江夏正敏の闘魂メルマガ vol.198
2023年5月16日発行
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江夏正敏 幸福実現党 幹事長のオフィシャルブログ
http://enatsu-masatoshi.com/
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1、江夏正敏の「闘魂一喝!」
「大阪の高校完全無償化は国民を幸福にする政策なのか」
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5月9日、大阪府は公立、私立を問わず、所得制限のない高校授業料の完全無償化に向けた素案を発表しました。これは、吉村知事が4月の知事選で公約として掲げていたものです。
教育無償化と聞いて、喜ばれている大阪府民の皆様は多いとは思いますが、本当に府民の皆様を幸福にする政策かどうかは検証すべきです。
ということで、今回のメルマガは、教育無償化の是非について述べていきます。
●教育無償化を進めている維新の会。
日本維新の会は“参院選2022”の中で「全国に先駆けて大阪が進めてきた高等教育無償化、幼児教育無償化、給食費無償化をはじめする未来への投資を国においても推進し、全国展開します」という政策を掲げていました。
つまり、大阪で実現しようとしている政策を全国に展開するということです。
その大阪維新の会は「保育無償化、幼児教育無償化、小学校給食無償化、中学校給食無償化、私立高校授業料無償化、公立高校授業料無償化、大阪公立大学無償化、大阪公立大学大学院無償化」と
大盤振る舞いの無償化を実現しようとしているのです。
●教育無償化は教育レベルの低下を招く。
教育無償化をしても、教育内容が悪くなれば元も子もありません。「授業料がタダなら、教育のレベルが低くても許されるので、教師はもっと楽ができる」という安易な方向に流れる恐れがあるのです。
教師に対して、「もっとサボってもよい」というメッセージを出しているのと同じだからです。(もちろん、真摯に教師業をされている方が多いことは存じ上げています。ここでは構造上の問題を取り上げています)
有料であればサボれません。都市部の家庭では、年間百万円以上の高い授業料を払ってでも、私立の中学や高校に子供を入れたがります。
生徒一人から年間百万円以上の授業料を取っていて、もし教育の内容が悪ければ、親は黙っていないので、教師は真剣にならざるを得ないのです。
また、高いお金を出して塾に通う子どもが増えています。それは、公教育(必要経費を除く、授業料はタダ)の内容に満足していないからでしょう。「タダだからよい」というわけではないのです。
「タダと言ったって、やる気はないのでしょう。授業のレベルが低く、学級崩壊を起こしたり、いじめを起こしたり、道徳的な退廃を起こしたりしている」という感じで保護者から見られるのではないでしょうか。
●教育無償化は社会主義・共産主義の発想そのもの。
このように、教育無償化は「悪い教育ではあるが、税金を投入してタダにするから、我慢しろ」となりかねません。本当は、国民は「お金を出してでも良い教育を受けたい」というニーズがあるにもかかわらず、単にタダにしようとしているのです。
さらに、無償化して、全部国が決めたとおりの教育をすれば、「多様性」というものがなくなっていきますから、「社会主義的人間」ができていくでしょう。そして、子供を国家で管理することになります。親がいなくてもよくなるのです。
これは、マルクスが狙っていた教育です。マルクスの『共産党宣言』では、「教育の無償化」ということを、はっきり言っています。そして、この教育の無償化は、結果的に教師にとってサボれるようになってしまうのです。
その結果、日教組が喜ぶ教育現場となっていきます。そして、公教育に不信感を抱く保護者が多くなり、私立や塾に多額のお金を払っていく人が後を絶たなくなるでしょう。
維新の政策では、私立や塾もタダにしようとしています。恐らくタダにしたところは全体的にレベルが下がっていくと思われます。実際上、これは公教育を筆頭に教育全般が“破産状態”になっていくでしょう。
企業で言えば「破産しているところに、どこまでお金をつぎ込むか」ということです。
単に教育無償化にお金をつぎ込むのではなくて、その前に公教育のリストラ、イノベーションが必要だと思います。
●国民は教育の質を求めている。
学校を全部タダにする必要などありません。あれだけ学費が高い私立に行きたがる人がいるのですから、無料にまでする必要はないでしょう。本当は、国民の皆様は、よい教育を求めているのです。中身さえよければ、お金を出しても良いと思っているのです。
「いじめ事件」などが起きると、しっかりした学校に子供を行かせたくなります。つまり、教育費は「安ければいい」というものではないのです。場合によっては、費用の高い方へ行きたがります。やはり「教育の質がいいかどうか」が大事なのです。
