温泉大好き ( ラムネ色の空を見上げて )

2011年06月20日 20時41分31秒 | 旅行

6月16日から温泉に行って来ました。

いつものように下の娘との二人旅。

水、木、金と大学が休校だと言う。もう少し早くいってよ~~。

そうしたら水曜日(15日)から温泉行けたのに~と言いながら

インターネットで検索して木曜日(16日)からホテルか取れたというわけです。

土日も入れると、4日間、 行ってこれます。

今回は北湯沢の名水亭と言う所にしました。

ここは6,7年前に行ったことが有りますが 経営が大手観光会社に吸収されたと聞いてます。

どんなかな?と思ってましたが結論から言うと、良くなってました。

従業員の対応も良く教育されてましたし 内装もリニュアルされて明るくなった気がしました。

 

札幌からはだいたい3時間強くらいの行程ですが休み休み5時間くらいかけて行きました。 

行く時は、中山峠を通っていきました。

函館に桜を見に行った時はまだ雪が有り吹雪いていたのに。

すっかり雪は融けていました。 

中山峠から見た羊蹄山。残雪があって、富士山みたいでしょう。

蝦夷富士と呼ばれる所以です。

この中山峠にあるクレープ屋さんでクレープが食べたいと言います。で

食べました。

娘がバナナクレープ、私は苺クレープ。

娘が言うには生クリームがいっぱい入っていて美味しいと。

羊蹄山、アップしてみました。美しいでしょう。 自慢してます。

空は青空、この季節の北海道は、五月晴れ(もう6月だけど)で雲一つないこんな日が多いのです。

九州は集中豪雨と言うのに申し訳ない気がします。

北海道に夏の空はいうなれば青色にもっと清涼感を加えた ラムネ色の空と言う方がぴったりかも。

美しい空を見てるだけでも癒されます。

 

この季節もし北海道にいらっしゃったら、先ずぜひ空を見上げてみてください。

北海道の夏の空は爽やかに心癒す美しいラムネ色なのですから。

 

さてそうこうしているうちに北湯沢につきました、

川底が温泉のせいでしょうか?

湯花のカルシウムが石灰化したのでしょうか?

白絹の床(とこ)と言われています。

ここは、同じ経営のホテルが3か所あり、

それぞれの間をシャトルバスが15分置きに運行されており どのホテルの温泉に入ってもいいんです。

当然温泉の梯子をします。

それぞれのホテル、それぞれ特徴あり泉質も微妙に違うらしい。 楽しいですよ。

ホテル9階からの眺め。 窓がね全開するんですよね。

まさか自殺者はいないと思いますが、下はコンクリート…。いいのかな~。

高所恐怖症の私としては気になります。  

 3日もいるとこんな日も有ります。

だ~れもいない露天風呂、左となりとAM4時に男女いれかわります。

 

3日間、温泉三昧やって体を良く温めてすっかり癒されて帰って来ました。

 

帰りは近くに滝が有ると言うので寄って見ました。

余り大きな滝ではありませんが

とても清涼な水が流れてました。

三階の滝と言うのですが

一番上がどうしても撮れません。

でもマイナスイオンはタップリあびること出来ました。

このすぐそばには甘露水があります。

もちろん汲んで来ました。 ご飯を炊いてみたらとても美味しかった気がします。

道は真っ直ぐ、気持ちが良い。

「良い旅だったね~、天気、良かったし お風呂は良かったし。」

「お母さんの普段の行いが良いから。」 「いやいや○ちゃんの心がけが良いから」

お互い、ほめあって、おだてあって、  ドライブは続きます。 

道路脇に牛さん出現。

ここの牛はストレスないかも。 のんびり草を食んでる。

なんとなくこちらを見てる牛も、暇そうな人間だな~~。何やってるんだ~。

って、言われてるみたいで、なんかこちらが見られてるみたい。

この付近では何処へ行っても羊蹄山がみえます。

この先で羊蹄山の麓を回り京極へ寄って行こうと言う事になりました。 

京極にはこの羊蹄山から噴き出した水の公園があるのです。

名前もそのまま 『京極吹き出し公園』 といいます。  

水が何万トンも 噴き出してます。

冷たい水が凄い勢いで噴き上げていて、ここの水で入れたコーヒーは

もう文句なく美味しいのです。

沢山の人が水を求めてやって来ます

 

