楽しかった娘との3人旅行も最終日です。
今日は最終目的地 白川郷に行きます。
今日も良い天気。
山間を縫って進んでいくと、白川郷への入り口へと入ります。
ここはすっかり観光地化していますが
普通に生活してる方達も多く
何となく、物見遊山に観光なんかしてはいけないなって気持ちになります。
この合掌造りの家々は、思ったよりも合理的で温かなのでしょう。
でも世界遺産ですから
勝手に壊すこともままならず、管理もそれなりに大変の様です。
最初にカレンダーの景色にもなってるカメラスポットへと マイクロバスで移動しました。
合掌造りの
これが白川郷。
雪の中
ここからの眺めは、
ホッコリとしていて、
なんだか室生犀星の
故郷は遠きにありて思うもの・・・
そして悲しくうたふもの・・・
と言う詩の一節が浮かんできます。
これが故郷の原風景
啄木の
かにかくに渋民村は 恋しかり
想い出の山 想い出の川
・・・
故郷の山に向ひて 言ふことなし
・・・なんて詩も浮かんできます。
渋民村ではないんだけど・・・。
心がしっとりしてきます。
また、マイクロバスで村中に降りてきて
明善寺へ
大みそかの除夜の鐘・・・
この鐘が除夜の夜に響き渡るのですよね。
奥に見えるのが明善寺。
この合掌造りが一番大きなもののようです。
3軒のお宅の見学が許されていて、その1軒におじゃまして
中の見学をしました。
結構な階段を上がり
今は展示物が閲覧できるようになっており
最上階の3階は昔は蚕を育てていた場所として使われていたようです。
釘を使わずに 柱を縄で縛るだけの骨組みは
頑丈で
その丸太は煙でいぶされて、真っ黒。
3階の窓から見た景色
この雪も今日のみで、明日には融けてしまうということでしたので
金沢の兼六園といい、白川郷といい
私たちは、とても良い期間に巡り合えたと思います。
『出会い橋』と言うつり橋をわたり
この川の美しいこと。
雪解け水がヒスイのように深~い緑の色合いで 勢いよく流れて行きます。
この旅もこれで終わりです。
長い旅行記、最後までお付き合い下さってありがとうございます。
19日からは、下の娘との旅に出発です。
娘のたてた旅行日程にしたがっての旅です。
どんな珍道中になるのか・・・。
今から楽しみ(?)でもあります。