和太鼓パフォーマンスチーム、DRUM TAOより、森藤麻記さんが退団されました。
これまで、退団したメンバーについてTAOのオフィシャルサイトでは何の発表もせず、ある日急に忽然とサイト上から姿が消え、ファンは退団した事を知ると言う状態だったようです。
近いところでは、本田篤芳さん。本田さんの場合はブログに退団の挨拶が上がったようですが、すぐにブログがリニューアルされ彼の居た痕跡は何もなくなってしまいました。
そしてその後に、何の知らせもなく消えてしまった岩谷晋太郎さん。
アタシはこう言う運営のやり方には賛成出来ません。
それに今までの去ったメンバーだって、ライブに足を運んでくれたファン達に一言も挨拶せずに去ることなど望んでいなかったはずです。
ネット上を探したら、チームを去った彼らが新たなスタートを切った事などは分かるかもしれません。
でも、そう言う問題ではなく、演者と観客は信頼で繋がっているものなので、こんな不義理なやり方をしているといずれ観客は不信感を抱き離れて行きます。
TAOは世界を舞台に飛び回っているチームなので作品のクォリティを進歩させ保つためにも、稽古やメンバー間のルールも厳しいと聞きます。
入団しても、ステージに上がれるようになるのは本の一握りのメンバーなんでしょう。
だから人の出入りは激しいと予測出来ます。でも、実際に観客の前に立ちライブを構築して来たメンバー、観客達に名前と顔を覚えられる位の認知度の高かった愛されたメンバーの退団に対して、いつもTAOの運営は不親切です。
辞める人間にはもう、観客に最後の挨拶をする時間さえ与えないのでしょうか?
人にはそれぞれの事情と生き方があるわけで、去る人がその理由を述べない事をファンは責めたりしないと思います。
しかし、何の挨拶もなしに姿を消すのはとても無礼なこと。
運営側に理由があるならぜひ聞きたい。
TAOから誰かが姿を消す時はいつもこんな憤りを感じ続けていましたが、森藤麻紀さんの退団の挨拶がサイトにあがりました。
引退のご挨拶
日付は4日前。メンバー写真からは麻紀さんの写真ははずされましたが、ブログ記事はまだ残っています。
サイト内のNEWSに上がりました。
でも、ここだけです。運営からの挨拶はありません。
16年間TAOに在籍し、ステージのパフォーマンスも勿論ですが、コシノジュンコさんが手掛けるまでTAOの衣装は麻記さんがデザインし手掛けて来たんですよ。
もう少し大きく扱っていただきたい。
ひろく、TAOのファンに分かるように。
メルマガで教えてくれても良かったのではないですか。
twitterにもfacebookにも、麻記さんのブログにも退団のしらせはありません。
麻記さんは今後ステージからは去るけれどTAO関連の事業に関わるそうなので、もう二度と会えないと言う事ではなさそうですが、彼女のステージでの存在感は計り知れない物だったのでアタシは寂しくて仕方ありません。
小柄ながら飛んだり跳ねたり、いつでも目一杯表現し、太陽の様な笑顔でステージに立っていた麻記さん。
悲しい事があっても、それを吹き飛ばしてくれる様な笑顔で踊るようにチャッパを鳴らしていた彼女のパフォーマンスを観る度に、初めてシンディ・ローパーを知った時と同じ感動と愛おしさを感じていました。
「もっと、もっと!!DRUMTAO!!!」と言うタイトルでブログを書いていて中途半端なところで記事が止まってしまっているのでちゃんと書こうと思っていたんだけど、こんな内容になってしまいました・・・。
宮本亜門さんの演出された作品は「もっと、もっと!!DRUMTAO 3」の続きを書くと、その後は出演者全員がステージで踊ったり楽器を奏でたりして、一つになって終結でした。
恒例の”腹筋太鼓”もメンバーがいつもより多くて、迫力がハンパなかったです。
そしてはずせないHANABI。
やっぱりHANABIを聴かないと、TAOのライブに来た気がしません。
亜里沙さんの花魁道中の様な演出で出て来て太鼓を演奏するのも素敵だった。
でも去年の夏の東京ロングランで見せた、着物をサッと脱ぐと背中一面に入れ墨を入れた様な肌色の衣装は無かったですね。
