こそ戸惑ったものの、今の彼らのパフォーマンスの素晴らしさを評価しライブを楽しんでいる。

あの明るくて前向きでピュアなところをアタシたちも見習いたい。素晴らしいメイト達。



EUROPEと言うバンドはファイナルカウントダウンと言う曲で一世を風靡しましたが、その後のアルバムでSuperstitiousと言う曲を出して何だか人気が落ちてしまいました。
それまでとは違い、コーラスが前面に出た曲、その当時のROCKを象徴するピチピチの皮パンを履かずゆったりしたパンツを履いて歌うジョーイ・テンペスト。それに、凄くファンの居た前任ギターリストジョン・ノーラムの代わりに加入したキー・マルセロ。そう言う全部を観客は快く受け入れず、多くは新しいEUROPEに失望しました。

でも、美しいメロディ、コーラス、ギターソロ、ジョーイの高い歌唱力。音楽として何一つ落ち度のないとても良い曲です。

今でも彼らはこの曲をライブでプレイしています。バンドは常に観客のため真摯に良い曲、良いパフォーマンスを探求しています。



色眼鏡で見ず、良きライブをしている今のBABYMETALを応援したいです。



Europe - Superstitious

メギツネ達は今。

2018-05-10 15:41:51 | music
BABYMETALのアメリカツアー初日にYUIMETALが居なかった事について、もうファンをやめただの、アミューズの株を売ってやるだの、こんな運営はクソだの、はたまたゆいちゃん、ゆいちゃん、と泣き言を言ったりとtwitter上ではアタシたち女を無視して男共が騒いでいる。





ねぇ、メギツネさん達はどう思っているの?



若いメギツネさんは全てを心配しているかもね。

アタシみたいなBABYMETALの母親ぐらいの年齢のメギツネ達は、男達の様に親愛なる自慢の娘達の置かれている状況を騒ぎ立て、疑っているとはアタシは思えない。


バンギャあがりのメギツネも居るだろうし、まだまだ現役も居るだろう。

バンギャは愛するバンドがピンチの時どうすんの?

見捨てんの?

そんな事したら後が大変だよね。

同じバンギャから見捨てられるし、もう二度とバンドなんか観に来れない事になるかもしれないよね。


こんな時こそ女は強いはずだよ。

日本でのライブだったらこう言う時こそ、バンギャはバンドを支える。

ぶつくさ言ってる男達を蹴散らして、最前かっさらって行く。

一緒にライブを登って行く。

間違いない。


ゆいちゃんが居ないって大変な事だと思うよ。

それで何にも見えなくなっちゃって制御不能みたいになってる男達。

でも、そんなのを見てメギツネ達は「情けない奴らだな」と思っているんじゃないの?

こんな時こそしっかりとバンドを支えるんでしょ、と。

こんな時こそバンドへの愛が試される。

早々に「もうべビメタ見るのやめた」なんて言ったヤツは、元々BABYMETALなんか愛しちゃいない。







すべてにおいて愛が足りない。


あなたがたは本当に彼らを愛してるの?


ああだこうだと感情的になって騒ぎ立て自分達の愛が脆弱だとひけらかしているから、BABYMETALを嫌う奴らの格好の餌食になり、言われる必要のない汚い言葉をtwitterで吐かれてる。


アメリカでステージに立つ彼らの事を一番に考えられなくて、何がメイトなんだ。
































地獄の裏切り。

2018-05-09 19:31:41 | music
大変な騒ぎになっている。

本日よりBABYMETALのアメリカツアーが始まったのだが。


観客の目の前に現れたのは今までの彼らの姿ではなかった。

どこにもツインテールの女の子は居ない。

バックダンサーが二人居る。

そして、YUIMETALが居ない。

どこにも誰もが知るBABYMETALの姿がなかった。





さて。

TEAM BABYMETALはいきなり荒れ狂う大海原へと船を出した。

不可解なお告げ。

様変わりしてゆくサイト。

意味深であり、意味のよく掴めない7つの魂の伏線。

幕があがった瞬間、そこに待ち焦がれたメンバーの姿がなかった事に落胆、動揺する観客達。


BABYMETALは大きな船で航海を再開したのだが、その途端に漕ぎ手達すなわち観客達が漕ぐ手を止めようとしている。

「こんな荒波では船は出せない!!!!絶対にだ!!」と。


逞しい腕が荒れる海を相手に一つになって手に手にオールを持ち、高波を超えて行った広島の夜が嘘のようだ。

あの素晴らしい漕ぎ手達はどこへ行ってしまったんだろう。



ダークサイド。
広島公演のライブビューイングが終わると同時に突如観客達に告げられた、BABYMETALの暗黒面の始まり。
我々が今まで見ていたのは、ただの一面にすぎない、と。


