デュファー ストリッピング 2nd ステージ 1回目 トレース そろそろ始めようと思います。
前回のでデュファー後、ストリッピング後のデュファーの重要性に改めて驚かされました。
当初、ストリッピングが終われば後はナイフでアンダーコートを落として行けばいいものと思っていました。
ストリッピングが終了した旨を事後承諾の形でブリーダーさんに報告した私は
以前にも記しておりました様にブリーダーさんから成犬になってからの初ストリッピングの危険性と
その皮膚トラブルによる不幸な顛末のお話を聞かせていただきました。
そして、今後のトリミングの進め方をご指導いただきました。
その時に、皮膚のケアとデュファー及びデュファー・テストについての重要性を教えていただきました。
「 ストリッピングだけでは良いコートを作る事は出来ない 」
「 ストリッピング後の皮膚のケアと繰り返されるデュファーによって良いコートはつくり上げられる。 」
「 デュファーは、デュファーテストによって被毛の状態を判断し、このままデュファーを実行すべきか
ストリッピングによるトリミングを中止すべきかを判断しなくてはならない 」
「 デュファー・テストでオーバーコートの状態を把握できない場合は、無理をせず躊躇する事無く
ストリッピングによるトリミングを中止すべきである。 」
「起こしてしまった事は後戻りできないが、今後は彼らの体の事を先ず第一に考えなさい。 」
「 皮膚のケアをおろそかにしてはいけない。 」
「 決して無理をしてはいけない。 」
デュファーはストリッピング後生にえてくるアンダーコートを取り除くきオーバーコートのみを残す事と
その下に生えてくる新しいオーバーコートよりも早く伸びるオーバーコートや質の悪いオーバーコートを
取り除くことによって、オーバーコートの質の均一化と長さの均一化を図ることが目的である。
これを繰り返す事によってオーバーコートの密生度を高めて行きます。
この事により質の良いオーバーコートのみを残してコートはボディーに貼り付く様に密生して行きます。
ある程度の密度に達した後は、アンダーコート用のトリミングナイフでアンダーコートのみを落として
オーバーコートが所定の長さになるまで調整して行きます。
この間にもオーバーコートの中には質の悪くなってしまった物や成長に差が付くものが出てきますので
各種のナイフを使い分けてオーバーコートの毛質の均質化を図ります。
ここまで行ってやっとコートが出来上がるのですが ・・・
コートはここをピークに徐々にその質が低下し始めます。
またピークに達した時自分の目標としおていた色合い、艶が得られているか
この被毛によってバランスの取れたスタンダードのシルエットが表現されているかが
最終的な課題となると思います。
まだまだ先は長いようです。
ハイ !
by ちぃ君 & もっ君 の パパ