あれをやると「おおっ・・・っ!」って客席がどよめいていたんだけど、今回は赤い着物みたいな衣装を脱がずに叩きました。
背面にあるスクリーンに演奏の世界観にあった映像なども映し出される、楽しいエンディングでした。
「こんなのTAOじゃない!」と言われるのを恐れずに、色んな世界を描いて欲しいといつも思っています。
一つの事にとらわれてしまうと、パターンが読めて単調になってしまう。
TAOの表現力に、さらに大きな可能性を感じた作品でした。
でも、こんなにクォリティの高い表現力も演奏力もある人たちの、まして千秋楽ライブなのに観客席には空席がありました。
空いてる席を見る度に、アタシは歯がゆい気持ちになります。
彼らは満席の客席の前で表現する価値のある人達だからです。
オーチャードホール2日間を両日ソールドアウトは無理にしても、2日目には完売を出す程でないと東京ロングランは無理だとアタシは思います。
TAOは色んな企業と協力されたり協力したりの繋がりがあり、企業関係者のみの貸し切り公演も行っています。
その流れなのかもしれませんが、観客席の平均年齢が高いのです。企業関係者の家族や親類なのかもしれないですが・・・。
アタシも平均年齢を引き上げてるおばさんですが、前にも言った様に客席がおじさんおばさん、ジジババばかりになってはダメです。
そこからの広がりが無いからです。
客席の新たな反応が無いと、舞台にも新たな感動が無く、それは表現の死を意味するとアタシは思います。
そんな空間が面白いわけがない。
それに、若くて美しいTAOのメンバーは、もっと若いこ達に「きゃーきゃー」言われるべきです。
それだけストイックに頑張ってるのだから。
ライブでの空席を見る度に「売り方を間違っているんじゃないか。」と思います。
今夏の東京ロングランも決定していますが、会場が以前の銀河劇場よりもかなり行きにくい場所らしく・・・。
熱い夏のさなかなので、集客に影響があるのは明白です。
これから公演までに出来るだけ沢山のメディアに出て、多くの人に知ってもらい、新しい観客を得る事に尽力しないと東京でチケットは売れない気がします。運営さんには頑張って欲しいものです。
いつかのオーチャード公演の時、客席に降りチャッパを演奏していた麻記さんに「麻記さぁ~んっ!」と手を振った事がありました。
「は~いっ」とこちらを向いてくれた時の事をよく覚えています。
明るくて可愛らしい、素敵な声と笑顔でした。
ありがとう、麻記さん。
これからもお元気でいてください。
これまで、退団したメンバーについてTAOのオフィシャルサイトでは何の発表もせず、ある日急に忽然とサイト上から姿が消え、ファンは退団した事を知ると言う状態だったようです。
近いところでは、本田篤芳さん。本田さんの場合はブログに退団の挨拶が上がったようですが、すぐにブログがリニューアルされ彼の居た痕跡は何もなくなってしまいました。
そしてその後に、何の知らせもなく消えてしまった岩谷晋太郎さん。
アタシはこう言う運営のやり方には賛成出来ません。
それに今までの去ったメンバーだって、ライブに足を運んでくれたファン達に一言も挨拶せずに去ることなど望んでいなかったはずです。
ネット上を探したら、チームを去った彼らが新たなスタートを切った事などは分かるかもしれません。
でも、そう言う問題ではなく、演者と観客は信頼で繋がっているものなので、こんな不義理なやり方をしているといずれ観客は不信感を抱き離れて行きます。
TAOは世界を舞台に飛び回っているチームなので作品のクォリティを進歩させ保つためにも、稽古やメンバー間のルールも厳しいと聞きます。
入団しても、ステージに上がれるようになるのは本の一握りのメンバーなんでしょう。
だから人の出入りは激しいと予測出来ます。でも、実際に観客の前に立ちライブを構築して来たメンバー、観客達に名前と顔を覚えられる位の認知度の高かった愛されたメンバーの退団に対して、いつもTAOの運営は不親切です。
辞める人間にはもう、観客に最後の挨拶をする時間さえ与えないのでしょうか?