暗黒面。良い面の反対。悪い面。正義の反対。


そこにはもちろん裏切りもあるのであろう。

YUIMETALが居なかった事は裏切りなのか。


本日初披露された新曲の中に、面白い歌詞の曲があった。

歌詞には、”上へ参ります 下へ参ります 次は地獄に止まります ”と出て来る。”針の地獄”や”命がけ”などの言葉も。

地獄へ向かうエレベーター。

二人のバックダンサーとのフォーメーションが素晴らしい。

曲の内容も彼女達の雰囲気も今までと違う。


Babymetal - new song #1 (Kansas City)



神バンドも新たな衣装に身を包んで、”神様”ではない様な雰囲気。

パフォーマンスは本当に素晴らしい。でも、観客はYUIMETALが居ない事をなかなか受け入れられない。

でも、SU-METALの輝いて強い歌声、MOAMETALの一段とキレを増したダンス、二人の美しさ。全力は何ひとつ変わっていない。


まるで地獄の様に荒れる海で大きく揺れる船に立ち、美しい女神の様な二人は吹き付ける嵐に打たれながら一緒に旅を続けて欲しいと訴え、さあ、と手を取ろうとするけれど、漕ぎ手達は勇気が出ず「いや、出来ないよ・・・。」と後ずさっている。


もしも、この航海がYUIMETALを取り戻す旅だとしたら?

勇気の無い者はもう二度と彼女を取り戻せない。







選ばれし7人。

2018-05-08 15:00:01 | music
昨日深夜、と言うか本日早朝と言うべきか、BABYMETALの新曲”Distortion”が公開されました。5月8日から何かが始動するとの情報があったとは言え、8日に日付が変わった瞬間に新曲のMVがYOUTUBEで公開されるとは・・・。世界中が待っていた新曲であったがために、日本時間では深夜へまっしぐらの時間帯であったのにも関わらず、再生回数がアホみたいにのびた。

BABYMETALのファンは随分長い事待たされた感じがするけれど、こうして新しい曲のMVを観ていると色んな事が一瞬にして吹き飛び、TEAM BABYMETALが見せてくれる世界に心が躍って来る。新たな旅、新たな戦いが始まったんだなと感じます。

BABYMETALがどの様に関わるのか、まだその全貌は明らかにされていないけれど彼女達がアメコミになります。
そのストーリーもまだ分からないのだけど、どうやら新曲はその世界観を表現しているんじゃないかと思われ・・・。

いや、まだ分からないけれど。

新曲のMVには7人のキャラクターが登場し、大きなモンスターに立ち向かい闘っています。
しかし、その7人には表情があまりなくて、何やら闇の力を持つ者達のようです。

己の体を黒く染めながら重力を操作している様な者、呪術を使っていそうな者、動物の骨の頭部をした低空飛行する者、針の様にとがったマスクをかぶる炎を操る者・・・。

全ての者が影を背負い、闇の中から生まれた者のようです。

毒を以て毒を制す、闇を以て闇を制す。


BABYMETALが歌う歌詞にも、そんな世界が描かれています。


”歪んだカラダ叫び出す

 歪んだ犠牲傷つける

 汚い世界だった

 
 歪んだコトバ届くなら

 歪んだ願い叶えたい”



まともな事が通用しない世界ならば、どんな手を使っても自分がやるべき事をやり遂げる。それが、邪道と言われても。

そう言うヒーロー達なのかな?少し傷ついた感じもする選ばれし7人。BABYMETALと共に一体何をしでかそうとしているのか。




物事が悪くなる一方であったり、何も起こらず停滞していたり、そんな雰囲気を粉砕して蹴散らし吹き飛ばすかのようにこの曲は走り抜けます。


聴き終わった後に不思議な高揚感がある。


曲の最初の方では観客と掛け合いで歌え、後半にはハンドクラップもあるのでライブで一体感の生まれる曲でもあると思います。


「初期の様な可愛さが感じられない」「アニメソングの様で好きじゃない」「これはBABYMETALじゃない」
お約束の様に言う人達がいるけど、何ら気にせず彼女達は進みます。それでいい。ウダウダ言うヤツは置いて行かれるだけです。



タトゥーだらけの腕を胸の前で組み、「ウチに帰んな。」と彼女達をアゴでしゃくっていた男達から勝利を勝ち取ったTEAM BABYMETAL。

彼らの新たな扉がもう間もなく開きます。その先にどんなモンスターが待ち受けているのか、今から胸が高鳴ります。




BABYMETAL - Distortion (OFFICIAL)