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白いミニチュア・シュナウザー ちぃ君 ( CALL ME JOE ) と共に

白いミニチュア・シュナウザーちぃ君のパパとママが綴るちぃ君の日記

私は、悪いお手本 ・・・ !

2011年03月10日 | お散歩




間もなくFICジャパンインターナショナルドッグショー2011 が開催されます。
ドッグショーの楽しみといえば、やはり傍らに置かれ共に暮らしている彼らと同じ犬種を見る事ですね。
素晴らしくショーアップされ見る者の心を奪います。
素晴らしいのは姿だけではありません
そのマナーの良さ、歩く姿の美しさ、ピンっと張り詰めた緊張感を漂わせる雰囲気 ・・・ 
5分にも満たない審査時間の中で彼らはハンドラーと共に持てるもの全てを出し切ります。



           



会場には様々な犬種が集います。
普段目にする事が出来ない珍しい犬種も見る事が出来ます。
また、たくさんのブースが設置されワンコ用品のお買物も楽しめるようになっています。
もちろん、お手入れ用品も !
また、アジリティー競技やトリミングコンテストなども行われます。
二日間通しても、一日だけゆっくり見学しても十分楽しめます。







私の場合は、ちぃ君 & もっ君 と同じ犬種
ミニチュア・シュナウザー をじっくりと見てこようと思っております。
たくさん写真を撮りに !
そして、ちぃ君 & もっ君 のお手入れの参考にしようと思っております。
ミニチュア・シュナウザーのスタンダードスタイルのお勉強の為です。



 



もう、何回かドッグショーを見学しましたが
いつも素敵にショーアップされた彼らを見るとちぃ君&もっ君も彼らの様に素敵に仕上げてみたい ・・・
この手で素敵に ・・・
そんな想いがこみ上げてきます。
いつかこの手でって !
お手入れを御自分の手でと思われている方ならこんな思いに駆られてしまうかもしれません。
でも、 注意 して下さいね。
一時的な思いつきで発作的な行動をとらない様に ・・・ 過ちを犯さないで ・・・



           



もその過ちを犯した一人です。
昨年のこの時期、FCIジャパンインターナショナルドッグショー2010を見学後の私に
ある想いが沸々とわき始めました。
ちぃ君 & もっ君 をショードッグのような本格的なお手入れをしてみたい ・・・
そして、それは5月の連休後に実行されました。
フルストリッピングによるお手入れです。
3歳3カ月の ちぃ君 と2歳半に近い もっ君 をフルストリッピングによるお手入れに踏み切りました。
結果から申しますと ・・・ 一定の情報を得る事が出来ましたが ・・・ 初心者に近い私が
するべき事では無かったという事です。
しかも、ちぃ君 & もっ君 に苦痛を与えただけの事実しか残らなかったようにしか思われません。
私の至らぬお手入れのせいか思うほどの効果が見受けられませんでした。
やはりブリーダーさんの言われた通り幼犬期からストリッピングをしていない仔に
いきなりストリッピングをすべきではなかったようです。
そして、家庭犬として暮らしている仔にフルストリッピングをすべきではない様です。
赤肌をさらしている彼らを散歩中他の人たちは奇異な眼差しで見つめます。
そして一言、 『 皮膚病 ?
説明した後、また一言 ・・・ 『 可愛そうねぇ~ !
一般の方々からは、なかなか理解が得られないのが現状の様です。
もう少し良い方法がないものか ・・・ 考えなければなりません。
一つの方法として、ギリギリまで皮膚が透けて見えない様に間引き抜きをしてみる事も考えております。
ただし、これはS&P、B&S、Bにおいては有効な手段かもしれませんが
白いミニチュア・シュナウザーにはあまり有効ではない様です。
それは、彼らの被毛の色と皮膚の色に起因します。
白い被毛は、赤褐色や茶褐色の皮膚の色が透けて見えやすいという事です。
この場合はやはり、一時的に服を着せるなどして見えにくくすべきでしょう。
あまりにも痛々しく見える様です。
クリッパーのお手入れで生後一年を経過したした子は、被毛の軟毛化が定着し始めている為
皮膚に負担が掛るフルストリッピングは出来るだけすべきではないと思います。
また、軟毛化が定着している被毛を剛毛化する為にはかなりの時間とリスクが伴う事を
御承知いただきたいと思います。
見た目の美しさに心を奪われて思いつきで
発作的にストリッピングをしてしまった私 を悪いお手本として下さい。 



 



幸いにも、ちぃ君 & もっ君 は、皮膚トラブルにならずにすみましたが
その代償として純白の被毛を少しだけ汚してしまう結果となりました。
これは、当初からブリーダーさんからの御指摘があった被毛の特質、性質に起因するもので
剛毛化した被毛がクリッピングによって軟毛化が進むまで時間をかけて経過を見るしかない様です。
ストリッピングは皮膚を傷めやすく慎重に行って、尚且つ後のケアが大切です。
安易な気持ちでされる事だけはおやめいただきたいと思います。
彼らも痛いのです。
そして、時期が来たらストリッピングから解放してあげて下さい。
ある年齢に達したらストリッピングから解放してあげて欲しいのです。
その年齢は皆さんの判断にお任せ致しますが、ある程度体力に余裕が有る時期が良いかと思われます。
ストリッピングに対応するエネルギーはかなり必要ではないかと思われます。
ショーチャレンジが終わった仔がその生涯を閉じるまでストリッピングをされると思われますか ?
もし、そうだとするならばそれは人間の究極のエゴとしか言わざるをえません。
リタイヤした彼らをゆっくりと身も心も休ませてあげる事こそ
人が彼らにしてあげられる御褒美ではないのでしょうか ・・・ ?
家庭犬としてその美しさを楽しまれたいのなら程々の美しさを ・・・
ショーチャレンジ中の彼らはショーの時は美しく仕上げられていますが
本当に美しいのはほんの数頭だけで毛染め液やチョーク、ハードムースにまみれた
見ための良さを繕った仔も多いのです。
また、ミニチュア・シュナウザーの美しいオーバーコートは、フルストリッピング後調整しながら
3カ月~4カ月ほど経過した頃からのほんの数週間なのです。
ショーチャレンジ中の彼らはそれを年に2回繰り返すのです。
家庭犬として健康にストレスなく育っている仔の方が日常の素の状態では良い事が多いのです。
ですから、ドッグショーでは楽しく華やかな雰囲気とどんな仔がトップの座に上り詰めていくか
その犬種のスタイルの傾向と、個々の個体のマナーやここの性格を読み取る事を楽しんで下さい。
そして帰宅してから我が家の愛犬にも同じ事を ・・・ などと思わないでくださいね。
冷静によく考えて、ブリーダーさんやお手入れに詳しい方に御意見を求めてからに ・・・
後悔は、先には立ちません。    ( ホント ! 痛感いたしております。 )  



 


ドッグショーを楽しんだ後は、その楽しかった想い出を心に深く刻みましょう。
ハイ !

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                                by ちぃ君 & もっ君 の パパ

コメント (4)
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