慈善活動に力を入れていることをアピールしているメーガン妃とヘンリー王子。人権賞の授賞式のチケット価格がイギリスマスコミを騒がせている。
By Yoko Nagasaka2022/11/13

ヘンリー王子(Prince Henry)、メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)Dia DipasupilGetty Images
先月ジョン・F・ケネディ元大統領の弟ロバート・F・ケネディの人権財団が主催するロバート・F・ケネディ人権賞の「希望のさざなみ(Ripple of Hope)」賞を受賞することが報じられたヘンリー王子とメーガン妃。授賞式とガラは2人を招いて12月6日にニューヨークで開催されるが、そのチケットが驚きの価格で発売されていることが明らかになった。
新聞「デイリーメール」によると最も高額なチケットはなんと100万ドル(約1.3億円)。王子と妃と同じテーブルで授賞式とディナーが楽しめる特典付き。1人分ではなく4人分の席が含まれているが、1人当たり3,400万円なので高額なことに変わりはない。
また50万ドル(約6,900万円)のチケットも発売されている。このチケットはVIPを招いたレセプションにも出席できるという。王子や妃と共に写真を撮影してもらえると見られている。

2014年に行われた授賞式。今年もこのような盛大なガラが行われると見られている。ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)、エセル・ケネディ(Ethel Kennedy)、ロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)Gary GershoffGetty Images
この賞はこれまでバラク・オバマ元大統領やビル・クリントン元大統領らが受賞している。
主催する財団は王子と妃への授与理由を「人道活動への貢献」と説明しているが、ケネディ家を研究する歴史家たちからは戸惑いや批判の声も。
ケネディ家の研究家でピューリッツァー賞を受賞しているデヴィッド・ナソー教授は「この上なく馬鹿げていて、あからさまに非常識。
過去にこの賞を受賞した人たち、つまりビルとヒラリー、ナンシー・ペロシ下院議長、デズモンド・ツツ司祭(注:南アフリカでアパルトヘイト撲滅のために闘った活動家。
ノーベル平和賞も受賞している)らを見てみれば、王子と妃が何をしたのかと問わざるを得ない」と同紙にコメントする。
「一体、王子と妃は賞に値するどのようなことをしたのか。2人の財産のうち、何パーセントが価値ある目的に使われているのか」。今のところ賞にふさわしい活動はしていないと匂わせる。

ヘンリー王子(Prince Henry)、メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)John LamparskiGetty Images
2人の受賞には大きな声では言いにくい大人の事情があるもよう。
Netflixで間もなくリリースされると噂されている夫妻のドキュメンタリーシリーズの監督リズ・ガルバスはロバート・F・ケネディの息子ローリー・ケネディと共に制作会社を立ち上げている。
あるハリウッド関係者は「慈善活動を始めたばかりの王子と妃になぜこの賞が与えられるのか、映画業界でも誰もが頭を悩ませている。ローリー・ケネディとのつながりのせいかもしれない」と語る。
歴史家たちもハリウッド関係者からも疑問の声が上がっている今回の受賞。受賞スピーチで2人が何を語るのか、出席者たちがそれにどう反応するのか、楽しみに待ちたい。
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ヘンリー王子とメーガン妃(ロイター)
2022年11月14日 11:24東スポWeb
英王室にとってエリザベス女王が亡くなって初めてのクリスマスに、ヘンリー王子&メーガン妃一家が帰国することはないだろうと英紙デーリー・メールが伝えた。
女王の時代から王室は、英東部ノーフォーク州サンドリンガムにある別邸「サンドリンガム・ハウス」で家族一緒にクリスマス休暇を過ごすことが伝統になっていた。
女王亡き今、同ハウスはチャールズ国王所有となったが、国王がヘンリー王子一家を招待していることは間違いないと同紙は指摘。だが、国王に近い関係者は、ヘンリー王子一家が「来ることはないだろう」と述べた。
それもそのはず、ヘンリー王子は来年の年明け早々、自身の半生を書いた暴露本「スペア」を発売し、米動画配信大手ネットフリックスは、2人の王室批判を含むドキュメンタリーシリーズの配信も近いことから、さらなる王室との関係悪化は決定的になるとみられている。
一方、「王室にはヘンリー王子一家が欠席することで安堵する王族もいるだろう」と同紙は推測した。
ウィリアム皇太子&キャサリン妃一家は女王から譲り受けたサンドリンガム・ハウス近くの私邸「アンマー・ホール」にクリスマス休暇中滞在するため、クリスマス当日の朝は国王とカミラ王妃らにサンドリンガムで合流する予定だという。
王室メンバーがクリスマスと新年を祝うため、同ハウスに集まるようになったのは1988年から。ところが、2020年からは新型コロナウイルスによるパンデミックのため、中断していた。
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11月11日は第1次世界大戦の終結を記念するリメンブランスデー。ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が式典に出席した。
By Yoko Nagasaka
2022/11/13