人にはそれぞれの事情と生き方があるわけで、去る人がその理由を述べない事をファンは責めたりしないと思います。
しかし、何の挨拶もなしに姿を消すのはとても無礼なこと。
運営側に理由があるならぜひ聞きたい。
TAOから誰かが姿を消す時はいつもこんな憤りを感じ続けていましたが、森藤麻紀さんの退団の挨拶がサイトにあがりました。
引退のご挨拶
日付は4日前。メンバー写真からは麻紀さんの写真ははずされましたが、ブログ記事はまだ残っています。
サイト内のNEWSに上がりました。
でも、ここだけです。運営からの挨拶はありません。
16年間TAOに在籍し、ステージのパフォーマンスも勿論ですが、コシノジュンコさんが手掛けるまでTAOの衣装は麻記さんがデザインし手掛けて来たんですよ。
もう少し大きく扱っていただきたい。
ひろく、TAOのファンに分かるように。
メルマガで教えてくれても良かったのではないですか。
twitterにもfacebookにも、麻記さんのブログにも退団のしらせはありません。
麻記さんは今後ステージからは去るけれどTAO関連の事業に関わるそうなので、もう二度と会えないと言う事ではなさそうですが、彼女のステージでの存在感は計り知れない物だったのでアタシは寂しくて仕方ありません。
小柄ながら飛んだり跳ねたり、いつでも目一杯表現し、太陽の様な笑顔でステージに立っていた麻記さん。
悲しい事があっても、それを吹き飛ばしてくれる様な笑顔で踊るようにチャッパを鳴らしていた彼女のパフォーマンスを観る度に、初めてシンディ・ローパーを知った時と同じ感動と愛おしさを感じていました。
「もっと、もっと!!DRUMTAO!!!」と言うタイトルでブログを書いていて中途半端なところで記事が止まってしまっているのでちゃんと書こうと思っていたんだけど、こんな内容になってしまいました・・・。
宮本亜門さんの演出された作品は「もっと、もっと!!DRUMTAO 3」の続きを書くと、その後は出演者全員がステージで踊ったり楽器を奏でたりして、一つになって終結でした。
恒例の”腹筋太鼓”もメンバーがいつもより多くて、迫力がハンパなかったです。
そしてはずせないHANABI。
やっぱりHANABIを聴かないと、TAOのライブに来た気がしません。
亜里沙さんの花魁道中の様な演出で出て来て太鼓を演奏するのも素敵だった。
でも去年の夏の東京ロングランで見せた、着物をサッと脱ぐと背中一面に入れ墨を入れた様な肌色の衣装は無かったですね。
あれをやると「おおっ・・・っ!」って客席がどよめいていたんだけど、今回は赤い着物みたいな衣装を脱がずに叩きました。
背面にあるスクリーンに演奏の世界観にあった映像なども映し出される、楽しいエンディングでした。
「こんなのTAOじゃない!」と言われるのを恐れずに、色んな世界を描いて欲しいといつも思っています。
一つの事にとらわれてしまうと、パターンが読めて単調になってしまう。
TAOの表現力に、さらに大きな可能性を感じた作品でした。
でも、こんなにクォリティの高い表現力も演奏力もある人たちの、まして千秋楽ライブなのに観客席には空席がありました。
空いてる席を見る度に、アタシは歯がゆい気持ちになります。
彼らは満席の客席の前で表現する価値のある人達だからです。
オーチャードホール2日間を両日ソールドアウトは無理にしても、2日目には完売を出す程でないと東京ロングランは無理だとアタシは思います。
TAOは色んな企業と協力されたり協力したりの繋がりがあり、企業関係者のみの貸し切り公演も行っています。
その流れなのかもしれませんが、観客席の平均年齢が高いのです。企業関係者の家族や親類なのかもしれないですが・・・。
アタシも平均年齢を引き上げてるおばさんですが、前にも言った様に客席がおじさんおばさん、ジジババばかりになってはダメです。
そこからの広がりが無いからです。
客席の新たな反応が無いと、舞台にも新たな感動が無く、それは表現の死を意味するとアタシは思います。
そんな空間が面白いわけがない。
それに、若くて美しいTAOのメンバーは、もっと若いこ達に「きゃーきゃー」言われるべきです。
それだけストイックに頑張ってるのだから。
ライブでの空席を見る度に「売り方を間違っているんじゃないか。」と思います。
今夏の東京ロングランも決定していますが、会場が以前の銀河劇場よりもかなり行きにくい場所らしく・・・。
熱い夏のさなかなので、集客に影響があるのは明白です。
これから公演までに出来るだけ沢山のメディアに出て、多くの人に知ってもらい、新しい観客を得る事に尽力しないと東京でチケットは売れない気がします。運営さんには頑張って欲しいものです。
いつかのオーチャード公演の時、客席に降りチャッパを演奏していた麻記さんに「麻記さぁ~んっ!」と手を振った事がありました。
「は~いっ」とこちらを向いてくれた時の事をよく覚えています。
明るくて可愛らしい、素敵な声と笑顔でした。
ありがとう、麻記さん。
これからもお元気でいてください。