TRAVEL RECORD OF BIG-HAPPY

平成24年9月、退職したのを機会に、始めた旅行記です

〔気まぐれ写真-34〕 伊吹山・岐阜のマチュピチュ? 散策

2016年06月29日 | 気まぐれ写真

2016 年 (平成 28 年) 6 月 27 日(月)  天候 : 晴れ後曇り  気温 : 20 ~ 30 ℃


7 月 3 日  高山植物の和名等を追加しました


梅雨の間の好天の1日、滋賀・岐阜県境に有る 『 伊吹山 』 と
『 岐阜のマチュピチュ 』 と呼ばれて、話題を集めている茶畑へ行ってきました

AM 6 : 40   妻と2人、車で自宅を出発、大垣市から滋賀県不破郡関ケ原町へ入り
伊吹山ドライブウェイ料金所へ到着  AM 7 : 30    通行料金   ¥ 3,090 .-


開門前の料金所、前2台のナンバープレートは群馬と横浜、後ろは京都
ここ伊吹山は、猛禽類のイヌワシとクマタカの人気撮影ポイント
皆それを目当てに、遠くから来ている人達のようです


AM 7 : 45  ゲート開門、雲一つ無い好天の中・・・


全長 17 km のドライブウェイ    景色を楽しんだり・・・


所々で写真を撮ったりしながら、ゆっくりドライブ


AM 8 : 20   標高 1,260 m のスカイテラス駐車場に到着
朝早くて広々とした駐車場には車が数台    少し寂しい感じです


AM 8 : 40   頂上まで 1,000 m の「 西登山道コース 」
高山植物を探しながら、ゆっくり登って行きます



< イブキタンポポ ( 伊吹蒲公英 ) >
伊吹山の固有種



< イブキトラノオ ( 伊吹虎の尾 ) >
伊吹山で発見された


< ウマノアシガタ ( 馬の脚形 ) >
葉と花を馬のひづめに見立てて名付けられた



駐車場から少し登ってきました


< オオマムシグサ ( 大蝮草 ) >
花の形と模様が、マムシに似ている事から名付けられた


< カノコソウ ( 鹿の子草 ) >
別名 : ハルオミナエシ



< キバナノレンリソウ ( 黄花の連理草 ) >
ヨーロッパ原産の帰化植物

信長が開いた 「 伊吹山薬草園 」 の名残の植物



駐車場がだいぶ遠くなってきた


< クサタチバナ ( 草橘 ) >
花がタチバナに似ている事から名付けられた


< クサフジ ( 草藤 ) >
葉と花がフジに似ている事から名付けられた


< グンナイフウロ ( 郡内風露 ) >
伊吹山 : 分布の西南限



西方、滋賀県側にある上野登山口からの登山道が見えてきました


< シモツケ ( 下野 ) >
栃木県の下野 ( しもつけ ) で発見され、名付けられた


< ニッコウキスゲ ( 日光黄管 ) >
栃木県の日光に群生していた事から名付けられた



< ハナヒリノキ ( 嚏の木 ) >
有毒植物 : 駆虫剤として使用されていた


頂上が見えてきた   あと少し、頑張って・・・


< ヒメフウロ ( 姫風露 ) >
塩を焼いたような臭いがあり、シオヤキソウとも言われる



< ヒメレンゲ ( 姫蓮華 ) >
固まって生える葉の様子を、ハスの花に見立てて名付けられた



1,377 m の頂上に到着   AM 10 : 40
心地よいそよ風が吹く中、アイスクリームを食べながら、周りの眺望を楽しみました



< ヒヨクソウ ( 比翼草 ) >
全体に軟毛が生えていて、花にはめしべ1本・おしべ2本がある




北西眺望   霞んでいるけれど、琵琶湖と竹生島が写っています


< ミヤマコアザミ ( 深山小薊 ) >
伊吹山の固有種




南方眺望   上がってきたドライブウェイが見えている


< ミヤマトウキ ( 深山当帰 ) >
葉につやがあり、セロリに似た香りがする


< ヤマアジサイ ( 山紫陽花 ) >
飾り花は、白~淡青~淡赤色と変化が多い


< ヤマホタルブクロ ( 山蛍袋 ) >
子供が花の中にホタルを入れて遊んだ事から名付けられた



AM 11 : 20   下山は、約 500 m の中央登山道コースを下ります


< コウゾリナ ( 髪剃菜 ) >
幹や葉の剛毛が、カミソリのように切れそうなことから名付けられた


< イブキボウフウ ( 伊吹防風 ) >
葉が、ニンジンのように細かく切れ込んでいる



長く続く階段を下って行きます


< ウツボグサ ( 靫草 ) >
別名 : カコンソウ ( 夏枯草 )