前列:キャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)、ウィリアム皇太子(William, the Prince of Wales)、チャールズ国王(King Charles)、カミラ王妃(Camilla, Queen Consort) 後列:アン王女(Princess Anne, Princes Royal)、ティモシー・ローレンス(Timothy Laurence)WPA PoolGetty Images
現地時間11月11日(金)は第1次世界大戦の終結を記念するリメンブランスデー。
翌日12日(土)にはロイヤル・アルバート・ホールで戦没者たちに音楽を捧げるコンサート、フェスティバル・オブ・リメンブランスが開催された。
チャールズ国王以下、ロイヤルファミリーが勢揃いした。

キャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)、ウィリアム皇太子(William, the Prince of Wales)WPA PoolGetty Images
もちろんウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の姿も。皇太子妃はエリザベス女王のものだったパールのイヤリングとチョーカーをつけて出席した。
イヤリングは1947年、女王がフィリップ王配と結婚したときバーレーンから贈られたパールで作られている。大きな円形のダイヤモンドの下に小さなダイヤモンド、その下に四角くカットされたダイヤモンドが3石、小さな円形のダイヤモンド3石が続き、最後にパールがあしらわれている。
2015年のフェスティバル・オブ・リメンブランスでは女王がこのイヤリングを着用していた。

エリザベス女王(Queen Elizabeth)、ウィリアム皇太子(William, the Prince of Wales)Chris JacksonGetty Images
皇太子妃はこのチョーカーとイヤリングを2021年に行われたフィリップ殿下の葬儀でも着用していた。またイヤリングは今年6月に開催されたプラチナジュビリーでも身につけている。

Chris JacksonGetty Images
フェスティバルの翌日には戦争記念施設ザ・セノタフで戦没者追悼式典が行われた。皇太子は軍服で記念碑にポピーの花輪を捧げ、皇太子妃はカミラ王妃とバルコニーに並び戦没者たちを偲んだ。
当然ながらこれらのイベントにヘンリー王子とメーガン妃の姿はなかった。2人は代わりに自分たちの財団のホームページで追悼メッセージと写真を発表、イギリスのリメンブランスデーとアメリカの退役軍人の日を称えた。
写真にはアメリカ国旗を掲げる軍人たちと共に式典に出席する様子が写っている。メッセージでは「私たちは退役軍人、兵士たちの家族を支援するたくさんの組織と一緒に仕事ができるのを誇りに思っています」と自分たちのチャリティ活動にも言及した。

ヘンリー王子(Prince Henry)、メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)courtesy of Archwell Foundation
ロイヤル時代に陸軍に入隊、そこでの経験が貴重だったことをこれまでたびたび語っているヘンリー王子。
昨年11月にアメリカで行われた軍人や退役軍人を称えるガラ「サルート・トゥ・フリーダム」に出席したときには「軍隊での経験が今の自分を作ってくれた。世界のどこにいても軍隊で一緒に過ごした仲間たちに感謝している」と話した。
王室を離脱しザ・セノタフでの式典に出席できなくなっても独自に追悼していくようだ。
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ロイヤル時代、イギリスの市民権の取得を断念したと見られていたメーガン妃。試験に備えて勉強はしていたことが明らかになった。
By Yoko Nagasaka2022/11/01

メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)Samir HusseinGetty Images
ヘンリー王子と婚約後、イギリスの市民権の取得に向けて準備を進めていたと報じられたメーガン妃。
取得するためには「Life in the UK」と呼ばれる試験に合格するだけでなく、移民法にある「直近3年間で270日以上イギリス国外に出国してはいけない」という条件も満たさなくてはならない。
妃は2017年11月からイギリスに住んでいたが公務の他にプライベートでたびたび海外へ。ベイビーシャワーを開いたり全米オープンを観戦したりするためにアメリカを訪問していた。
そのため早くも2019年にこの条件を満たせない可能性が浮上。結局、取得したという報道がないまま妃は2020年3月に王室を離脱した。
イギリスマスコミは妃が市民権の取得を早々に諦めたと見ていたが、準備はしていたもよう。試験に向けて勉強していたことを妃本人が自身のポッドキャスト「アーキタイプ」の最新エピソードで告白した。
この番組では毎回1つのステレオタイプを取り上げて議論しているが、今回のテーマは「いい妻/悪い妻、いい母/悪い母」。カナダのジャスティン・トルドー首相の妻ソフィー・トルドー夫人とコメディアンのパメラ・アドロンをゲストに迎えた。