「教育無償化」は、税金が余分に要るようになるだけです。「いじめがなくて、教育内容がいい学校であれば、授業料が高くとも別に構わない」という国民は多いと思います。
●義務教育を有償にする学校があってもよい。
逆に、義務教育のところも含めて、十校に一校でも良いので、無償ではなくて有償にすることもあり得ます。有料でもよい学校を実験的につくってみる価値はあります。公立校の十校に一校でもよいので、「どこから通ってもよいが、お金を取る」という学校をつくります。
「お金をもらう」となると、当然、責任が発生します。ひどい授業をやっていたら、お金をもらえません。だから、教える側はプロにならざるをえないのです。タダだったら、プロにはなりません。
タダになれば、学校で、一日中、子どもたちが話をしていても、自習をしていても、遊んでいても、いじめが行われていても、先生は何もしないマインドになりやすいでしょう。何しろ「タダ」なのですから。
このように、「保管している子どもたちの遊び場として、学校を開放しているだけ」ということであれば問題です。教育無償化で、お金をばら撒くことのほうにばかり目が行って、内容のほうに目が行っていないのではないでしょうか。
●少子化対策は公教育を良くすること。
少子化対策として教育無償化が叫ばれていますが、学校と塾のダブルで費用がかかりすぎているから、少子化が進んでいると言えます。少子化対策には、教育無償化ではなく、公教育を良くすることが必要なのです。
●国家が国民の面倒をすべて見れば、家族制度は崩壊する。
教育無償化が進めば、親の面倒を見ない子どもがたくさん出て、あとでさらにツケが回ってくることになります。昔は、「働いてお金を工面し、積立し、質素倹約して、子どもの教育費を出す」ことは親の生きがいでもあり、最高の喜びでもありました。
子どもは親に対し感謝します。それが、子どもが大人になってからの労働意欲となり、晩年の親孝行、報恩の心の源泉になっていました。逆に、教育無償化は、国家が子どもの面倒を見ることになるので、国家が「産み捨て」を奨励しているようなものです。
そして、産み捨てられた子どもたちは、国家が面倒を見なければなりません。また、年を取った方も国家が面倒を見ることになります。つまり、「産み捨てられた子どもは国家が面倒を見、そして、産んだ親のほうも国家が面倒を見る」ということになります。
これは国家として成り立たない考えなのです。このように、教育無償化は有難いようですが、実は「親が捨てられることがいっそう決定的になり、早くなった」ということです。
また、その循環から言えば「なぜ、結婚して子どもをつくり、努力して育てなければならないのか。やがて親である自分を捨てることが決まっているのに」という気持ちになってきます。
教育無償化を進めた結果、親不孝者が増えるので、現実には、子どもの数が増えるのではなく、むしろ、「子どもは産む必要がない」という少子化に流れることも予想されます。
●「授業料の無償化」は教育に対する責任の放棄。
とにかく「一律タダにすれば、それで教育がよくなる」というような考えは、責任の放棄です。
「貧しくても、教育を受ける権利がある」ということ自体は大事なことではあるけれども、「収入があろうがなかろうがタダにする」というような考え方は、あまりにも大雑把すぎるし、教育に対する尊厳を捨てたような感じがします。
タダにしてお金を取らない部分は、結局、すべて塾や予備校の費用に替わっていくだけでしょう。「『教育は塾や予備校でやってください』という意味で、学校はタダにします」というのが本音であるのだったら、学校の存立自体の問題になるだけです。
今の教育無償化の議論は、国家社会主義に向かっているだけで、国の発展・繁栄、国民の幸福には程遠いものです。税金のバラマキではなく、教育の質を高め、国民の多様性に合った自由主義的な教育政策をなさねばなりません。
そのためには、無駄な予算を省き、限られた予算で優先順位をつけることこそ政治の仕事であると考えます。
●教育無償化は“バラマキ”であり国民への買収ともいえる。
誤解が無いように付言しておきますが、経済的な問題で学業を続けられなくなる人に対して、セーフティ・ネットとして、一定以下の所得層について何らかの援助をすることは必要なことです。
問題は「授業料を払える人についても、払えない人についても、一律にタダにする」ということです。ただでさえ、「財源がない」と騒いでいるときに、このようなことをするのは、「選挙用のバラマキ」でしかないとも言えるのです。
今まで有料だったものを無料にしていけば、恩恵にあずかった方々は、票を入れるようになるでしょう。国民への買収という観点も知っておかねばなりません。
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2、編集後記
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教育無償化は「共産党宣言」に書かれているように、共産主義の考え方なのです。