< ヤマガラシ ( 山芥子 ) >
別名 : イブキガラシ


低木が有る所まで下りてきた   太陽の光が強くて、汗がいっぱい・・・


< ここからは、名前の解らなかった花です >
頑張って調べたけれど、よく似た花が多くて・・・
名前を書いた花も、間違えているのがあるのかも・・・  その時は、悪しからず・・・




AM 12 : 00  駐車場まで下山  暑さも有って、少しお疲れ・・・




AM 12 : 15  伊吹山を離れ、岐阜県揖斐郡揖斐川町春日(かすが)へ向かって走行
途中、冷たい「 ぶっ掛けそば 」 で昼食    話題になっている茶畑の入り口を通り越し
約 10 km 山奥に有る  『 さざれ石公園 』 へ PM 2 : 00 到着


この公園は、国歌 「 君が代 」 発祥の地として整備された公園


伊吹山の北東側のふもとに有り、岐阜県側の登山道の入り口にもなっている


駐車場から、杉の木立の中を 200 m 位登って・・・


大きな音を立てて流れる高い堰を2つ超えた所に・・・


「 君が代発祥の地 」 と書かれた石碑の両側に、かなり大きなさざれ石がありました
さざれ石とは、雨水で溶かされた石灰岩が、幾つかの小石と共に再度固まった岩石


「 わが君は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで 」
平安時代初期、この石を見て詠まれたこの短歌から、国歌となったようです


この公園に咲いていたアジサイの花

山奥の気候のせいか ? 

色が鮮やかで、とてもきれいに感じました




PM 2 : 50  この公園から登って来た山道を下って、約 35 分
揖斐郡揖斐川町春日(かすが)六合、上ケ流(かみがれ)地区に到着
『 岐阜のマチュピチュ 』 と呼ばれて、話題を集めているお茶畑 『 天空の里 』


広々とした山裾の斜面に広がるお茶畑   標高 330 m のここから、100 m の高さを上がって行きます


地元の人達が、1年程の月日を掛けて、今年の3月に完成した遊歩道  全長:約 800 m      


残り約 100 m    ここからかなり険しい階段が続いています


休みながら登って約 30 分、やっと絶景ポイントに到着


一休みしてから、その景色を楽しみました


マチュピチュと表現できるかはわからないけれど、かなりの絶景です

ただ、この時代、ネット上に、このビューポイントの写真がたくさん出ています
そのためか、初めて見た風景なのに、何度も見たように思えて、あまり感動もしなかった

そんな中、整然としたお茶畑の一角に、迷路のような模様の畑がありました
ここだけはネットで見た覚えもなくて、新鮮で面白いと感じました



マチュピチュと形容される所に付き物の、雲海が見られないか、地元の人に聞いてみました
地形的なものなのか、ここでは見かけたことが無いようでした
それでもわざわざ雨の日に来て、その瞬間を写そうと頑張っている人もいるようですが・・・


この絶景ポイントで、何人かの人の周りを飛んでいたヘイケボタル
この近さで見たのは初めてだけれど、ホタルはやっぱり夜の方が・・・




PM 4 : 45  ここを離れて、303 号線を走行し岐阜の自宅に帰宅  PM 5 : 35


伊吹山へは、去年 8 月 4 日にも行ったけれど、その時とは違う花も見られて良かったが
一面の花畑にはなっていなくて、ちょっと淋しい感じがしました
揖斐川町の茶畑は、期待して行ったせいか、少しがっかり・・・
あまり情報を持たないで行った方が、良かったかな ?