真夏の暑いときでもクーラーの中に居るように涼しく カーディガンを羽織らないと寒いくらいです。

これで羊蹄山を離れ一路札幌を目指します。

いいな~。こんな大きな畑がほしいいな~。

 何処から見てもこの形。真上から見たらきっと羊の蹄の様な形をしてるのかな~。   

なんて思いながら、家に辿りつきました。

 

 

  今日のありがとう 

とても気持ちが癒された良い旅でした。

体もぽかぽか免疫も増えた気がします。

丁度日曜日に戻りました。

父の日でした。

考えてみると旅行に行くのもお金がかかります。

夫が元気で働いてくれているから旅行にも不自由なく行けるのだと思うと

やっぱり夫には感謝しなくてはいけません。

ありがとうございます。

m(__)m

一回 素直に言っておきたかったのです。(*^_^*)

 

 

 

 


北海道の富士、 羊蹄山

2010年09月01日 09時15分36秒 | 旅行

今回二股ラジウム温泉に行くに当たってどうしても寄り道したかった所があります。

それで、最初から山側を通る国道230号線を通って定山渓、中山峠方面から、長万部に抜けようと思ってました。

前日のゲリラ豪雨で山側の道は崖削れをおこしている所もあるらしく、

夫が、「危ないから国道36号線、高速道路を通って行くように」と言う。

「ハイ」と素直にこたえる。

私が素直に「ハイ」なんて答える時は「ハイ」じゃあないって事に夫はまだ気付いてない。

蝦夷富士と呼ばれている羊蹄山です。

この山に会いたかった。

この山は、蝦夷富士と呼ばれるように、

形がとても美しく、周囲に連峰などの仲間の山がない単独山です。

 

中山峠からの羊蹄山です。

右の黒矢印のが羊蹄山、左の赤矢印は恵庭岳といいます。

並んでいるように見えますが、恵庭岳の方がはるか手前に有ります。

秀麗な形の山でしょう?

 中山峠を通り、

喜茂別から見た羊蹄山です。

ここから右に大きく折れ曲がり、羊蹄山の周りを行く道を通ります。

運転は二人の娘が交代でやってくれます。

全く極楽です、

ここは留寿都、ルスツ公園と言う遊園地があり、おしゃれなホテルもありますが、閑散としていました。

不景気なんですね。

ジェットコースターとかも有り、「寄って行く?」って娘に聞いたら「いやいい。」って。

羊蹄山の形が 左右対称ではなくなってきました。

 

高さ1898mの成層火山で、約一万年前に3回の噴火により流れ出した溶岩によって作られた、とあります。

周りにはあちこち湧水が湧き出ていて、とても美味しい水が飲めます。

でも今回は、目的地に早く着きたいので、京極と言う湧水地もすべてパス。

洞爺湖もパス。

車の窓から撮った洞爺湖。

左端に写っているのは洞爺湖の中之島。  

バイバイまたね

ぐるっと4分の3廻った所で羊蹄山からは、離れ一路長万部を目指します。

行きはここまでです。  

                                 

 