基本的に、共産主義の考え方は、国が衰退していくのです。
“維新の会” は、もう少し政治哲学から政策を考えるべきだと思います。
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◆ 江夏正敏(えなつまさとし)プロフィール
1967年10月20日生まれ。
福岡県出身。東筑高校、大阪大学工学部を経て、宗教法人幸福の科学に奉職。
広報局長、人事局長、未来ユートピア政治研究会代表、政務本部参謀総長、
HS政経塾・塾長等を歴任。
現在、幸福実現党・幹事長。
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「コロナで家族を失ったように放送」 NHKのVTRに遺族が反発 https://t.co/n786hncUM3
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) May 16, 2023
お役にたてるかどうか分かりませんがこちらでよければどうぞ。 pic.twitter.com/vXdBgXCDpw
— まさ (@masako012086) May 16, 2023
鵜川さんの元々取材時の動画と、実際の報道を交互に並べてみました
— まったま (@xjR1BqbrppuegLj) May 15, 2023
「ワクチン接種後に母/父/夫を亡くした」が正しいのですが、”ワクチン”という言葉を省くことで、コロナで亡くなったような見せ方の編集です
事実と異なることが報道されています pic.twitter.com/RJk9E31nhV
詳細は省くが、現在、ボールはNHKにある。早期に適切な対応がなされることを切に望む。
— 青山 まさゆき (@my_fc1) May 16, 2023
「コロナで家族を失ったように放送」 NHKのVTRに遺族が反発:朝日新聞デジタル https://t.co/jc5JKFqjcq
いかんね、これは。1分5秒の映像で、ワクチン死亡遺族の方のコメントをあたかも「コロナ死亡遺族」のように編集したこと。ワシみたいな野良ライターがここは叩くしかないですわね。正直、一生分のカネはあるのでワシは自由になんでもできる。NHKめ、お前ら叩くぞ https://t.co/n9wq2bX6os
— 中川淳一郎 (@unkotaberuno) May 16, 2023
【ワクチン接種後死亡隠蔽に加担したNHK】
— ꉂ⍢⃝☺︎꒡̈⃝⌄̈⃝¨̮白雪姫ちゃんまぁ◟⌣̈⃝◞✨子供達のマスクを外してあげ隊 (@X9hQmv) May 16, 2023
ワクチン接種後死亡遺族の取材を、まるで新型コロナで亡くなったかのように編集し報道した《国営放送NHK。》
腐ってる、こんなの国営放送じゃない!!!! pic.twitter.com/LdoeUeM4mO
ワクチン接種後に亡くなったご遺族を出演させ、コロナで亡くなったように編集した今回のNHKの偏向報道は、もっと多くの人に知ってもらうべき。。
— 野中しんすけ@ただの看護師 (@nonaka_shin) May 15, 2023
ある意味3年間のメディアの“あり方”が集約されたような1分間映像。。最低です。
世界中でターボ癌が勃発中!「真犯人」は新型コロナワクチンの中に隠れている
— 連新社 (@HimalayaJapan) May 15, 2023
ファイザー社とモデルナ社製新型コロナワクチンは、共にDNAが混入されてある。製造ミス?故意の添加?メッセンジャーRNAワクチンとは、ワクチンではなく、遺伝子組み換え製剤である。… pic.twitter.com/wZfE70gN4v
🔴【必見】沢山の方がツイートしている鹿先生はらわた煮えくり返って吠えてますな 全文文字起こしも有り!
日本だけでしょうね。そんなに超過死亡が続けて上がっているのは。
外国から見たら「バカじゃないの」と。
「明らかでしょ。打ってるから、感染爆発、打っているから死ぬんですよ」と。
「完全にバカ状態ですよ」
何でね? こんな嘘ばっかり、つき続けるのだろうか?
過去の嘘がバレたくないからなんですね。
「だから永遠の嘘」
「永年の嘘をついてくれ」とかね。
という歌があったような気がしますけど。
そんな感じでね、永遠に騙せば嘘じゃなくなる、と。
「ふざけんじゃないよ!🔥」という話ですよ。
またお願いいたします。さようなら
<完全にバカ状態です>政府マスコミの嘘の本質 「ふざけんじゃないよ!」 鹿ドクター(ニコニコ動画)
— ルパン小僧🍑💍kuu331108 (@kuu331108) May 15, 2023
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日本だけでしょうね。そんなに超過死亡が続けて上がっているのは。… pic.twitter.com/hcmXeLig4W