歩数計 : 6,085 歩    走行距離 : 150.1 km

************************************

<< モデルさん写真 No . 9 >>
4 月 14 日 写真教室で撮った写真です
今度はかわいいモデルさんです



************************************

<< 水滴写真 No . 3 >>
5 月 12 日 写真教室で教えて貰った撮り方を、自宅で挑戦してみました
想像がつかない水の動きが面白かった

上の写真と共に、ブログ更新ごとに、1枚づつアップしています



釣りのブログかいています。 暇つぶしにでも見て下さい
FISHING WITH BIG-HAPPY
上の文字をクリックすると、釣りのブログに移動できます

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

〔気まぐれ写真-33〕 愛知県犬山市:明治村 散策

2016年06月16日 | 気まぐれ写真

2016 年 (平成 28 年) 6 月 14 日(火)  天候 : 晴れ時々曇り  気温 : 22 ~ 30 ℃

6 月 23 日  名前の解らなかった昆虫の名前を追加しました

梅雨時の貴重な晴れ間、愛知県犬山市にある 『 博物館 明治村 』 に行ってきました
( 前回ブログの リトルワールド から、南西約 5 km )

ここ明治村は、明治時代の建築物を保存展示する野外博物館
今から 51 年前の、昭和 40 年 3 月 18 日に開村
犬山市の郊外、入鹿池に面した丘陵地 100 万㎡ の観光施設


AM 8 : 05 妻と2人、車で自宅を出発、各務原市から犬山市へ入り
国道 27 号線を南下、AM 9 : 30 明治村に到着   駐車場料金   ¥ 800 .-

入場料   大人 ¥ 1,700.-  大学生・シルバー ¥ 1,300.-
高校生 ¥ 800.-   小・中学生 ¥ 600.-

< 第八高等学校正門 >
旧所在地 : 名古屋市瑞穂区  建設 : 明治 42 年
赤煉瓦と白御影石で造られた、明治期の高等学校の代表的な洋式門


ここは明治村、記念撮影のボードは、明治 149 年になっています


広い村内を回る 村営バス   大人 ¥ 500.-   小学生 ¥ 300.-


< 大井牛肉店 >
旧所在地 : 神戸市生田区  建設 : 明治 20 年
神戸港に入港する外国船に、牛肉を納めていた肉店が開いたすき焼き店



< 三重県尋常師範学校 蔵持小学校 >
旧所在地 : 三重県名張市  建設 : 明治 21 年
昭和 4 年に移築され、昭和 47 年まで名張市で小学校として使われていた旧師範学校の建物



< 近衛局本部付属舎 >
旧所在地 : 東京都千代田区  建設 : 明治 21 年
皇居護衛のため、皇居内に建てられた皇宮警察の別館


上の写真の左手前  < 赤坂離宮 正面哨舎(しょうしゃ) >
旧所在地 : 東京都港区  建設 : 明治 41 年
赤坂離宮(現迎賓館)の警備のため、正面両脇に建てられていた警備舎


< 聖ヨハネ教会堂 >  重要文化財
旧所在地 : 京都市下京区  建設 : 明治 40 年
正式名は、日本聖公会京都五条教会堂  1階は幼稚園、2階が教会として使用されていた

2階天井は、京都の気候を考慮し、竹簾(すだれ)が張られた、異色の教会建築




**  1丁目の散策路  写真を撮りながら、ゆっくり歩いて散策  **



< 西郷従道(つぐみち)邸 >  重要文化財
旧所在地 : 東京都目黒区  建設 : 明治 10 年
東京上目黒の通称西郷山に有った西郷邸の迎賓館  本格的なヨーロッパ様式の建物

迎賓館らしく豪華な洋食器が並んでいました



< 森鴎外・夏目漱石住宅 >
旧所在地 : 東京都文京区  建設 : 明治 20 年
偶然にも鴎外と漱石の二大文豪が、時を隔てて住んだ記念すべき家

漱石が明治 38 年、この家で「吾輩は猫である」を書いたことから、「猫の家」とも呼ばれていた建物



< 東京盲学校車寄 >
旧所在地 : 東京都文京区  建設 : 明治 43 年
明治時代、玄関前の人力車や自動車を着ける場所として建てられた明治末期の洋風建築



< 明治天皇・昭憲皇太后御料車 >  鉄道記念物
製造 : 明治 35 年 及び 明治 43 年
当時のわが国の最高技術で造られた、明治天皇と皇后のお召し列車

車両中央の玉座の有る「御座所」  桃山様式の御殿造りの豪華な内装




写真の右手前  < 皇居二重橋飾電燈 >
旧所在地 : 東京都千代田区  建設 : 明治 21 年
明治時代、二重橋が近代化された時、その両端に4基取り付けられたドイツ製の大きな外灯

