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カミラ王妃(75)がヘンリー王子の自伝本『スペア』で「villain(悪人)」と書かれたことに傷ついているという。来月6日ウエストミンスター寺院で行われる夫チャールズ国王の戴冠式で、「Queen」の称号となるカミラ王妃、今年1月に出版された同書では「dangerous(危険)」と描写されてもいた。
今回、カミラ王妃の友人で、最近王妃のオフィシャル・コンパニオンの1人に任命されたランズダウン侯爵フィオナはサンデー・タイムズ紙に「もちろん悩みの種ですし、(王妃は)当然傷ついています。
しかし囚われたりはしません」と話し、英王室のモットーである「決して不平を言わない、弁明しない」に従い続けているという。
「彼女の哲学は常に『事を荒立てるな、落ち着くところに落ち着く。言わぬが花』です」と続けた。
そんなカミラ王妃について、ヘンリー王子は『スペア』の中で自身の公のイメージを向上させる事に必死で、人々を路上に置き去りにしたと非難、「意地悪なステップマザー」だとし、兄のウィリアムと共に、カミラと結婚しないでほしいと父チャールズに懇願した過去を明かしていた。
更にカミラ王妃が自らの評判を挙げるために、自分を犠牲にしたとしてヘンリー王子は同書に「最近自分自身の宣伝活動のために私をいけにしたと思っていたステップペアレントを得ることに関し複雑な感情を持っています」と綴っていた。
来月6日の父チャールズ国王の戴冠式で同書の出版後、初めてカミラ王妃と顔を合わせるヘンリー王子、一方妻のメーガン妃は子供2人と共に、カリフォルニア州モンテシトの自宅に残る予定で、同日は息子アーチー君の4歳の誕生日となっている。
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チャールズ国王(74)が、亡き母親故エリザベス女王の財産をしのぐ6億ポンド(約997億円)の財産を築いたと報じられた。
国王の純資産額は、来月350人の名前とともに発表されるサンデー・タイムズ紙の「ザ・サンデー・タイムズ・リッチ・リスト」の一部として推定されたもの。
正確であれば国王の純資産は、デビッド・ベッカム夫妻やエルトン・ジョンのそれを上回るほか、昨年3億7000万ポンド(約614億円)と算出されていた故エリザベス女王の純資産を超えることになる。
同紙は「国王の元側近の1人によると、1990年代半ばにダイアナ妃との離婚調停で1700万ポンド(約28億円)を支払った後、国王は慎重に財政を立て直した」と報じている。
国王は、ダッチー・ブランドから受け取った利益を貯金し、住宅開発、ビスケットやビールをはじめとする様々商品とまた環境保護主義と結びついたライフスタイルの選択によって富を築いたという。
2011年から2022年にかけて、チャールズ国王はコーンウォール公領として知られる王室の領地からの利益を42.6%増の2540万ポンド(約42億円)増やしたと言われている。
また30年以上前から「ダッチー・オリジナル」のブランド名で商品を発売し、ハイグローブハウスで生産された農産物をハロッズやフォートナム・アンド・メイソン、ウェイトローズなどで販売、他にも 王室から独立しているため資産売却はできないこととなっているものの、156億ポンド(約2兆5900億円)の王室財産を管理するクラウン・エステートを保有している。
しかし、王室作家のロバート・ハードマンは、チャールズが億万長者とは程遠いと語る。
「多くの人が王室の財政について(王室が)個人的に王室財産と公爵領を所有していると誤解しています」
「正直なところ、彼らの金銭的な取り決めは、他の国の多くの王室や支配者ほど複雑ではなく、はるかに不透明であることが多いのです。
私たちの王政は、多くの人が信じているほど裕福ではありません。国王が億万長者だとは全く思いません」
ちなみに、国王の父故フィリップ殿下の遺言書は公開されておらず、また9月に他界した故エリザベス女王の封印された遺言書は、1910年以降に他界した他の上級王族の30以上の遺言書とともに、ロンドンの金庫に入れられているため、正確には国王がいくら受け継いだのかは不明であるという。