帰りは、黒松内を通って帰ります。

まるっきり来た道とは反対側です。

黒松内の道の駅でピザとアイスクリームを食べました。

今は、近代的な道の駅が、どこにでもあり、おしゃれで清潔な施設なので安心して、利用できます。

まるっきり文明のない所に居たので、ピザもアイスクリームも美味しくって写真を撮るのを忘れて

三人で、ペロッと平らげてしまいました。

やっぱり便利に慣れてしまった私たちには、

辛い4日間でした。……かも。

帰りの羊蹄山。

まるっきり来た時と反対から眺めています。

羊蹄山の左側に、白い矢印が昭和新山、赤い矢印が有珠山です。

地理の弱い私は、何故、有珠山や、昭和新山がこの方向に見えるのか、今もって不思議なんです。  

方向的には、羊蹄山の右側に見えると言うのなら分かるんだけど… 

 恥ずかしいから娘にも言えません。

ニセコ付近の羊蹄山、

雄大な羊蹄山とも これでお別れです。

また来ます。

北海道には、自然が一杯。

皆さんも一度いらっしゃいませんか?

 

 

 


何にもない二股ラジウム温泉

2010年08月31日 11時06分10秒 | 旅行

本当に何もないのです。

 

温泉入って、ご飯を食べて、寝るだけ。

湯治をしている人は、一日8時間お風呂にはいるそうです。

私たちは朝起きて食事前にお風呂に入り食事後は散歩をしました。

なにせ隣町はブナの北限、黒松内なのです。

ここ、二股ラジウム温泉にもブナ林があると言う事なのですが

どれがブナなのか…

空がきれい

 

これがブナの木なの?

これ?

これ?   分からないね~

でも空気は美味しいし、空はきれいだし言う事ない。

こんな所にみの虫が…。

 こんなに一杯樹木があるのになんでこんな道路沿いのフェンスに…。

どこにでもへそ曲がりはいるのね。

 

これは太古の昔の石灰華か?

岩肌にびっしり草木をまとい、普通の岩盤と変わらなくなってしまってます。

歴史を感じます。

ここが二股なんて名前のつく前から、こんこんと湯は流れ出し、

石灰が蓄積していたのかも知れない。

熊が出そうなほど、下に下りてきてしまった。

 お宿に帰ろう。

木の陰に茶色く見えているのが、石灰華ドーム。

どこまで行ってもやっぱりドームの全体は撮れそうにない。

山アジサイ(のりうつぎ)が木に巻きつき、つるを上に伸ばしている。

普通にウドがなってるし、”ウドの大木”化している。

ここは自然が一杯。

文明の利器は通じない所。

娘が一言、 アイスクリームが食べたい。

 

 

 

 

 


二股ラジウム温泉。

2010年08月30日 17時17分03秒 | 旅行

北海道南、長万部(おしゃまんべ)にある二股ラジウム温泉に行ってきました。

 

国道5号線を長万部の途中から横道に入り山道をクネクネと行くこと40分余り、

運転していた上の娘が「熊さん出て来たらどうする?」と言ったら

「熊が出て来たら”熊さん”なんて悠長な事言ってられないよ」と下の娘の突っ込み。

今にもモノのけが出てきそうな道を3人で、ゆるゆると進んでゆきようやく着いた。

平成13年に全面改装をして現在は、自炊する人もなく、湯治客は3食付きだそう。

それにしても何にもない。 

おまけに携帯電話が通じない。

娘二人は早くも後悔している。

とにかくまずはひと風呂。

お客があまりいなく閑散としていて、カメラを持って行っちゃった

これはお湯の色(薄茶)と、白く浮いてるのは湯華。

お湯の温度は、36℃と38℃、40℃、と幾分ぬるめ。

すごいのは、石灰華。

 

 全体をとらえる事は出来ないのが残念。

半日も温泉湯に当てておくと、石灰華が付着して、立派な花瓶ができあがるらしい。

高さは見えないので分からないが下に見える川までの距離を考えると

やはり100メートル以上は石灰華が堆積しているのではと思います。

このラジオシンターが微量の放射能を発して身体に何らかの良い影響があるらしい。

 

世界広しと言えどもアメリカのイエローストーンと二股の2か所にしかないと言う石灰華ドームなのですが・・・。

でも14,5個あるお風呂のうち、女性が入れるのは4個だけで、ほとんどは男女混浴なんです。

当然、男性しか入ってない。

今時混浴なんて、ありえないと思うのは私だけかな~~

 それでも、次の日は混浴風呂と男性風呂の一部が清掃日でラッキーな事に誰もいないから写真が撮れました。

浴槽をかたどってる木肌が石灰化していて、石で作ったようになってます。

 