上の写真の奥 < 三重県庁舎 >  重要文化財
旧所在地 : 三重県津市  建設 : 明治 12 年
我が国明治初期の洋式建築の最後を飾る県庁舎

奇跡的に戦災を免れ、明治、大正、昭和の約 85 年間使用され、建築当時の姿を残している建物




**  気温も上がって、汗がいっぱい  こんな日陰が気持ち良い季節です  **



< 千早赤坂小学校講堂 >
旧所在地 : 大阪府南河内郡  建設 : 明治 30 年
大阪市北区の堀川尋常小学校に有った建物で、赤坂小学校に移築
1階は雨天体操場、2階は講堂として使用され、外周には回廊が有る明治の洋風建築



< 東山梨郡役所 >
旧所在地 : 山梨県東山梨郡  建設 : 明治 18 年
東山梨郡日下部町に建てられた郡役場   大正 12 年以降は、日下部警察署

ここの一部は、現在この明治村の村長室   第4代の村長さんは、阿川佐和子さん
初代村長:徳川夢声  2代目:森繁久彌  3代目:小沢昭一



< 清水医院 >
旧所在地 : 長野県木曽郡大桑村  建設 : 明治 30 年
島崎藤村が大正 10 年に発表した小説のヒロインが、保養していた医院



< 東松家住宅 >   重要文化財
旧所在地 : 名古屋市中村区  建設 : 明治 34 年
江戸時代からの伝統をとどめた明治の町家造りの建物  3階建ての住宅兼油屋



< 安田銀行会津支店 >
旧所在地 : 福島県会津若松市  建設 : 明治 40 年
建物の外壁は、和風の土蔵耐火造りだが、内部は洋式の意匠が採り入れられた建物

現在は、「ハイカラ衣装館」   明治時代のドレスや袴の体験処となっている



< 札幌電話交換局 >   重要文化財
旧所在地 : 札幌市大通  建設 : 明治 31 年
北海道開拓時代の雰囲気を感じる石造りの建物    明治 43 年以降、札幌中央郵便局の本館となっていた




**  もみじの新緑が、きれいだった  **



< 京都七条巡査派出所 >
旧所在地 : 京都市下京区  建設 : 明治 45 年
下京区七条の西本願寺門前にあった、明治末期の洋風建築の派出所



< 京都市電 >
旧所在地 : 京都市  開業 : 明治 28 年
京都市堀川通りを、昭和 36 年まで走っていた日本で最も古い市街電車

村内の風景を楽しむかのように、ゆっくり走行    大人 ¥ 500.- 小学生 ¥ 300.-



< 北里研究所本館・医学館 >
旧所在地 : 東京都港区  建設 : 明治 4 年
北里大学の構内に建てられ、細菌学の研究がされたドイツバロック風な近代建築

北里柴三郎博士  東大卒業後、ドイツに留学  細菌学・防疫に絶大な貢献をした医学者



< 荒川又右エ門邸 >
旧所在地 : 兵庫県西宮市  建設 : 明治 44 年
明治の豪商だった荒川又右エ門が建てた別荘
現在の甲子園駅の周辺の土地と費用を阪急に提供、一帯の土地開発のきっかけを作った人物

阪神大震災で被災・解体されたものが、平成 19 年移設された
ここ明治村で一番新しい建物


< 幸田露伴住宅「蝸牛庵(かぎゅうあん)」 >
旧所在地 : 東京都墨田区  建設 : 明治 初年代
明治、大正、昭和に亘る文豪幸田露伴が、明治後期住んでいた住宅



< 西園寺公望(きんもち)別邸 >
旧所在地 : 静岡県清水市  建設 : 大正 9 年
貴族生まれの公望だが、長きに渡り平民主義を貫いた偉大な政治家    老後に建てられた別邸



