理想国家日本の条件 さんより転載です。
2021年04月25日 バイデン氏、オスマン帝国によるアルメニア人虐殺を公式認定
ジョー・バイデン米大統領はオスマン帝国時代のトルコでアルメニア人が虐殺された事件を「ジェノサイド」として公式に認定した。大統領の声明は米ホワイトハウスのサイトに掲載された。
米ウォールストリートジャーナル紙は政府の消息筋による証言をもとに、ジョー・バイデン米大統領がオスマン帝国時代のトルコでアルメニア人が虐殺された事件を「ジェノサイド」として公式に認定する方向で調整を進めていると報じていた。
バイデン大統領の声明はホワイトハウスのサイトに掲載された。
毎年、この日に我々はオスマン帝国時代のアルメニア人ジェノサイドで犠牲になった全ての人の命を思い出し、こうした悪行を繰り返さないことを再び責務としよう。1915年4月24日以降、オスマン政府はコンスタンティノープル(現在のイスタンブール:スプートニク日本編集部)にあったコミュニティで活動していたアルメニア人の知識人や指導者を逮捕し、150万人が強制移住させられた上に、民族浄化運動の枠組みで殺害されたか、または毒殺された。我々は起こってしまった災難が二度と歴史によって忘れられないよう、「メツ・エゲルンMedz Yeghern」(偉大なる悪行)の犠牲を記憶にとどめよう。
バイデン大統領によると、ジェノサイドを生き延びたアルメニア人の多くは「米国を含む世界各地で新たな住まいと生活を探さざるを得なかった」という。
アルメニアの人々は力と忍耐力を持つことから、生き延びた挙句に自らのコミュニティを取り戻した。過ぎ去った数十年の間にアルメニアの移民は様々な形で米国を豊かにしたが、彼らは非劇的な歴史を決して忘れることはなかった。その悲劇により、彼らの祖先は私たちの岸辺へとたどり着いたのだ。我々はその歴史を偲ぶ。我々はこの痛みを知っている。我々は歴史を忘れない。
このようにバイデン氏は記し、歴史の過ちを繰り返さないことがジェのサイト認定の目的であると説明した。声明には、「米国の人々は106年前に始まったジェノサイドの結果として犠牲になった全てのアルメニア人の記憶をとどめる」と記されている。
ドナルド・トランプ前大統領はトルコとの関係悪化を危惧し、アルメニア人虐殺の認定を拒否していた。トランプ氏はこの事件について、アルメニア語の表現「メツ・エゲルンMedz Yeghern」(偉大なる悪行)や、「20世紀最悪の大規模犯罪」といった表現を使用したが、「ジェノサイド」と呼ぶことはしなかった。一方、米連邦議会は2019年、オスマン帝国によるアルメニア人の虐殺をジェノサイドとして認定する決議を採択していた。
バイデン大統領のジェノサイド公式承認を受けて、アルメニアのニコル・パシニャン首相はバイデン氏に書簡を送り、ジェノサイドの公式承認を歓迎する旨を伝えた。また、米国やフランスのアルメニア人コミュニティはジェノサイド公式認定を歓迎するコメントを次々と発表している。
続き
https://jp.sputniknews.com/world/202104258344159/
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中共政府による東トルキスタン(ウイグル人)、チベット、南モンゴルへの「ジェノサイド」認定もしなければ・・南京大虐殺も・・