来月6日に戴冠式を行う国王は電気を消して回るので有名で、以前ヴォーグ誌とのインタビューで、ものを捨てるのが嫌いで、特に洋服を捨てるのが嫌いだと答えている。
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故エリザベス女王は、ウィリアム皇太子とヘンリー王子が公的義務の一環としてアフガニスタン遠征に参戦することを望んでいたという。
英国陸軍の退役将校であるマイク・ジャクソン氏(79)は、昨年9月に96歳で崩御された女王との話し合いの中で伝えられたと明かしている。
ジャクソン氏は、今月20日にITVXで放映される5部構成のシリーズ『ザ・リアル・クラウン』で、「そのような場で何が行われ、誰が誰に何を言うかは、その場にいる2人だけのものですが、私は今回ばかりは、何が行われたかを明かさないというルールを破ります」
「女王陛下はとても明瞭でした。『孫たちは私のシリングを受け取ったのだから、自分の義務を果たさなければならない』と仰ったのです」と話す。
また当時の王子たちを戦争に送り出す「リスク」について、自らを「予備の継承者」と呼ぶヘンリー王子は「許容範囲」であった一方、跡継ぎとしてのウィリアム皇太子にはリスクが大きすぎると判断されたと語った。
ウィリアム皇太子は、セント・アンドリュース大学を卒業後、王立陸軍士官学校サンドハースト校で44週間の訓練を受け、その後、英国空軍と海軍に所属。本人の意思とは反して、将来の国王という立場上、同遠征に参加することを阻まれたという。
一方、ヘンリー王子は10年間軍隊で過ごし、2007年から2008年、2012年から2013年の2回、アフガニスタンでの軍務を務めた。
ヘンリー王子は、2012年2月に副操縦士としての資格を取得。2度目のアフガニスタン遠征でタリバンの戦闘員を25人殺したと、回顧録『スペア』の中で告白している。
陸軍ではウェールズ大尉として知られたヘンリー王子は、ヘルマンド州で活動する国際治安支援部隊とアフガニスタン軍へのヘリコプター支援に貢献。
陸軍航空隊第662飛行隊のバスティオン基地を拠点に、2500時間の飛行時間、100回以上のミッションをこなしている。
2023.04.14
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ヘンリー王子(38)が、妻のメーガン妃(41)を伴わずにチャールズ国王の戴冠式に出席することが明らかになった。
3日の期限までにチャールズ国王夫妻の招待状に返信せず、バッキンガム宮殿には何の連絡もなかったため、夫妻の出席を巡ってさまざまな憶測が飛び交っていた。
しかし12日、王室が公式声明を発表、王子は来月6日にウェストミンスター寺院で行われる父チャールズ国王(74)と妻カミラ王妃(75)が正式に戴冠する儀式に参列するものの、メーガン妃と2人の子供たち、アーチー王子(3)とリリベット王女(1)は、カリフォルニアの自宅に留まることがわかった。
「バッキンガム宮殿は、サセックス公爵が5月6日にウェストミンスター寺院で行われる戴冠式に出席することを喜びをもって発表します。
サセックス公爵夫人はアーチー王子とリリベット王女と共にカリフォルニアに残ります」と声明には綴られている。
夫妻は、もはやフルタイムの現役王室メンバーではないことから、式典で正式な役割を担う可能性は低い。
戴冠式と即位式の後に行われるウェストミンスター寺院からバッキンガム宮殿までの馬車パレードで、国王夫妻に加わることが予想される王室メンバーには、ヘンリー王子の兄ウィリアム皇太子夫妻とその子供たちのジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子、アン王女とその夫ティム・ローレンス副提督、エディンバラ公爵夫妻などがいる。
メーガン妃とその子供たちの欠席により、チャールズ国王が孫娘リリベット王女に会ったのは、昨年6月故エリザベス女王の「プラチナジュビリー」感謝礼拝に出席するためヘンリー王子一家が一時帰国した時の1回だけとなる。
また戴冠式の日は、アーチー王子の4歳の誕生日と重なっている。
ヘンリー王子はこの戴冠式に出席することで、昨年9月のエリザベス女王の葬儀以来、また近親者との関係についての多くの暴露や、英王室制度についての批判的な文章を含む回想録『スペア』を発表して以来、初めて家族に会うことになる。