10月17日,今より少し前のマガモのオスたち。
今は,ほとんどの個体が,きれいな婚姻色に変わっていると思うが,ちょっと前までは,1羽1羽の個性が際立って,とても面白かった。
この子は,クチバシが黄色いのが,「らしい」だけ。
顔や体は,まだ,ほとんど色づいていなかった。
こちらは,頭が緑色,胸が茶色に変わりかけていた。
頭の緑と胸の茶色の間の白い線は,まだ出ていなかった。
こちらの子たちは,だいぶ色づいてきた。
首の白い線も出たし,体も白っぽくなって,それらしい色になってきていた。
しかし,頭が緑色になりきっておらず,何よりもかによりも,尾っぽ(中央尾羽)の「くるりん」がなかった。
こちらの子は,ほぼ完成。
頭はほぼ緑色になっており,胸も茶色,緑と茶色の間の白線もしっかりあって,
尾っぽの「くるりん」も,ちゃんとある。
みんな,いずれは色づいてきて,同じような姿になってしまうので,この時期の,この『なりかけ感』が何とも言えず,貴重で,良い。
最後,『なりかけ者』たちの行進。
この時期だけ,期間限定の楽しみだった。
(2024/10/17 マガモ)