昨日の夜、北海道は小雪まじりの、寒~い日でしたが
娘達と皆既月食を眺めていました。
雲間から時々お月さまが現れたり消えてしまったりを繰り返しながら、
11時50分頃には、とうとう厚い雲に覆われ、何にも見えなくなってしまいました。
本当は赤い月が見えると言うので、寒さに凍えながら、頑張っていたのですが、
とうとう断念。家に入って来ました。
Uチューブにライブで落ちてないかな~ってパソコンを眺めてみましたが残念。
そうしたらいきなり娘二人が、現れて
ハッピバースディ~ツ~ユ~~って
ふとパソコンの時計を見たら、0:00
そうなんです、今日は私の誕生日だったのです。
覚えていたのにこの時点ではすっかり忘れてしまってた。
だから ビックリしちゃって、不覚にも思わず涙が…。
誰かが2階から降りて来た気配はあったのです。
洗面所で歯磨きでもしてるのかなって思ってました。
でも娘二人が降りてきて3分前から、息をつめて、0:00になるのを待ってたなんて
その意外なサプライズにびっくり。
余りにおバカな家族で、もう笑っちゃうでしょう。
今朝、目覚めて一番に、ふと思った事。
何億と言う全人類を思う時、私の存在など宇宙の星屑ほどのもの…。
でもこのささやかな家族と言う小単位の中での私を思う時、私の存在はかけがえのないものに思えてくる。
50才になった日、偶然私はなんの脈絡もなく、
『あっ、今日は誕生日だ。これからの誕生日は産んでくれた両親への感謝の日にしよう』と決めて
今日まで来ました。
その両親も今は寝た切りの母一人になってしまいました。
今日一番に娘達が祝ってくれた、誕生日。
これからの誕生日は、自分へ生きてる事を心から感謝し 祝う日にしても良いかなって。
今日の誕生日、
『 わたし、誕生日おめでとう 。』