Sussexes' 'Shock' Crowd Reaction Resurfaces: 'This Is Why They Hate Meghan'
2023年2月18日(土)14時01分
ジェームズ・クロフォード=スミス

2018年のロイヤルアスコットに参加したヘンリー王子とメーガン妃 Paul Childs-Reuters
<親しみやすい王子と、新たな風を運んできた妃は熱狂的な人気を集めていたが、その時から不穏な影は差していたと動画は指摘する>
ネットフリックスのドキュメンタリー番組や、ヘンリー王子の回顧録出版もあってイギリスでは人気が凋落し、いよいよアメリカでも「飽きられ始めた」と言われる英ヘンリー王子とメーガン妃。今やチャールズ国王に代替わりした英王室との距離もすっかり開いてしまったが、王室メンバーがヘンリー夫妻を嫌うのは、彼らの人気を妬んでいるからだとする動画が注目を集めている。
これは2018年に開催された英王室のイベントの会場で、ヘンリー王子とメーガン妃に対する観客の反応と、ほかの王族に対する反応を比較した内容。
王室主催のロイヤルアスコットの会場を、まずはエリザベス2世、その長女であるアン王女、当時のチャールズ皇太子とカミラ夫人、エドワード王子(エリザベス2世の三男)とソフィー夫人を乗せた馬車の列が、静かに通過していく様子が映っている。
しかし、続いてヘンリー王子とメーガン妃を乗せた馬車がやってくると、突如として観客たちが沸き立つ。当時は、彼らの結婚式からわずか数週間後というタイミングだった。
この動画は、meghanxharryというアカウントで投稿された動画を、TikTokユーザーのangiems1984が再投稿したもので、「彼らがメーガンを嫌っている理由」というキャプションが付けられている。
つまり、王室メンバーらがヘンリー王子夫妻の熱狂的な人気を快く思っていなかったことが、現在の疎遠な関係につながったと言いたいのだろう。
女王さえ上回っていた結婚直後のヘンリー人気
その見方が正しいかどうかは確かめる術もないが、当時のヘンリー王子夫妻が国民から受けていた支持と人気の高さは、ユーガブ(YouGov)が2018年5月から10月に実施した世論調査でも証明されている。
ヘンリー王子は英王室で最も人気のあるメンバーに輝き、その人気は当時のエリザベス女王さえも上回った。
メーガン妃の人気は、夫であるヘンリー、女王、ウィリアム王子(夫の兄)、その妻キャサリン妃、フィリップ王子(女王の夫)に次ぐ6位だった。
2018年5月19日に結婚したヘンリー王子とメーガン妃は、その直後から、公式行事への関与や参加を引き受けるようになった。
女王やチャールズ皇太子夫妻とともにロイヤルアスコットに参加したのは、2018年が最初で最後のことだった。なおこのときは、ウィリアム王子夫妻は参加していなかった。
現在、改めて注目を集めている動画に対しては、ヘンリー王子夫妻への好意的な声が多く寄せられている。
あるユーザーは、「観客のあの反応を見て、何人かの王族は軽くショックを受けたに違いない」と書いている。別のユーザーは、「ヘンリー王子とメーガン妃はいつも楽しそうで、リラックスしたカップルだ」とたたえる。
王室が抱く「敵意」の一部は嫉妬によるものと語ったヘンリー
ヘンリー王子とメーガン妃は近年、結婚後に王室の一員として活動していたときの嫌な経験について語っている。特に、メーガン妃に対する王族の敵意の一部は、メーガン妃の人気が高まっていることへの嫉妬や恐怖によるものだ、と彼ら自身も主張している。
ヘンリー王子夫妻は2021年に、オプラ・ウィンフリーのインタビューを受けた。このときウィンフリーは、ヘンリー王子に対して、メーガン妃は当初、ロイヤルアスコットに参加した頃も含めて、王室に歓迎されていたかと質問した。
するとヘンリー王子は、次のように答えた。「歓迎されていた。予想よりはるかに(笑)。知っての通り、祖母はずっと素晴らしい人だった。父も、兄も、キャサリン妃も......ほかの家族全員も、みんな本当に歓迎してくれた。
しかし、オーストラリアツアーと南太平洋ツアーの後、本当に変わってしまった」
2018年9月、ヘンリー王子とメーガン妃は、南太平洋への長いツアーに出発した。
この直後、メーガン妃が結婚式の前に、キャサリン妃を泣かせたという話をメディアが報じ始めた。メーガン妃はこのときを、英国メディアとの関係の「転機」だったと振り返っている。
この報道の存在と、そうした攻撃から王室がメーガン妃を守れなかったことで、夫妻と王室との摩擦も大きくなったという。
そして現在、ヘンリー王子とメーガン妃による最近のメディアプロジェクト、つまり、ネットフリックスのドキュメンタリー番組と、ヘンリー王子の回顧録が発表されて以来、英国では2人の人気が急落している。
ユーガブの世論調査によれば、児童売春スキャンダルで公的地位を失ったアンドルー王子(エリザベス2世の次男)と比べても、わずかに高い支持率しか得られていない。
(翻訳:ガリレオ)
Kate Middleton Is 'Easing Into The Princess Of Wales Role': Report
2023年02月18日(土)09時30分
キャサリン・アルメシン

