退院後、ず~っと起き上がるのも不自由で 寝ていても地の底に沈んでいくような、倦怠感があり
おかしいな~と思っていたのですが、 人間て、色々考えて中々行動出来ない時ってありますよね?
今回がそうでした。
急性胃腸炎を起こして入院し、退院したばかりなのに また病院行くのは嫌だな~とか、
このままもう少し休んでいたら楽になるのでは、とか思っていたんですが、
起き上がれなくなってしまい、トイレに行くのも体中が痛く、はうような感じで これはヤバイかも・・・。
と思い それでも 必死に、車を運転して病院まで行き、「えーっ運転してきたのー」って驚かれ
そのまま入院し 三日三晩、意識朦朧状態で 三日間24時間点滴し、ようやく生き返ったって感じでした。
医者は認めはしませんが、処方された薬が合わなかったんだと思うんですよね・・・。薬疹もでてましたし。
でも病名は『原因不明の肝機能障害』 採血したら肝臓の数値が異常ですからね、すぐわかるんです。
でも、薬のせいとは言わないんですよねー。 なのに病院からの薬は即、ストップです。
私に言わせると「なんだよ~」と言う感じです。
別に 責めたりしないのに。 どうしてこうなったか 真実を知りたいだけなのに。
娘が私の常用していた薬と今回処方された薬とを調べてくれました。
『ノルバスク』と言う薬がカルシウム阻害剤であり 今回胃腸炎で処方された『クラリシッド』とはマクロライド系の抗生物質で
拮抗作用を起こしたらしいと言うことでした。
あのまま まだぐずぐず あの薬を飲み続けていたら、今頃はこの世にはいないかも知れません。
薬=安全な物 ではありません。 むしろ身体にとっては異物でしかありません。
そのことを痛感した出来事でした。
でも 私ダメなのかも・・・。 と思った時、なんか 私の人生をふっと顧みてしまいました。
自分で何の覚悟もなく、そのまま意識が遠のいて、感じる事もなく、 抗う事もなく、ただ死んでしまうと言う事もあるんだ・・・ と思ったら、
まだまだやりたいことたくさんあるのに死ねないって・・・。
私はたくさん宿題を残したまま、死ぬのは、いやだと思ったら、悔しくって・・・。
サイレント・キラー と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか?
高血圧を表す言葉で「静かな殺し屋」とか言われていますけど、高血圧の自覚症状のない怖さを物語っている言葉なのです。
今回肝機能障害(原因不明の)を患って、私は危ないんじゃないかと自覚した時、
このサイレントキラーと言う言葉が、頭に浮かんできて、ヒタヒタと 死が忍び寄るようで ちょっと怖いなと思いました。
でも負けない。 とも思いました。
数日経って口が聞けるようになってから
色々やり残してきたことがあって 気になることをあれこれ 娘に話していると、
「そんなんだから、ダメなんだよ。律儀すぎるよ。誰がぶっ倒れそうになりながら、ブログ書いてくる人いるのさ~。」って怒られました。
でも、いつもお邪魔しているブロガーさんが しばらく更新しなかったりすると、私は とても心配になるんですよね。
そして今回、私はひょっとしたら すぐ帰れないかも・・・と思って・・・ だから 「しばらく更新できないけど、心配しないで」と言いたかった。
今回は、異なる病でしたが 友達の事もあり 精神的にもまいっていました
自分自身が、自分の中に作り上げたガンと言う病・・・。
友達が再発して、 戸惑う事も多いけど
どんな過酷な運命の中にあっても、 一個の自立した誇り高き人間として
自らの心と体を、 自らの人生と命を、 自らの希望と努力で、 明るく健やかに
乗り切って行こうと、 しっかり胸に刻み 退院してまいりました。
これからもよろしく。