< 品川燈台 >  重要文化財
旧所在地 : 東京都港区品川  建設 : 明治 3 年
東京湾品川沖のお台場砲台に建てられた、日本初の洋式燈台   手前の建物は、三重県菅島燈台の官舎



< 神戸山手西洋人住居 >
旧所在地 : 神戸市生田区  建設 : 明治 20 年
神戸の外人居留地に建てられた、明治中期の典型的な西洋人住宅




**  暑さ対策のミストが取り付けられた休憩所  **



< 日本赤十字社中央病院病棟 >
旧所在地 : 東京都渋谷区  建設 : 明治 23 年
皇室より寄付された土地と資金( 10 万円)によって、日本で最初に造られた赤十字の病院



< 歩兵第六聯隊(れんたい)兵舎 >
旧所在地 : 名古屋市中区  建設 : 明治 6 年
明るい感じのフランス風木造の聯隊兵舎   終戦後、名古屋大学の仮校舎に使用されていた建物



< シアトル日系福音教会 >
旧所在地 : アメリカ ・ シアトル市  建設 : 明治 40 年
アメリカ北西部へ移民した日本人一世の人々の住宅  後に教会として使われていた建物



< 六郷川鉄橋 >
旧所在地 : 東京都蒲田ー神奈川県川崎間  建設 : 明治 10 年
英国より輸入され、日本最初の複線用鉄橋として建設された橋    全長 : 500m の一部



< 尾西鉄道蒸気機関車1号 >
旧所在地 : 愛知県一宮市他  制作 : 明治 30 年
尾西鉄道開業時にアメリカより輸入   名鉄との合併後、新潟県の工場専用機関車として使用されていた


前輪・動輪:2軸  従輪:1軸 タンク式   かわいい感じの機関車です


< 蒸気機関車 12 号 客車(三等車) >
旧所在地 : 東京~横浜間  製造 : 明治 7 年
ここ明治村に蒸気機関車が走り始めたのは、昭和 49 年春

蒸気機関車 12 号は、東京~横浜間に鉄道が開通した当時に走っていた英国製の機関車
明治 44 年に、愛知県一宮市の尾西鉄道に払い下げられ、その後明治村に移管された車両

ここの線路の両端の駅では、手動で機関車の方向を変え、先頭客車に繋がれ走っている



< 鉄道寮新橋工場・機械館 >
旧所在地 : 東京都品川区  建設 : 明治 初年
後に日本国有鉄道となる、鉄道寮の新橋駅構内に造られた大きな工場

ここ明治村では、内部は機械館とされ、その当時の大きな機械が展示されている



< 宇治山田郵便局 >
旧所在地 : 三重県伊勢市外宮前  建設 : 明治 42 年
近代的な円形の入り口を持つ、地方郵便局の代表的なスタイルの洋風建築物

内部には、過去に使われていた郵便ポストや制服等が展示されている



< 呉服座(くれはざ) >  重要文化財
旧所在地 : 大阪府池田市  建設 : 明治 初年
民衆娯楽の場として池田市に建てられた代表的地方芝居小屋

舞台は手動式の廻り舞台、石造りの奈落・花道・升席・桟敷席などが設けられている




**  午後から曇り  歩くのが少し楽になりました  **



< 聖ザビエル天主堂 >
旧所在地 : 京都市中京区  建設 : 明治 23 年
レンガ造りの外壁、内部は木造、ゴシック様式の大きな教会


ステンドグラスから差し込む光がきれいな教会だけれど・・・  この時間は曇っていて・・・



< 天童眼鏡橋 >
旧所在地 : 山形県天童市  建設 : 明治 20 年
天童市旧国道倉津川に架かっていた多嘉橋   昭和 45 年架け替えにより、ここに移設された



< 金沢監獄正門 >
旧所在地 : 石川県金沢市  建設 : 明治 40 年
眼鏡橋の向こうに見える正門   当時の監獄は赤煉瓦の高い塀に囲まれていた



< 隅田川新大橋 >
旧所在地 : 東京都中央区ー江東区  建設 : 明治 45 年
隅田川に架かっていた五大鉄橋の一つ   昭和 49 年、全長 173 m の 1/8 がここに移設された