2022年1月30日「シェイピング・アス」でのキャサリン妃 POOL New-REUTERS
<皇太子妃となってからファッションに自信が溢れるキャサリン妃。注目は色とジュエリーの使い方。王室生活の新時代を示すものとは?>
皇太子妃になって以降、キャサリン妃のファッションは著しく変化している。
『ケンブリッジ公爵夫人──現代の王室スタイルの10年間(The Duchess of Cambridge, A Decade of Modern Royal Style)』の著者で「デイリー・テレグラフ」紙のファッション記者のベサン・ホルトは、次のように述べる。
「その源は『パワー』ですね。『プリンセス・オブ・ウェールズ』という新しく、偉大なタイトルを手に入れ、その公務のための衣装をまとっているのです」
未来の王妃は多くの公務に出向いては、ファッションセンスもいかんなく発揮している。
最近で最も素晴らしいファッションセンスを披露したのは、1月30日にロンドンの英国映画テレビ芸術アカデミーで開催された「シェイピング・アス(Shaping Us)」のイベントであった。
「シェイピング・アス」はキャサリン妃自身が立ち上げた、幼児期教育の啓発意識を高める新しいプロジェクトである。
そのキャンペーンイベントで着用した、赤いアレキサンダー・マックイーンのパンツスーツについて、ホルトは次のように述べる。
「キャサリン妃がその赤いスーツを夜のイベントに着用していたことが、本当に素晴らしいと思いました。辛口テイストを試しているようで、Studio54の雰囲気も少しありました。キャサリン妃ご自身が情熱を注ぐプロジェクトの立ち上げに、まさに情熱の色のスーツを着用したのでしょう。妃殿下にとっては、大きな瞬間です。王室生活の新時代を示すものです」
また、ジュエリーブランドのエミリー・モーティマー(Emily Mortimer)の創設者でクリエイティブディレクターであるエミリー・フォスケットも、キャサリン妃のアクセサリーの変化に気づいたという。
「キャサリン妃はクラシックな見た目を維持していますが、フープピアスと大ぶりのイヤリングを愛用されています。間違いなく、より大胆になっています。パワフルで力強く見えることと、自分に何が似合うかをよくご存じです」
3人の母親でもあるキャサリン妃は、専門家や学生との対話のために、イギリスじゅうを飛び回っている。また、新しいプロジェクトのインスタグラムのアカウントも立ち上げている。

CHALKの「フローレンス」 Pool New-Reuters

「シェイピング・アス」で赤いアレキサンダー・マックイーンのパンツスーツを着用するキャサリン妃 POOL New-REUTERS

エミリー・モーティマー(Emily Mortimer)のピアスを着用するキャサリン妃 Peter Nicholls-REUTERS