箴言集 「病の時に読む言葉」 大川隆法 著
「病の時に読む言葉」⑥ 愛してきた人たちのことを思い出そう。
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考える時間が多くなると、今までの行いや考え方で良かったかどうかの点検ができるようになりますね。
そこで、愛してきた人たちへの愛は与え切の愛だったか、それとも見返りを求めていた愛だったかの点検が必要になります。
その点検をするためには、自分の心は自己中なのか、それとも他人のためにと奉仕で生きてきた心かが判定基準になりますね。
この世がすべてと考えていたならば、損になることはしなくなります。楽しく自己中で暮らした方が(他人の迷惑を顧みない生き方が)得になる人になります。ま嫌われる人物になりますね。
反対に、死後の世界があり、生きている時の考え方や行動のあり方によって、天国へ行くか地獄へ行くかの判定がされるとの教え(仏法真理)を信じたならば、おのずと自己中ではなくなります。そして、油断をすると自己中になる自分を発見し、コントロールする努力をするようになります。この努力が精進と言われるものです。
この精進を酢漬けると、人徳のある人間へと作られてゆくのですね。