< 大明寺聖パウロ教会堂 >
旧所在地 : 長崎県伊王島  建設 : 明治 12 年
外観は普通の農家、キリスト教禁制時代の影響を表している

内部はアーチの曲線がきれいな、ゴシック様式



< 川崎銀行本店 >
旧所在地 : 東京都中央区  建設 : 昭和 2 年
ルネサンス様式の本格的銀行建築  日本橋のシンボルだったが、ここでは展望台




**  明治村のすぐ横の入鹿池がきれいに見えます  **



< 内閣文庫 >
旧所在地 : 東京都千代田区  建設 : 明治 44 年
皇居大手門の中に造られた、ルネサンス様式の内閣文庫庁舎の本館



< 東京駅警備巡査派出所 >
旧所在地 : 東京都千代田区  建設 : 大正 3 年
東京駅完成と共に、丸の内側に建てられた派出所   駅と同じ赤レンガ造りの建物



< 金沢監獄中央看守所・監房 >
旧所在地 : 金沢市  建設 : 明治 40 年
八角形の看守所を中心に、放射状に五つの監房棟が廊下でつながれた洋式の監獄



< 菊の世酒蔵 >
旧所在地 : 愛知県刈谷市  建設 : 明治 初年
西洋風の建物が多い明治村の中では、珍しい和風瓦葺きの大きな酒蔵



< 名鉄岩倉変電所 >
旧所在地 : 愛知県岩倉市  建設 : 明治 45 年
大正元年開通した名鉄犬山線の変電所   名鉄の現存最古の煉瓦造の由緒ある建物



< 帝国ホテル中央玄関 >
旧所在地 : 東京都千代田区  建設 : 大正 12 年
アメリカの著名な建築家、フランク・ロイド・ライトによって設計された帝国ホテル

国際的な一流ホテルとして多くの知名人に親しまれたが、昭和 42 年解体後、ここに移築された

吹き抜けになっている豪華で華麗、個性的な雰囲気の玄関ロビー




**  広い村内、頑張って歩いたけれど・・・  全部は見れなくて・・・  少し残念  **



ここ明治村は、数々の映画やテレビドラマのロケ地としても有名   (平成 20 年以降)

NHK ドラマ : 「坂の上の雲」  「15 才の志願兵」  「花子とアン」  「ごちそうさん」
フジテレビドラマ :  「オリエント急行殺人事件」  「坊ちゃん」
TBSドラマ : 「天皇の料理番」     テレビ朝日ドラマ : 「京都・陰陽師の殺人」
映画 : 「クロサギ」 「春の雪」 「日本のいちばん長い日」 「母と暮らせば」 「剣岳 点の記」 「レオニー」 等
ドラマや映画の場面を思い出しながら歩いたら、もう少し違って見えたかな ?

散策路の所々に、たくさん咲いていたアジサイの花







花菖蒲は枯れた花も多くなって、そろそろ今年の見納めになるのかな ?




名前は解らないけれど、羽根の色がきれいな昆虫が撮れました

6 月 22 日 「 教えて!goo 」 にて、 タイワンタケクマバチ と解りました

2006 年、愛知県豊田市で初めて確認された外来のクマバチ
中国から輸入された竹材の中にいたものが、愛知・岐阜県を中心に繁殖しているようです   
今のところ、生態系に大きな影響は出て無いようですが・・・


PM 3 : 50  明治村を出て、同じルートを通って、岐阜の自宅に帰宅  PM 5 : 20

何十年振りかの明治村、薄れかけていた昔の記憶を思い出しながら、たくさん見たけれど
昼過ぎまでは好天で、気温も上がって汗ダクダク・・・
それからは薄曇りで、多少楽にはなったけれど・・・
改めて体力の無さを実感した一日だった
歩数計 : 11,552 歩    走行距離 : 67.9 km

************************************

<< モデルさん写真 No . 8 >>
3 月 24 日 写真教室で撮った写真です
逆光の中、動いていたモデルさんを写した一枚
この日写した中で、一番きれいに撮れたと思った写真です



