今朝事務局からニュースが入っていました。
昨年行った歴史ウォークの第2弾です。その日は10月21日(土曜)です。
昨年は紀ノ川上流域に設置された小田井堰も特別枠で用意し、メインコースは少し下った昔、桛田荘(かせだのしょう)といわれたところの河岸段丘の高い位置に作られた小田井について、交差する多数の河川をサイフォンや伏越、渡橋(渡井)というさまざまな技法で貫流させた才蔵の土木技術を学びました。最終地点の龍之渡井では、現在の水準器を使って、才蔵が開発した水盛り台の正確性を体験することもできました。
さて今年は小田井の西方、紀ノ川護岸に近い低い位置を通した藤崎井と小田井を歩いて両者を一度に体験し、また、会力の事務所ではジオラマでより地形的な意味も体験できる内容となっていて、とくに水量不足で水戦争も絶え間なかった名手や粉河などに多大の受益効果があった意味合いを実感できることになると思うのです。専門家の解説が楽しみです。
関心のある方は是非参加申し込みを。
また、大畑才蔵ネットワーク和歌山のHPをちょっと覗いてもらうと、いろいろ新しい情報が魅力的となりました。才蔵の用水路(現状)をドローンで撮影した動画もリンクで見えます。世界灌漑遺産登録も近々期待されています。
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