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メーガン妃の発言「悪意ある虚偽」と証明できない…判事が一転、異母姉サマンサさんの提訴棄却

2023年04月03日 | 国際社会
4/2(日) 18:00配信


ヘンリー王子(左)とメーガン妃(2019年6月28日撮影)


 英国のヘンリー王子(38)の妻メーガン妃(41)が、異母姉サマンサ・マークルさんから名誉毀損と悪意のある虚偽で訴えられていた訴訟が棄却された。米フロリダ州の地方裁判所が先月30日、サマンサさんの提訴を却下したと複数のメディアが報じた。 


2021年にヘンリー王子と共に出演した米CBCテレビのオプラ・ウィンフリーとのインタビュー番組で「一人っ子」として育ったなどと話したことが悪意あるうそだとして、昨年3月に7万5000ドルの損害賠償を求める訴訟を起こされていた。  

妃は宣誓証言の中止と訴訟の棄却を求めていたが、今年2月に裁判所がこの申し出を却下していた。

しかし、米オンラインニュースのデイリー・ビーストによると、ハネウェル判事は一転して「メーガン被告は子ども時代の異母姉との関係について意見を述べているだけにすぎない」と述べ、被告の陳述は客観的に検証可能ではなく、虚偽であると証明はできないとし、サマンサさんの訴えを退けたという。

(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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最終更新:4/2(日) 18:35日刊スポーツ 













3/29(水) 22:01配信


Getty Images


昨年10月、新聞「デイリーメール」などを出している新聞社アソシエイテッド・ニュースペーパーズを違法な情報収集で提訴すると発表したハリー王子。

エルトン・ジョンや俳優のエリザベス・ハーレイらも原告に名前を連ねている。その裁判の審理が今週始まった。王子もイギリスにサプライズ帰国、裁判所に姿を見せた。 


現地時間3月28日(火)に法廷で証言した王子。ダイアナ元妃に対するマスコミの態度を見ていたことから「王室と私の関係は常に不安定だった」と語った。しかし王室が「不満は言わない、説明もしない」というポリシーを貫いていたことから「マスコミのそういう態度を受け入れるよう条件付けされていた」と説明、王室の姿勢を批判した。



Getty Images

王子は2019年にも彼の電話を盗聴したとして、新聞「サン」を出している新聞社ニュースグループ・ニュースペーパーズ(NGN)を提訴している。

証言の中で王子はNGNの盗聴についても言及、ここでも王室を批判した。「王室は間違いなくNGNの電話の盗聴について長い間私に情報を隠していた。近年、私が様々な法的アドバイスを受けたり代理人を立てたりして自分の主張を追求する中で明らかになった」。

2020年にイギリスからアメリカに引っ越したことで「自分の周りのバブルが弾けた」、つまり王室が自分から情報を隠していたことを知ったと主張している。


王子はこの裁判を起こした理由に触れつつ、母国イギリスへの愛をアピール。「私がこの訴えを起こしたのは自分の国を愛しているからだ。アソシエイテッドの歯止めのかからない権力や影響力、犯罪性を懸念しているからだ」。

アソシエイテッドのジャーナリストたちが「犯罪者であることを、私が見た証拠は示している」と言い切っている。そして「イギリス国民は隠蔽工作の全容を知るべき。それを暴くことが私の義務だ」。

王子の意見は正しいけれどイギリスマスコミの反応は冷ややか。新聞「エクスプレス」などは「王室を離脱した王子が”自分の国を愛している”と言った」と皮肉っぽく報じている。

ちなみにアソシエイテッド側は盗聴を含む違法な情報収集を否定している。これから法廷でどのような攻防戦が見られるのか注目が集まっている。


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最終更新:3/29(水) 22:01ELLEgirl 













異母姉のサマンサ・マークルから名誉毀損で訴えられていたメーガン妃。裁判が棄却された。

By Yoko Nagasaka2023/04/02


メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)Karwai TangGetty Images


マスコミを通じてメーガン妃を批判し続けている異母姉のサマンサ・マークル。2022年3月に妃を名誉毀損で提訴、7万5,000ドル(約1,000万円)の損害賠償を求めていた。

サマンサが問題にしていたのは2021年3月に放送されたオプラ・ウィンフリーのインタビューや2021年8月に出版されたヘンリー王子とメーガン妃に関する非公式の伝記本『自由を求めて』。

妃はオプラとのインタビューで「ひとりっ子として育った」とコメント、サマンサとは親しくなかったと示唆した。また自分がヘンリー王子と交際し始めてから姓をそれまでのグラントからマークルに戻したとも。

また『自由を求めて』はジャーナリストでメーガン妃と親しいオミッド・スコビーとキャロリン・デュランドが執筆したものだが、この中には「サマンサのような問題」という章がある。

「妃とは子どもの頃親しかった」と主張してきたサマンサはこれらが名誉毀損に当たると主張していた。


サマンサ・マークル(Samantha Markle)Aflo


この裁判が棄却されたことが明らかになった。サマンサが訴えを起こしていたフロリダ州の判事は「ひとりっ子として育った」という発言は「偽りだと証明できない」と判断。

「理性的な視聴者ならわかるように、妃が単に自分の子ども時代や異母姉との関係について意見を述べているに過ぎない」とコメントしている。

また『自由を求めて』は妃が執筆した本ではないことから「妃が責任を負うことはできない」とした。雑誌『ピープル』などが報じている。

同誌によるとサマンサには再提訴する機会が与えられている。諦めるのか、それとも再び訴えるのか注目したい。

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