************************************

<< 水滴写真 No . 2 >>
5 月 12 日 写真教室で教えて貰った撮り方を、自宅で挑戦してみました
想像がつかない水の動きが面白かった

上の写真と共に、ブログ更新ごとに、1枚づつアップしています



釣りのブログかいています。 暇つぶしにでも見て下さい
FISHING WITH BIG-HAPPY
上の文字をクリックすると、釣りのブログに移動できます

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

〔気まぐれ写真-32〕 愛知県犬山市 : リトルワールド散策

2016年06月03日 | 気まぐれ写真

2016 年 (平成 28 年) 6 月 1 日(水)  天候 : 晴れ  気温 : 19.5 ~ 25.8 ℃

好天の中、愛知県犬山市にある 『 リトルワールド 』 に行ってきました

世界の家と暮らしをテーマとした野外民族博物館
文化的な観光事業として、23 ヵ国 ・ 33 の施設が集められ、1983 年に開園
日本のテーマパークとしては、ハウステンボスに次いで
2番目の広大な敷地面積 : 123 万㎡ を持つ観光施設


AM 8 : 45 妻と2人、車で自宅を出発、各務原市から犬山市へ入り
尾張パークウェイを走って、AM 9 : 50 リトルワールドに到着

平日で人も少ないだろうと想像していたが、駐車場には 10 台くらいの観光バスが停まっていた
ゲートには社会見学の小・中・高校生がいっぱい   駐車場料金 \ 800 .- 

 
ここのワールドの名前通り、切符売り場やゲートでは、数人の外国人の女性がお出迎え
入場料 : 大人・大学生 \ 1,600.-   シルバー \ 1,300.-
高校生 \ 1,000.-   小中学生 \ 600.-  幼児 \ 300.-


ゲート奥に有る記念撮影用のきれいなオブジェ


本館プラザ前の広場   元気な子供たちの楽しそうな声が響いていた


1周約 2.5 Km の構内道路を 10 分間隔で周回するレトロなスタイルの 園内バス

1周約 20 分   乗り放題料金 : 大人(中学生以上) \ 500.-  子供(3才以上) \ 300.-


自分たちは、気持ち良い風が吹く中、広い園内を歩いて観光出発
新緑の緑がきれいな1日でした


< 北海道  アイヌの家 >
北海道・樺太・千島列島などの先住民族  言語:アイヌ語  狩猟採集民族


数家族が寄り集まって、集落(コタン)を形成   茅葺の掘立柱式建物内部

現在の北海道では、観光事業の一つとして、以前の生活・文化様式が守り続けられている

< 台湾  農家 >
中国南部から移住した漢族の伝統的な農家  中庭を中心に三方に棟が並ぶ建築様式


建物の中央の部屋には、祖先や道教の神々が祀られている


客間に有った大きな仮面をかぶった女子高生
仮面はユーモラスだけど…    かわいい素顔の二人でした


< 北アメリカ  平原インディアンのテント >
西部劇の映画でよく見かけたテント   内部は意外と広かった


< アラスカ州  トリンギットの家 >
建物の中央に長いトーテムポールが有る住居  木の豊かな地方の建物


内部は中央に囲炉裏が有る大きなワンルーム


< ペルー  大農園領主の家 >
南アメリカ大陸、太平洋側のペルー共和国


スペインの植民地支配から、1,821 年 独立   公用語:スペイン語


大農園の領主の家とあって、自宅内に教会がありました


民族衣装を着た地元、岐阜県可児市の女子高校生5人組
かわいい笑顔とともに、ポーズを決めてくれました


< インドネシア  バリ島貴族の家 >
首都ジャカルタが有るジャワ島の東側のバリ島   島内人口 389 万人


ヒンドゥー経の神を表す大きな門  その奥に祀られた祭壇が見えている


信仰深い人々が集団で行う宗教儀式が神秘的で
日本を始め、世界中から観光に訪れる多くの人々の注目を集めている


主な産業は、棚田を利用した米の三期作   高床式の米の貯蔵庫が有りました


< インドネシア  トバ・バタックの家 >
大きな船のような形をした高床式住居


< ミクロネシア  ヤップ島の家 >
日本のほぼ真南、グアム島の南西方向にあるミクロネシア連邦のヤップ島


大人の背丈以上もある大きな石の貨幣で知られている島


< ヨーロッパエリアの中心広場 >
広い芝生の広場   気持ち良い青空が広がっています


< ドイツ  バイエルン州の村 >
ドイツの南部、スイス・チェコ・オーストリアとの国境にあるバイエルン州   州都:ミュンヘン
カメラスポットになっている小高い丘の上の小さな教会を見学


