北海道南、長万部(おしゃまんべ)にある二股ラジウム温泉に行ってきました。
国道5号線を長万部の途中から横道に入り山道をクネクネと行くこと40分余り、
運転していた上の娘が「熊さん出て来たらどうする?」と言ったら
「熊が出て来たら”熊さん”なんて悠長な事言ってられないよ」と下の娘の突っ込み。
今にもモノのけが出てきそうな道を3人で、ゆるゆると進んでゆきようやく着いた。
平成13年に全面改装をして現在は、自炊する人もなく、湯治客は3食付きだそう。
それにしても何にもない。
おまけに携帯電話が通じない。
娘二人は早くも後悔している。
とにかくまずはひと風呂。
お客があまりいなく閑散としていて、カメラを持って行っちゃった
これはお湯の色(薄茶)と、白く浮いてるのは湯華。
お湯の温度は、36℃と38℃、40℃、と幾分ぬるめ。
すごいのは、石灰華。
全体をとらえる事は出来ないのが残念。
半日も温泉湯に当てておくと、石灰華が付着して、立派な花瓶ができあがるらしい。
高さは見えないので分からないが下に見える川までの距離を考えると
やはり100メートル以上は石灰華が堆積しているのではと思います。
このラジオシンターが微量の放射能を発して身体に何らかの良い影響があるらしい。
世界広しと言えどもアメリカのイエローストーンと二股の2か所にしかないと言う石灰華ドームなのですが・・・。
でも14,5個あるお風呂のうち、女性が入れるのは4個だけで、ほとんどは男女混浴なんです。
当然、男性しか入ってない。
今時混浴なんて、ありえないと思うのは私だけかな~~
それでも、次の日は混浴風呂と男性風呂の一部が清掃日でラッキーな事に誰もいないから写真が撮れました。
浴槽をかたどってる木肌が石灰化していて、石で作ったようになってます。
このドームの上に女性風呂と男性風呂の一部があります。
写真を写していると
突然、大量の水(プールの温泉水)が流れてきて、
暗闇になってる川へ一挙に流れて行きます。
なんだか真っ暗で怖い。
でも川を挟んだ対岸は、ブナをはじめとする雑木林です。
女性風呂から見た川底です。
高さはやはり100メートル以上はありそうです。
ドームの上にちょこんと乗っかっているようで、怖いです。
今回はなぜか人数が少なかったのですが、
いつもはもっと多いので写真なんか撮れなかったと思うんですよね。
ここで湯治している人の中には、ガンの人も沢山いるそうです。
どういう作用かは、分かりませんが、治る人が沢山いるそうです。
このドームの上の右側に女性風呂があります。
混浴風呂からはまともにこの堆積ドームのラジオシンターが浴びれるのは羨ましいな~って思ってました。
そうしたら、最後の日、
夜9時頃、もう混浴風呂が真っ暗で(ここは最後の人が電気を消すようになってます。)
誰も入っていないのです。
娘2人私の3人で行ってみようか? と言うことになり、
階段をこわごわ降りていきました。
誰もいなくて、大きなドームが眼の前にあります。
私は、胸一杯に深呼吸をして「ラジオシンター、貴方に会いに来たのよ。
あなたが持ってるエネルギー私にも分けてね」って、
何回も何回も深呼吸してきました。
最後に混浴風呂に入れて大きなドームの壁に対峙出来て良かったです。
一杯のラジオシンターを浴びれました。
帰ってきてから異変が起きました。
体中がだるく、日曜日は起き上がれないのです。
今日の月曜日には楽になりましたが、何にも運動してないのに、どうしたことか?
普段では考えられない身体の反応です。
これが世に言う”好転反応”かとつくづく思いました。
違うとしても、良く解釈しちゃいます。