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秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

合歓と桑とセイタカシギと夏の虫

2024年07月05日 | 宮城県_蕪栗沼

 蕪栗沼の北側駐車場に車を入れると,合歓(ネム)の花が出迎えてくれた。

 
 ネムノキについては,全く頭になかったので,この見事な咲きっぷりにびっくり。 
 
 素直に感動。
 
 
 ある方のブログに,ネムノキが掲載されているのを見て,見たいなぁ,と思っていたのだが,こんな馴染み深いフィールドで出会えるなんて,思ってもいなかった。
 
 しかも,こんな立派な木。
 
 
 木があるのは当然知っていたが,ネムノキだったとは,全然気付かなかった。
 この時期に来たことがなかったのかな。
 
 合歓の淡いピンクと空の青との対比が,また,美しい。
 
 
 歩き始めると,沼に続く歩道脇には,熟れて黒くなった桑の実があった。
 
 
 油断している間に,こんなに季節が進んでしまった。
 
 沼には,セイタカシギが3羽。
 
 
 鏡のような水面に木々の緑が映り込み,そこに,赤い足,白い体のセイタカシギ。
 
 
 下の写真で,中央上にある草を,田植えしたばかりの稲の大きさと思ってみると面白い。
 
 
 セイタカシギが,セットの中に置かれた,ミニチュアのフィギュアのように見える。
 
 オスが1羽,メスが2羽だった。
 
 
 昔は,この清楚な姿を,どうしても見たくって,交通費をかけて関東方面まで行ったものだが,近年は,こちらでも普通に出会えるようになった。
 
 ありがたい。
 
 セイタカシギを楽しんでいると,手前をアマサギが通過。
 
 
 いたのに全然気づいていなかった。
 
 
 行き帰りの遊歩道沿いには,チョウやトンボがたくさん。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 探すことなく,普通に出会った虫たち。
 まさに夏のにぎやかさ。
 
 立ち去るとき,もう一度ネムノキを見たら,背景に月があった。
 
 
 緑と,ピンクと,青と,白い月。
 
(2024/06/29 セイタカシギ,アマサギ)
 
 
 
 


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