クリッピング
クリッパー( バリカン )でのお手入れに若干の軌道修正をしたちぃ君 & もっ君
・・・ っと言ってもまったく抜かないわけではありませんが ・・・
夏が終わるころから伸ばし始め、ある程度伸びたところで弱めに間引き抜き ・・・
オーバーコートはある程度のレベルで維持していきたいと思っております。
ただ、フルストリッピングだけは皮膚や体の負担を考慮すると
この年齢から続ける事は避けたいと思っております。
さて、今の彼ら被毛の状態はと言うと
フル・ストリッピング直後硬く太いオーバーコートに換わりました
その後の経過は、初めてのストリッピング直後に比べ被毛の硬さが少し落ちたようです。
これは被毛の太さが少し細くなったためと思われます。
しかし、その後現在に至るまであまり変わっていない様に思われます。
コート全体としては、縮毛の傾向が強かった被毛が直毛の性質をもった被毛に生え換わってくれたようです。
スリッピングを始めて一年ですが体に貼り付く様な被毛は維持できているようです。
ただ、オーバーコートが強くなったのか、アンダーコートの密生が弱くなったのか
コート全体のボリューム感と言うか厚みが少し落ちた様な気がいたします。
これは、個体ごとの体質なのか、白いミニチュアシュナウザーの特質いなのか ・・・
被毛の伸びる速さも少し遅くなった様な気がいたします。
色については、差毛が出たり部分的に変色する事はありませんでした。
ただし、何回かお伝えしておりますが被毛がん額伸びていくに従って毛先が赤褐色になって行きます。
特に、頭部頸椎から脊髄尾部に向かってこのけお香が顕著の現れておりました。
こういった状況下で、白いミニチュアシュナウザーをいかに白く見せるか試行錯誤いたしました。
先ず、毛先が赤くなった被毛を順次選択的に抜いて行く方法を試してみました。
これは気の遠くなる様な作業でした。
斑になり易いので少し強めに間引き抜きをしますが、
これがコートに穴を開けてしまいそうになる事が度々でした。
それをしない様に抜いてみても、かえって斑や変色部分が目立つようでなかなかうまく修正できません。
多少の毛先の変色ならば全体的に強めに抜いてコートを短めに維持するか、
弱めに抜いて長めのコートで多少薄いベージュ色に見える事で納得するかの二者択一に迫られました。
そして、最後の方法がクリッパーによる方法です。
体の表面を撫でる様に、クリッパーを強く押しあてない様にカットして行きます。
薄皮を一枚一枚はがすようにクリッパーを進めていきます。
コートに厚みを持たせたい部分は特に慎重に行います。
全体を5mmの刃で並刈りで軽く落としただけでも十分でしたが刈り残しや表面を滑らかに仕上げるため
スリッカーで部分的に被毛を起こして最終的に3mmの刃で仕上げました。
3mm並刈りといっても被毛を起こしてゲージを当てて計ると5~7ミリほどになっていますので
毛並みの流れ具合はハッキリと分かり地肌はギリギリ透けて見える事はありません。
これを逆刈りでやってしまうと毛足の長さは3mmで均一になりますが、
見た目は丸裸の状態に近くなってしまいます。
皮膚の色が透けて見えない事を最優先してクリッピングしていくと
5mmの替刃で被毛を整えていくのが理想的かもしれません。
ミニチュアシュナウザーの美しさを楽しめる期間が短い事を実感いたしました。
一定期間の間隔でお手入れをしてあげる事がこの犬種の美しさを楽しめる条件かもしれません。
もちろん毎日の細かな健康上のケアもしてあげなくてはいけませんが ・・・
ストリッピング、クラッピングをされる方がシュナ飼いの方々の中にも増えてまいりましたが ・・・
それだけが全てではないという事をお心得戴きたいと思います。
ある程度のストリッピングやクラッピングを十分楽しまれたならば
残された彼らの余生をクリッピングで楽しまれてはいかがでしょうか ・・・ ?
クリッピングのこれでなかなか難しく面白く楽しいものですよ
ある程度の年齢に達したならば精神的・肉体的な面で彼らにとって
ストレスも軽減されて良いんじゃないでしょうか ・・・ ?
ミニチュア・シュナ卯ざウザーのお手入れは楽しい ・・・
ハイ !
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by ちぃ君 & もっ君 の パパ