ヘンリー王子(Prince Henry)、メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)Getty Images
アドロンは2020年にイギリスの市民権を取得している。
妃は「市民権のテストはとても難しい。勉強したけれど『すごい大変!』って思ったのを覚えている。夫に『これは知ってる? これは?』って質問したら彼は『全然知らない』って言っていた」。
ヘンリー王子も答えられないほど難易度が高かったと強調した。
試験はイギリスの歴史や文化、暮らし、司法制度や王室などを問うもので計24問。選択解答式で75%以上正答しなくては市民権を申請できない。妃は実際に受験したかどうかは明かさなかった。
これを聞いたアドロンは笑いながら「あなた向けに試験を難しくしたのではないかと思う。この人には壁を高くしようって」と返していた。
もちろんこれはジョーク。「あなた向け」ということは、アドロンにとっては難しくなかったもよう。
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東スポWEB / 2022年11月14日 6時17分

メーガン妃(左)とヘンリー王子(ロイター)
メーガン妃とヘンリー王子が、かつてオバマ元大統領などが受賞した人権賞を受賞することに、専門家から困惑の声が上がっている。
お騒がせ夫妻が同賞に選ばれた背景について、米ハリウッドではある噂がささやかれているという。
夫妻は12月6日に開催される授賞式でリップル・オブ・ホープ賞を授与される予定。同賞は過去にオバマ氏のほかにジョー・バイデン米大統領、ビル・クリントン元大統領などそうそうたる顔ぶれが選ばれている権威ある賞だ。
同賞は人権保護団体のロバート・F・ケネディ・ヒューマン・ライツが選んでおり、人道的活動や慈善活動に尽力した人たちをたたえる目的がある。
授賞式はジョン・F・ケネディ元大統領の姪にあたるケリー・ケネディ氏が主催する。
ケネディ家がメーガン妃とヘンリー王子に権威ある賞を授与することに、ケネディ家の歴史に詳しい専門家は困惑するばかり。
英紙デイリー・メールによると、ケネディ元大統領の父であるジョセフ・ケネディ氏についての本を出版したデビッド・ナソー教授は「ばかげていますね。賞に値するために夫妻が何をしたのか」と首をかしげているという。
同紙は夫妻と同賞がつながった要因に、ネットフリックスがあると指摘。
夫妻はネットフリックスと大型契約を結んでいるが「ネットフリックスのドキュメンタリーシリーズのディレクターが、ケネディ家の関係者と映画を介してつながりがあることは偶然ではないかもしれない」という。
また、米ハリウッドのプロデューサーも同紙に対して「メーガン妃とヘンリー王子の慈善活動はまだ始めたばかりなのに、どうしてこの賞に選ばれたのか。
みんな理解しようと頭をかきむしっていますよ」と述べた上で「ネットフリックスとケネディ家の関係があるんだろうか」と付け加えている。
東スポWEB / 2022年11月10日 22時55分

メーガン妃(ロイター)
米人気司会者メーガン・ケリー氏はメーガン妃嫌いで知られている。これまで「二流女優」「ゴリラと結婚した」など、とんでもない悪口をはいてきたが、今回もひどかった。
メーガン妃は8日、ポッドキャスト番組「アーキタイプ」の第8話を配信。テーマは「トゥ・B・オア・ノット・トゥ・B」で、「王室時代、裏では、『Bワード(=ビッチ)』と陰口をたたかれていたんです」と明かした。
これを受けてケリー氏は9日、英「GBニュース」にゲスト出演し、メーガン妃の発言について根拠のない批判を展開した。
司会のダン・ウートンに対して、ケリー氏は「私は必ずしも彼女を『Bワード』と呼ぶつもりはありませんが、私は間違いなく彼女を『Cワード』と呼んでいます。Clueless(クルーレス=無知)です。
彼女はまったく無知です。私は彼女がいつも、まったく何の問題もないことについて的外れで無意味なことを言っていることにうんざりしています。自分の美しい人生に感謝する話をすべきです」とぶちまけた。
メーガン妃は米ドラマ「スーツ」でスターの仲間入りし、ヘンリー王子と結婚して英王室入りし、かなり恵まれた人生を歩んできたはず。
ケリー氏にとっては、「ふしだらな女と見られた」「差別を受けた」「陰口を言われた」と文句ばかり言うなというわけだ。
ケリー氏は「彼女が住んでいるカリフォルニアには約16万人のホームレスがいます。殺人率は過去15年間で史上最高に達しています。子供たちが歩くほぼすべての街角にフェンタニル(麻薬の一種)があります。
物価高で感謝祭の七面鳥を買う余裕がなく、ガス代や電気代を払えず、食べ物を買うことができない人々がいます。そんな中、誰かが彼女を『Bワード』と呼んだことがあっても、どうでもいいじゃないですか」と続けた。
ケリー氏の発言にツイッターでは賛否両論。ある人は「メーガン妃のことが嫌いなら、彼女のポッドキャストを聞くことに時間を使って、悪口を言うことに時間を使うのをやめればいいのに。本当は大好きなんでしょ」「メーガン妃の悪口でカネもうけしている」と書き、別の人は「ケリーのバッサリ感は最高。すっきりする」と記している。
東スポWEB / 2022年10月24日 22時1分

