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写真の左が以前に購入した32mmのutulens Eマウント用で、右が今回購入した17mmのWutulensマイクロフォーサーズ用です。
utulensとWutulensは同じ39mmねじ込みマウントになっていて、カメラマウントに合わせたマウントアダプターが付属する形式になっているので、2個買うだけで2焦点距離×2マウントの4本分になるというお得感があります。
ということでWutulensを使ってみました。カメラはLUMIX GX7mkIIです。
最初の写真は高速の高架下にあった標識。なぜか道路上ではなく高架下の空き地のようなところに立っていました。
中央部分の標識を等倍で。
錆びたパイプの質感までを表現するなんてことは夢のまた夢ですが、それなりに感じが出ているのではないかと思います。
上の縮小写真でもフェンスの右端あたりを見てもらうと網目があいまいになっているのが分かるように、周辺部はM4/3でも解像感の低下や像流れが見られます。
次の写真は近所の神社。
撮影している画面上には太陽は入っていないのですが、画面外 (といってもフルサイズでは画面内に入るであろう所) にある太陽のおかげで盛大にゴーストやハレーション、フレアが出ています。もちろん手をかざして直射光を遮ればいいのですが、できればレンズフードが欲しいところです。
次の写真は遊歩道に設置されていた遊具。
ハンドル部分がにじんでいるのもハレーションによるものと思われます。直射光だけでなくこういった明るい反射物にも少し注意が必要そうです。
そして最後はビルの写真です。
形としては気になる歪みもなく、奥の壁面のタイル模様などもしっかりと映っているのですが、なぜか上の端だけマゼンタに色被りしています。
フルサイズでは盛大に色被りすることが知られているこのレンズですが、条件によってはM4/3でも色被りが起きるようです。
カメラとの相性もあるらしいのですが、気にならない写真では気にならないのでそういうものと思って使うしかなさそうです。
今回はマイクロフォーサーズで使ってみましたが、せっかくなのでAPS-Cでも使ってみようかと思います。
まあセンサーサイズが一回り大きくなるので、気になるところが続出しそうですけど。
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