BRILLIANTから「バリトン・サックスフォーンによるチェロ組曲」(93637)が出ていたので、聞いてみました。Henk van Twillertという人の演奏です。ジャケットの雰囲気が怪しげだったので、どうしようかと迷っていたのですが、安かったので買いました。チェロ組曲は、以前にも他の楽器で演奏したものがありましたが、このCDは非常に聞きやすく感じました。本来のチェロの演奏は確かに重厚ですが、一見、同じようなリズム、旋律が長時間続く為、やはり全曲を一度に聴くには気合が入ります。このサックスフォーンによる演奏は、音がクリアで、この曲の全体像がつかみやすいように思います。また、ずっと聞いていても不思議とあまり退屈な雰囲気にならず、最後までさりげなく、自然に聞けます。チェロ組曲は一度、他の楽器での演奏を聴いてから、本来のチェロでの演奏を聞きなおすと、もっと理解が深まるように思いました。バイオリンやチェンバロで編曲して弾くとどんな感じになるのかとふと興味が沸きました。
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