ヴェルレーヌ作

2009年10月31日 00時49分50秒 | 日記



◇落葉◇

秋の日の 
ヴィオロンの
ためいきの 
身にしみて
うら悲し

鐘のおとに
胸ふたぎ
色かへて
涙ぐむ
過ぎし日の
おもひでや

げにわれは
うらぶれて
ここかしこ
さだめなく
とび散らふ
落葉かな

-上田敏 訳『海潮音』より-


入院中、窓から外を眺めていたら、突如、 

秋の日のヴィオロンの ためいきの・・・と

浮かんできて、でも続きがどうしても思い出せず  

娘に「作者も思い出さないんだけど、 上田 敏の訳なの。何とか探してきて」と

頼んだものの、「ちょっと無理」と、言われあきらめていたら 、

退院してきて、お邪魔した ブロガーさんの所に グッドタイミングで ありました。

嬉しくなって許可も得ず 頂いてきちゃいました。 

いいですよね?Wさん、

 

 何故か 高校生の私を 思いだします。

仲よし4人組、何をするのも一緒で ・・・ 

たのしかったな~

そんな青春の一ページ 私にも あったのです。  


またまた入院でした( ^-^;)

2009年10月28日 09時57分25秒 | 愚痴
退院後、ず~っと起き上がるのも不自由で 寝ていても地の底に沈んでいくような、倦怠感があり
おかしいな~と思っていたのですが、 人間て、色々考えて中々行動出来ない時ってありますよね?
  今回がそうでした。
急性胃腸炎を起こして入院し、退院したばかりなのに また病院行くのは嫌だな~とか、
このままもう少し休んでいたら楽になるのでは、とか思っていたんですが、
起き上がれなくなってしまい、トイレに行くのも体中が痛く、はうような感じで これはヤバイかも・・・。
と思い それでも 必死に、車を運転して病院まで行き、「えーっ運転してきたのー」って驚かれ
そのまま入院し 三日三晩、意識朦朧状態で 三日間24時間点滴し、ようやく生き返ったって感じでした。

医者は認めはしませんが、処方された薬が合わなかったんだと思うんですよね・・・。薬疹もでてましたし。
でも病名は『原因不明の肝機能障害』 採血したら肝臓の数値が異常ですからね、すぐわかるんです。
でも、薬のせいとは言わないんですよねー。 なのに病院からの薬は即、ストップです。
私に言わせると「なんだよ~」と言う感じです。  
別に 責めたりしないのに。 どうしてこうなったか 真実を知りたいだけなのに。

娘が私の常用していた薬と今回処方された薬とを調べてくれました。
『ノルバスク』と言う薬がカルシウム阻害剤であり 今回胃腸炎で処方された『クラリシッド』とはマクロライド系の抗生物質で 
拮抗作用を起こしたらしいと言うことでした。


あのまま まだぐずぐず あの薬を飲み続けていたら、今頃はこの世にはいないかも知れません。
薬=安全な物 ではありません。 むしろ身体にとっては異物でしかありません。
そのことを痛感した出来事でした。

でも  私ダメなのかも・・・。  と思った時、なんか 私の人生をふっと顧みてしまいました。
 
自分で何の覚悟もなく、そのまま意識が遠のいて、感じる事もなく、 抗う事もなく、ただ死んでしまうと言う事もあるんだ・・・ と思ったら、
まだまだやりたいことたくさんあるのに死ねないって・・・。
私はたくさん宿題を残したまま、死ぬのは、いやだと思ったら、悔しくって・・・。



サイレント・キラー と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか?
高血圧を表す言葉で「静かな殺し屋」とか言われていますけど、高血圧の自覚症状のない怖さを物語っている言葉なのです。

今回肝機能障害(原因不明の)を患って、私は危ないんじゃないかと自覚した時、
このサイレントキラーと言う言葉が、頭に浮かんできて、ヒタヒタと 死が忍び寄るようで ちょっと怖いなと思いました。
でも負けない。 とも思いました。


数日経って口が聞けるようになってから
色々やり残してきたことがあって 気になることをあれこれ 娘に話していると、
「そんなんだから、ダメなんだよ。律儀すぎるよ。誰がぶっ倒れそうになりながら、ブログ書いてくる人いるのさ~。」って怒られました。

でも、いつもお邪魔しているブロガーさんが しばらく更新しなかったりすると、私は とても心配になるんですよね。
そして今回、私はひょっとしたら すぐ帰れないかも・・・と思って・・・ だから 「しばらく更新できないけど、心配しないで」と言いたかった。

今回は、異なる病でしたが 友達の事もあり 精神的にもまいっていました

                         

自分自身が、自分の中に作り上げたガンと言う病・・・。
友達が再発して、 戸惑う事も多いけど
どんな過酷な運命の中にあっても、 一個の自立した誇り高き人間として
自らの心と体を、 自らの人生と命を、 自らの希望と努力で、 明るく健やかに
乗り切って行こうと、 しっかり胸に刻み 退院してまいりました。

  これからもよろしく。  



少しの間 入院してました。

2009年10月19日 03時14分43秒 | 雑記
  妙に 納得した出来事。
人間、気力が下がっている時、自己免疫力も抵抗力も一緒に、最低だって事・・・。

ちょっと体調を崩してました。
経過をお話しすると長くなりますし まだ、それほど元気じゃありません。
疲れて居るところに食べてはいけない物を食べてしまい・・・ 情けない話しです。

嘔吐のし過ぎで 横隔膜が痛いです。
病院では絶食でしたので、痩せたのかな??と思いきや、何と全然変わってない・・・。
でも病気して、体重落ちても 体力が回復すると、すぐ元に戻るんですよね~
これも 納得済み

今はひたすら眠っています。
人間 こういう時って 全く どうしてこんなにも、良く眠れるのだろう?と言うくらい、良く眠ってます。

もう少ししたら また元気に活動させてもらいます。

 やっぱり 家は良いな~~こんな時間に起きていても誰にも気を使わなくてもいい。

でも また寝ます。おやすみなさい

雑感 = 秋の長雨

2009年10月11日 10時09分09秒 | 雑記
今日の北海道は、強い雨がふってます。 
これからは一雨ごとに 木の葉が色づき 朝夕寒い日が続き、冬へと向かいます。
我が家ではこの季節、ペチカに薪を焚き、暖をとります。
真冬はとてもそんなもんじゃ間に合いませんのでセントラルを作動させ家中を暖めます。

でも私は今の季節の薪の燃える匂いが好きです。
特に松の種類はいいにおいがします。
ご近所もペチカを設置しているお宅が何件かあり、松を燃やしているお宅は、いいにおいが漂ってきます。
我が家は今年白樺の木を2本、モミジや楓、それにいつの間にか生えて 植えてる木より大きくなった、柏などの雑木を4,5本切り倒したので、
薪には困らないのですが、松類はほんの少し木の枝を整理した分しかありません。
それが少し残念です。  

時々ペチカの中でアルミにお芋を包んで焼いたりします。
娘達は小さいころからやっているので驚かないのですが娘の友達が遊びに来たりしている時にお芋を焼くと皆一様におどろきます。
今の子たちは、お芋はお鍋か、電子レンジで料理するものと思っているみたいで・・・
でも遠赤で ほくほくで美味しく焼けるのですけどね~。

私はペチカの前に椅子を持ってきてじ~っと火を見つめているのもすきです。
コーヒーとか片手になんて言うとカッコイイ姿を想像するかも知れませんが、私がやるとそのまんまで、何の変哲もありません。

なんにも考えて居ないのですが、家族のものが居る時それをやると皆心配します。

何故か母親がそれをやると不安を助長するようです。

母親は常に忙しく動いていて当たり前なんだな~とつくづく思います。


今日はほんとにひどい雨です。 風もあるみたいで横殴りの雨が窓ガラスをたたきます。

寒そうです。  峠では雪が降っているらしい・・・。
雷も聞こえてきます。

今日は日曜日。   暖かくして友達のお見舞い行ってきま~す。

今日は絵文字、オンパレードの雑記です。