メーガン妃はエリザベス女王の葬儀でも注目を集めた(ロイター)
7月に出版され、大きな話題になった本「復讐:メーガン、ハリーのウィンザー家との戦争」の著者である英作家トム・バウアー氏がメーガン妃をぼろくそにこき下ろした。英デイリー・スター紙が24日、報じた。
バウアー氏は23日、英ニュース専門放送局「GBニュース」に出演し、「メーガン・マークルはロイヤルファミリーに加わり、英王室にいたラベルとタイトルが欲しかっただけで、英王室にとどまりたいと思ったことはなく、単にお金が欲しかっただけだ」と主張した。
さらに「彼女はラベルが欲しかった、タイトルが欲しかった、お金が欲しかった。でも、彼女は英王室に入っても、それほど多くのお金を手に入れられませんでした。
しかし、彼女はステータスを手に入れました。もう英王室にいたいと思っていなかったので、まさにそれが彼女が去った理由です。そして今、彼女はアメリカで大成功しようとしています」と語った。
バウアー氏が、ヘンリー王子との結婚に下心があるとメーガン妃を非難したのは今回が初めてではない。
10月上旬、米人気トーク番組「メーガン・ケリー・ショー」に出演したバウアー氏は「メーガン妃は常に成り上がりたかった。2013年に最初の夫であるトレヴァー・エンゲルソンと離婚した後、富と名声を望み、ヘンリー王子をターゲットにした。そして、物語をコントロールしたいと思っていた。
メディアに悪いことを報じられると、すぐ攻撃的になる。そのようにメディアに対して神経質になり、嫌っていたはずなのに、今はスポティファイで番組を持ち、ネットフリックスに出ようとして、メディアを利用している。矛盾と偽善は計り知れません」と話していた。
東スポWEB / 2022年11月11日 6時26分

メーガン妃(ロイター)
メーガン妃は筆まめらしく、少しでも世話になった相手に自筆のメッセージカードを出すという。
そのオリジナルのメッセージカードの上部にはメーガン妃の証しとして「M」のマークが刻印されているが、その上には王冠があったため批判されている。英紙ザ・サンが9日に報じた。
英王室の伝記作家アンジェラ・レビン氏は「メッセージカードに王冠を刻印することで、権威を誇示できるので、メーガン妃は気に入ってやっている」と主張した。
メーガン妃はポッドキャスト番組「アーキタイプ」のエピソードに協力してくれたアリソン・ヤーロウさんに謝意を示すため、メッセージカードを送ったという。
アリソンさんがインスタグラムにそのカードの画像をアップしたため、メーガン妃が王冠マークを付けることが明らかになった。
「メーガン妃とヘンリー王子は2020年に王室を離脱した時、以後『殿下』の称号を使用しないことに合意したはずです。だから、彼女はもう王室の権威である王冠のマークを使うべきではありません」(レビン氏)
ヘンリー王子夫妻は王室を離脱したことで、殿下の称号がはく奪され、王室から援助を受けることができなくなった。
ヘンリー王子は新たにサセックス侯爵となり、メーガン妃は侯爵夫人となり、自立して生活している。
レビン氏は「王室は、彼女を世界で最も有名な女性の一人にしてくれ、信じられないほどの金持ちにしてくれ、彼女を慕う夫も与えてくれた。でも、彼女はほんの少しの感謝の気持ちも示していない」と厳しく批判。
その上で「王室にいたことをアピールすると名声が得られるので、彼女は王室が大好き。
王室が嫌いなら、カードに王冠マークを使わないはず。
彼女は王冠マークのカードを送ることで、相手から『うわー、素晴らしい』と尊敬されると思っている」とメーガン妃の心の中を分析してみせた。