きれいな祭壇や両側のフレスコ画   ロマンチックな雰囲気でした


丁度お昼  広場のテーブルでは、弁当を広げた人達で賑わっていました


自分達もこのドイツレストラン : ガストホフバイエルンで昼食


ドイツ風のパンと3種類のソーセージの盛り合わせ   おいしかった !!
パン \ 200.- x 2  ソーセージ \ 1,300.-   合計 \ 1,700.-


みやげ物店のある壁画が描かれたきれいな建物
店内は学生たちがいっぱい   民族衣装のコーナーには長い列ができていた


< フランス  アルザス地方の家 >
フランス南東部、ドイツとの国境にあるアルザス州   州都:ストラスブール
周りにブドウ畑が造られた大きな木組みの農家


民族衣装に着替えた高校生   襟元の白いレースがよく似合っている


< イタリア  アルベロベッロの家 >
長靴の形をしたイタリアの南部、かかとの部分に有るアルベロベッロ


白い壁と、石積みのとんがり屋根  おとぎの国へ行った様な雰囲気


ここでも貸衣装を着て、楽しそうに写真を撮り合っていました

良い思い出をいっぱい残せたかな ?

< テント村 >
ドーム型の建物の中、シリア・ケニア・モロッコなど6ヵ国のテントが展示されている



< 南アフリカ  ンデべレの家 >
外壁のカラフルな模様がきれいだけれど、何を表しているのか…


< ネパール  仏教寺院 >
ネパール東部、標高 3,000 m のヒマラヤ山中にあるチベット仏教の寺院


近在に住むシェルパ ( ヒマラヤ登山のガイド ) らの信仰の中心になっている寺


本堂内部、幾つもの極彩色の曼陀羅に囲まれた御本尊の釈迦如来


たくさんのお経を刻んだマニ車が並んだマニ輪舎


< トルコ  イスタンブールの街 >
アジアとヨーロッパの交差点  文明の十字路:イスタンブール


イスラムの建物独特の、回廊に囲まれた中央に、噴水を配した中庭


モスクの部屋で、コーランやイスラム教を学ぶ神学校


< タイ  ランナータイの家 >
タイ北部、米作農家の住居   水害と暑さ対策のため高床式となっている
床下は、作業場や家畜小屋として利用されている


2.5 km の構内道路を1周して、たくさんの施設を見学
少しだけれど、外国へ行ったような気分になりました


広い園内の所々に咲いていた、カラフルなたくさんの花

ピークを過ぎて、残り少なくなった赤と黄色のバラ




シャクナゲ  これもかろうじて日陰に残っていた花でした



色付き初めたアジサイの花


変わった色のガクアジサイ


これはモクレンの花かな ?   数は少ないけれど、大きな花です


ブラッシーノキ   その名のとおり、ブラシそっくり   



アルベロベッロの前の池に咲いていたスイレン


その庭に有ったラベンダー


これはキショウブかな ?


きれいなブルーのヤグルマソウ


その他のたくさんの花を並べてみます








PM 3 : 05  リトルワールド離れ、同じルートを通って、岐阜の自宅に帰宅  PM 4 : 15

時間の都合で、野外ホールで行われていた ヨーロッパサーカス は見られなかったけれど
気持ち良い風が吹く中、たくさんのロマンチックな建物と花を満喫、良い一日となりました
歩数計 : 7,150 歩    走行距離 : 67.6 km

************************************

<< モデルさん写真 No . 7 >>
3 月 24 日 写真教室で写したモデルさんの写真です
太陽の光を入れて撮った1枚です


************************************

<< 水滴写真 No . 1 >>
5 月 12 日 写真教室で教えて貰った撮り方を、自宅で挑戦してみました
まずまずの面白い写真が撮れました

上の写真と共に、ブログ更新ごとに、1枚づつアップしています


釣りのブログかいています。 暇つぶしにでも見て下さい
FISHING WITH BIG-HAPPY
上の文字をクリックすると、釣りのブログに移動できます

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする