
チャールズ国王(ロイター)
2023年3月31日 20:04東スポWEB
チャールズ国王が英国に緊急帰国しているヘンリー王子との対面を拒否したのは、5月6日の戴冠式を前に王子独特の「ドラマに巻き込まれることを警戒していたからだ」と、英王室専門番組「トゥ・ダイ・フォー・デーリー」の米司会者キンゼイ・スコフィールド氏が31日、FOXニュース・デジタルに語った。
「チャールズ国王の日程は通常、数か月前に作成されますが、国王が自分の息子とかかわらないことを選んだという考えは、国王が息子を信頼していないということです。彼は戴冠式の前に、(王子がかかわる)ドラマを望んではいません。
そして国王は明らかにヘンリー王子が不満を持っても、それはささいなことだと思っています」とスコフィールド氏は主張した。
つまり回顧録「スペア」の発刊やネットフリックスのドキュメンタリー、戴冠式への出欠も滞ったままでの緊急帰国など、世界が自分を中心に回っているような行動を続けるヘンリー王子の思惑に乗ることを拒否したというわけだ。ドラマという表現は「一人芝居」と受け取ることもできるが…。
さらにスコフィールド氏は「ヘンリー王子とメーガン妃が国王の戴冠式に出席するならば、周囲の空気は氷のように冷たくなるので、彼らは上着(パーカー)を持ってくるべきです」と皮肉った。
ヘンリー王子は30日、違法なプライベート情報収集の疑いでデイリー・メール紙などの出版元であるアソシエイテッド・ニュースペーパーズ・リミテッド社(ANL)を相手に訴訟を起こしている予備審問の最終日(4日目)に出席した。
この後、裁判所が証拠などを精査したうえ裁判を行うか判断される予定だ。ヘンリー王子がいつ米国へ戻るかは不明だが、このまま英国に滞在しても何も発展しないような雲行きとなってきた。
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ロンドンに姿を見せたヘンリー王子(ロイター)
2023年3月28日 14:46東スポWEB
ヘンリー王子が27日、デイリー・メールの発行元であるアソシエーテッド・ニューズペーパーズをプライバシー侵害で訴えている裁判のため、極秘帰国。
原告としてロンドンの王立裁判所に出廷したが、期待されていたチャールズ国王との面会、ウィリアム皇太子との話し合いは日程的に不可能となりそうだ。英メディアが28日に伝えた。
裁判の予備審理は4日間の日程で行われ、ヘンリー王子は歌手の原告である歌手のエルトン・ジョンらと出廷した。
ヘンリー王子がいつまで英国に滞在するかは不明だが、5月6日の戴冠式に向けた話し合いは、チャールズ国王が29日から3日間の日程でドイツを公式訪問するため、実現は難しい模様。
テレグラフ紙によると、国王は「忙しいため今回の対面は無理だ」とヘンリー王子に伝えたという。
またウィリアム皇太子との話し合いと謝罪を求めているとされていたが、サン紙によると皇太子一家はイースター休暇中でロンドンのウィンザー城にはおらず別邸で過ごしており、こちらも対面は難しい状況だという。
ヘンリー王子は5月6日に行われるチャールズ国王の戴冠式への出欠の返答をまだ保留している。
昨年9月のエリザベス女王の国葬、1月の回顧録「スペア」発刊後、初めての帰国とあって、何らかの進展があると思われたが、結局は王室の誰にも会えないまま「手ぶら」で米国に戻ることになりそうだ。
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ヘンリー王子夫妻
ヘンリー王子(38)とメーガン妃(41)は、チャリティ団体自身のアーチウェル・ファウンデーションでは週1時間しか働いていないそうだ。
新たに公開された2021年の納税記録を入手したDailyMail.comによると、夫妻は「それぞれ財団で週1時間、年52時間ずつしか働いていない」といい、夫妻の財団が「2人の資産家」から計1300万ドル(約16億円)の寄付を受け、その中から300万ドル(約4億円)以上を様々な取り組みに助成金として出していることが明らかになっている。
長男アーチー王子にちなんで名づけられた同財団は、309万6319ドル(約4億1000万円)の助成金を出しているが、一般からの寄付は「4500ドル(約60万円)以下」に留まっていることから、活動の大部分は「合計1300万ドルを寄付した2人の資産家に支えられている」という。
さらに給与計16万3085ドル(約2160万円)が、CEOのジェームズ・ホルト氏を含む3人に支払われており、3人のスタッフを雇用していることが分かる一方、夫妻は給与を受け取っていない。
夫妻は、同財団だけでなく、アーチウェル・プロダクションズやアーチウェル・オーディオなど、「アーチウェル」ブランドのビジネスを複数展開しているが、全体でスタッフ16人が仕事を離れたことが以前広く報道されていた。
一方で、アーチウェル・ファウンデーションが1月に発表した報告書によると、同財団は貧困撲滅を目指す団体グローバル・シチズンと協力して世界中で1266万回のワクチン接種を提供したほか、アフガニスタンやウクライナから来た難民を助ける慈善団体も支援していた。
2023/03/31

メーガン妃が異母姉のサマンサ・マークルから訴えられていた名誉棄損訴訟が棄却された。2021年にオプラ・ウィンフリーから受けた夫ヘンリー王子との共同インタビューでの「悪意ある嘘」や伝記『自由を求めて ハリーとメーガン 新しいロイヤルファミリーを作る』で非難されたとして同妃に対して訴訟を起こしたサマンサだが、3月30日(木)、フロリダ州の判事らがその訴えを却下したかたちだ。
連邦地方裁判所のシャーリーン・エドワーズ・ハニーウェル判事はメーガン妃のコメントはただの意見に過ぎず、虚偽を証明することは不可能とした。
訴訟の中でサマンサは、メーガン妃が異母姉とではなく「一人っ子として育った」とオプラに話していたことを指摘、自分は17歳下の同妃を学校に送り迎えし、宿題を手伝うなど「素晴らしい関係」にあったと反論していた。
しかしハニーウェル判事は、同番組中メーガン妃が異母姉妹がいない、もしくはサマンサと無関係であることを示唆していたわけではなく、本人の主観的な体験に関するコメントを名誉棄損とすることはできないとした。
ニュースサイトのザ・デイリー・ビーストが入手したハニーウェル判事による文書にはこう綴られている。
「分別のある視聴者は、被告には異母姉妹がいない、原告は存在しない、もしくは原告は彼女(メーガン妃)と無関係などと考えたりはしなかったはずです」「分別のある視聴者は、ただ被告が自分の子供時代や異母姉妹との関係について意見を述べたに過ぎないことを理解していました。
よって被告の発言は客観的な検証、実証的証拠になり得ません。その発言が間違いであるという証明は不可能で、名誉毀損行為からは保護されます」
訴訟の中でサマンサは、オミッド・スコビーとキャロライン・デュランド共著の『自由を求めて』の中で、自分がメーガン妃と面識もなく、全く遠い関係であり、粗悪な新聞記事のために巨額の支払いを受けたと書かれたことを非難、しかしハニーウェル判事は著者でもないメーガン妃には同書の内容に関して責任がないとした。
今回棄却が決まった同訴訟だが、サマンサには14日以内の修正訴状の提出が許可されている。
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