このドームの上に女性風呂と男性風呂の一部があります。

写真を写していると

突然、大量の水(プールの温泉水)が流れてきて、

暗闇になってる川へ一挙に流れて行きます。

なんだか真っ暗で怖い。

でも川を挟んだ対岸は、ブナをはじめとする雑木林です。

女性風呂から見た川底です。

高さはやはり100メートル以上はありそうです。

ドームの上にちょこんと乗っかっているようで、怖いです。

今回はなぜか人数が少なかったのですが、

いつもはもっと多いので写真なんか撮れなかったと思うんですよね。

ここで湯治している人の中には、ガンの人も沢山いるそうです。

どういう作用かは、分かりませんが、治る人が沢山いるそうです。

 

このドームの上の右側に女性風呂があります。

混浴風呂からはまともにこの堆積ドームのラジオシンターが浴びれるのは羨ましいな~って思ってました。

そうしたら、最後の日、

夜9時頃、もう混浴風呂が真っ暗で(ここは最後の人が電気を消すようになってます。)

誰も入っていないのです。

娘2人私の3人で行ってみようか? と言うことになり、

階段をこわごわ降りていきました。

誰もいなくて、大きなドームが眼の前にあります。

私は、胸一杯に深呼吸をして「ラジオシンター、貴方に会いに来たのよ。

あなたが持ってるエネルギー私にも分けてね」って、

何回も何回も深呼吸してきました。

最後に混浴風呂に入れて大きなドームの壁に対峙出来て良かったです。

一杯のラジオシンターを浴びれました。

帰ってきてから異変が起きました。

体中がだるく、日曜日は起き上がれないのです。

今日の月曜日には楽になりましたが、何にも運動してないのに、どうしたことか?

普段では考えられない身体の反応です。

これが世に言う”好転反応”かとつくづく思いました。

違うとしても、良く解釈しちゃいます。  

 

 

 


恋人岬

2010年08月20日 09時47分00秒 | 旅行

 

昨日、秋茜が羽根を休めているのをみつけました。

北海道にもいよいよ秋がやって来ます。

私は子供の頃、赤とんぼをお嫁さんトンボって呼んでいました。

きっと赤くてきれいな様子で憧れていたように思います。

だから、この赤トンボを見ると良く追いかけて走りまわっていたように思います。

秋茜が秋になると赤くなるとは知らなくて秋になると別なトンボが飛んでくるのだとず~っと思ってました。

 

 

 グアムの丁度真ん中あたりに、『恋人岬』と言う所があります。

ホテルのベランダから写した恋人岬、

昔 昔、グアムの酋長にはとても美しい娘がいて、

彼女には酋長である親の決めたスペイン人の軍人の許婚者がいました。

 

でも彼女には、村の若者の恋人がいました。

或る日それが親にばれてしまい、

二人は手に手を取ってこの岬まで逃げてきました。

追っ手であるスペイン将校達がすぐそこまで、迫ってきています。

 

二人は、二人の長い髪をしっかりと結び合い、

この岬から飛び降りました。 

と言うことです。

 でもね~、私は思うんですよね。

この岬、途中で出っ張っていて、 ダイビングした時 ぶつからなかったのかしら?って

すぐとなりに絶好の断崖(?)があり、こちらからなら間違いなく海にダイビングできたのでは?って。

 今 ここは、年間数十組の恋人が愛を誓い、結婚式をあげるそうです。

 (人の自殺した場所で…

ちなみに日本人の名前もしっかりありました。

それでも

 

恋人岬、ロマンチックな事には変わりなく

日本人旅行客も沢山きてました。

ここからの夕陽はとてもきれいと言う話ですが生憎この日は

きれいな夕日は見れずじまいでした。