TRAVEL RECORD OF BIG-HAPPY

平成24年9月、退職したのを機会に、始めた旅行記です

〔気まぐれ写真-94〕 岐阜薬科大学 薬草園の花々

2018年05月13日 | 気まぐれ写真

2018 年 (平成 30 年) 5 月 11 日(金)  天候 : 晴れ時々曇り  気温 : 8.2 ~ 25.1 ℃

岐阜市北部、畜産センター公園の東側に有る 『 岐阜薬科大学薬草園 』 へ行って来ました


PM 1 : 00 妻と 2 人、車で自宅を出発、約 25 分で薬草園に到着

岐阜薬科大学の付属施設として、昭和 46 年に開設された薬草園
保有植物 : 117 科 約 700 種   面積 : 9,202 ㎡
 
開園期間 : 8 月を除く 4 月から 10 月の月・水・金・日曜日 午前 10 時~午後 4 時


この時期、たくさんの花が咲いている事を期待して行ったけれど
シャクヤク以外あまり咲いていなくて、小さな花を探しながら写真撮影

< シャクヤク >  漢字名 : 芍薬
 
平安時代以前に、中国から薬草として渡来  薬用途 : 鎮痛剤等

< センダイハギ >  漢字名 : 千代萩

< ムラサキセンダイハギ >  漢字名 : 紫千代萩
 
海岸沿いの砂地に群生  薬用途 : 去痰剤

< ニガナ >  漢字名 : 苦菜

一つの花のように見えるが、花弁のようなそれぞれが舌状花  薬用途 : 胃薬

< センリゴマ >  漢字名 : 千里胡麻  別名 : ハナジオウ

世界中でも、静岡県の山奥にしか無い絶滅危惧種  生薬 : 地黄(ジオウ)の原料

< オキナグサ >  漢字名 : 翁草

下の写真は去年の 4/12 日、蕾の時期のオキナグサ  生薬 : 白頭翁


< クサノオウ >  漢字名 : 草の王

茎や葉から出る乳液(有毒)が薬用とされる  薬用途 : 皮膚病、鎮痛消炎剤

< フレンチラベンダー >  
 
リラックス効果が有り、アロマオイル・エッセンシャルオイルとして利用されたり
抗菌・殺菌・消毒鎮静・リウマチ・腰痛剤などにも使われている

< シャガ >  漢字名 : 著莪  別名 : 胡蝶花

古い時代に中国から渡来した帰化植物  薬用途 : 扁桃腺炎薬

< キササゲ >  漢字名 : 木豇豆  別名 : カミナリササゲ

高い木の枝先から垂れ下がった豆の仲間のササゲに似た実  薬用途 : 利尿剤

花の間を飛び交っていた蝶、ツマグロヒョウモンとヤマトシジミ
 
ミツバチも花粉集めに忙しそうに動いていました
 


5/14 日、中日新聞朝刊の岐阜版に 「 ホース食い破るハチ出現 」 の記事
水道ホースの何か所かに、穴を開けようとした跡が残った写真が載っていました
その正体は、竹に穴を開け巣を作る タイワンタケクマバチ

下の写真は 2 年前の 6 月、明治村で撮ったそのハチ、この頃はあまり見かけないハチだったが
わずか 2 年間で、どこにでもいるほどに繁殖をしたようです


この日も、薬草園の山裾で、園芸用の棒に穴を開けようとしていたそのハチ
わずか数秒間であの固いプラスチックの棒に、かなりの傷を付けていました
 
改めて穴を開ける口の強さと、繁殖力に驚きました !!


ほとんど知らなかった薬草の知識を得られた上に
珍しい花も見られて良い午後となりました  帰宅 PM 3 : 30

 
☆☆☆☆☆ 前日撮った自宅の庭や近所の公園の花々 ☆☆☆☆☆

< アヤメ >
 

< ショウブ > かな?


< シラン > アップで撮ると違う花と思えるくらいきれいです


< コバンソウ > 公園の雑草の中に有りました
 

< キキョウソウ > 細い幹に咲いた 1 cm 位の小さな花です
 

花の知識も無く、名前を知らない花を並べます
 
 


これも公園の雑草の中の花ですが、今回一番気に入った写真になりました
 



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