第二次大戦中に英国空軍のパイロットがＵＦＯ（未確認飛行物体）に遭遇したとする情報を、チャーチル首相（当時）が５０年間封印するよう指示していたことが、５日に解禁された機密文書から明らかになった。
チャーチル氏の元護衛の孫が１９９９年に国防省に書簡で伝えたとされる情報によれば、空軍偵察機が任務を終えて英国に帰還する際、ＵＦＯに遭遇した。ＵＦＯは空軍機の近くで空中に音もなく停止し、その後飛び去ったという。
書簡では、チャーチル氏は訪米した際に、アイゼンハワー連合国軍最高司令官（同）とＵＦＯ問題について協議し、「民衆の間にパニックを招き、宗教心の破壊にもつながりかねないので、機密扱いにすべきだ」との考えを伝えたという。
こういう記事は実にくだらなく、面白い、だからネットでは情報が駆け回る。
きっとこの記事もそうした記事になるだろう。
アメリカのアイゼンハワーも連合軍司令官として出てきて作り話としては出来過ぎ。
でもよく読むとまずどこの「機密文書」かわからない。なのに９９年の文書だとか９５年とかえらく新しい文書のようだ。ある年のエプリルフールネタっぽい。
それが解禁になったってどういうことだろう。
イギリスといえばUFO班が廃止になったというニュースがあったがそれとの関係だろうか。
「無駄骨？ 英国防省“ＵＦＯ班”廃止 分析６０年、脅威の証拠なし」：イザ！
2009/12/05 09:18
英国防省は４日までに、未確認飛行物体（ＵＦＯ）の目撃証言の収集や分析を６０年近く続けてきた“ＵＦＯ班”を廃止した。同省は「（ＵＦＯ調査に）防衛上の利益を見いだせず、防衛予算を使うのは不適切だ」と説明している。
ちょっと追いかけてみたいが他で報道されただろうか。
＜追記＞ 元記事発見！
UFO files: Winston Churchill 'feared panic' over Second World War RAF incident - Telegraph
Winston Churchill was accused of ordering a cover-up of a Second World War encounter between a UFO and a RAF bomber because he feared public "panic" and loss of faith in religion, newly released secret files disclose.
The claims are contained in thousands of pages of declassified files on UFOs, released on Thursday online by the National Archives.
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