未来への便り アドバンス

学校職員を定年前に辞めました。そして株式会社を設立しました。AIを学びながらブログの記事をアップします。

テロ支援国家指定解除をめぐって

2008年10月14日 22時47分03秒 | 国際-北朝鮮
東京新聞:週のはじめに考える 『重病説』と『テロ解除』:社説・コラム(TOKYO Web)


>「長年の悲願をついに実現した」-金総書記のしてやったりという表情が見えるようです。
>米政府による北朝鮮に対するテロ支援国家の指定解除は二十年九カ月ぶりです。
>「核の検証」の枠組みを受け入れた見返りですが、残りが少ないブッシュ政権が大幅に譲歩したため、「抜け穴」を残しています。

・・・

>ただ、九月になって、最大のメディア労働党機関紙「労働新聞」に気になる記事が出ました。
>「私も休みたい。最高司令官である前に人間であり、生活を愛している。しかし人民と人民軍将兵が大切なので、休むことなく革命の道を歩いている」(9・14)

押さえておくべき東京新聞の社説です。

不安定化の要因に3つをあげています。一つは後継問題。もう一つは強硬派の台頭。三つ目は国民の動きということです。

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金融危機についてまとめて書きました

2008年10月12日 15時57分09秒 | 経済ネタ-ビジネス
少し希望と予測をメインのブログに書きました。

ソロス、グーグル、そして日本、中国 - 発見の日々

景気後退局面に突入-シンガポール|蛙の目


コチラでは北朝鮮関係のニュースを追いかけています。10月10日の労働党創建記念日に登場したとかしないとか、この世界的な経済危機の中で、注目してもらえずに慌てている北朝鮮の必死のあがきが怖いですよね。

「金総書記が人民軍視察」と写真放映…朝鮮中央テレビ : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

引き続き、ニュースを追っていく必要がありそうです。テロ支援国家指定解除をめぐっては拉致被害者の会が猛反発です。

田口八重子さんの長男がシンポジウムに参加せれていますね。母親の暖かさを知らないということです。こういう人道上の問題は政治を越えて解決されていくべき最優先課題のはずですよね。
北朝鮮・拉致問題:考えるシンポ 被害者の家族、解決の糸口を--奈良 /奈良 - 毎日jp(毎日新聞)
>田口八重子さん(行方不明時22歳)は78年6月、2人の子どもを残し北朝鮮に拉致された。
>長男の飯塚耕一郎さん(31)は「一度も母と話したことがない。一度でも『お母さん』と声をかけたい」などと話した。

米、北朝鮮のテロ支援国指定解除を発表 : 北朝鮮情勢 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

拉致被害者家族らが支援を訴え「緊急道民集会」: BNN [Brain News Network]

【テロ指定解除】拉致被害者家族会「米の裏切り」  - MSN産経ニュース

これはなかなか面白い記事です。中川蔵相、よくやりました。G7後、ブッシュを追いかけて話したとか。

東京新聞:拉致被害者配慮を米大統領に念押し 中川財務相:政治(TOKYO Web)

> 中川氏はブッシュ大統領と先進七カ国(G7)財務相との記念撮影終了後、退席するブッシュ大統領を追い掛け、北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんの両親の話をしつつ、指定解除の可能性について尋ねた。
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株価8000円台、日経の号外がでました!

2008年10月10日 12時44分32秒 | 経済ネタ-ビジネス
http://www.nikkei.co.jp/topic7/pdf/081010_gougai1.pdf

8500円を割った時点で出たようです。昨日のNY市場の流れを受けて売り注文殺到。
そうするに、金融会社だけでなく産業界に深刻な影響が出始めるという予測からの下げです。ジョージ・ソロスの警告が現実になったようです。

別なブログにまとめて書きました。下記のブログでお読みください。

日経号外!!|蛙の目

アメリカ震源の一段株安、加速!
|蛙の目

中国の利下げが驚きをもって迎えられる|蛙の目

新興国の救済に日本が果たす役割 - 発見の日々

世界金融危機 (岩波ブックレット NO. 740)
金子 勝,アンドリュー・デウィット
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サブプライム金融危機―21世紀型経済ショックの深層
みずほ総合研究所
日本経済新聞出版社

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サブプライム危機はこうして始まった 決定版 アメリカからの最新リポート
ブルース E ヘンダーソン,ジョージア ガイス
ランダムハウス講談社

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グローバル資本主義の危機―「開かれた社会」を求めて
ジョージ ソロス
日本経済新聞社

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ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ
ジョージ・ソロス,松藤 民輔 (解説)
講談社

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CDS・モンスター誕生その後の物語

2008年10月07日 10時35分08秒 |      +大学
今週号のニューズウィークの「CDS ウォール街を破滅させた怪物」という記事を紹介しましたが、今日はその記事の後半、CDSがモンスターしていく物語。

97年12月にJPモルガンがフォードとウォールマートなどに大企業に行った300件97億ドルにのぼる融資のうちで貸し倒れリスクの高い10%をCDSとして投資家に売り出しました。

銀行が信用リスクを資産から切り離し、保険会社や年金に肩代わりさせることに成功したわけです。

やがてCDSはよりリスクの高い中南米やロシアなどの新興市場への投資が怖くなくなる保険として使われはじめた。

01年から02年にエンロンやワールドコムが粉飾で巨額の負債を抱えて倒産するとますます企業の自己防衛のためにCDSが使われ始めます。安心の形としてのCDSが買われたわけですね。

それで00年に1000億ドルだった市場は04年には6.4兆ドルになりました。

そして個人の住宅ブームがやって来ます。FRBが利下げを繰り返したおかげでアメリカ人が住宅を次々に買い(もちろんローンで)、さらにそれの値上がりを見込んでそれを証券化し、それで猛烈な消費を繰り返しました。

銀行やヘッジファンド、年金基金などのあらゆる金融機関がこれを購入し、代わりに個人のローンが債務不履行に陥るというリスクに備えてCDSを購入しました。

この仕組みはとても魅力的であったのでCDSの市場は巨大化しました。

前回の記事でJPモルガンが最初のモンスター誕生に果たした役割はわかりました。それでは今回の金融危機の元凶である保険会社のAIG、なぜ破綻寸前までいったのでしょう。

なぜ救済されなければいけなかったかがわかります。

もともと損害保険会社であったAIGが住宅ローンの保証を火災保険のようにはじめたことに発端があります。

あやまちはAIGが通常の損害保険と同じようにCDSを考えたところにあるということです。

伝統的な保険の手法をそのままあてはめてしまったのです。

従来の保険では、対象とする個々の事故は通常は独立しています。ほかの事故案件との間に相関関係はありません。

しかし、債権の場合は一つが債務不履行になると連鎖反応で他の債権も債務不履行に陥る確率が高まります。

そうなると投資家は臆病になって資金を引き揚げ、市場はパニックに、銀行は貸し渋りに走るということが起こるのです。それが昨年発生したサブプライム問題です。

やがて住宅ローンの証券化商品が債務不履行に陥りはじめると、AIGは何十億ドルもの元利金を補償しなければならなくなったのです。政府が介入してAIGを救済したのはAIGがCDS市場のいわば最後のとりでだったからです。

銀行やヘッジファンドはCDSの売り買いを両方行っていましたが、AIGは保証を提供する一方でした。AIGが債務不履行に陥れば信用危機に陥っていただろうと容易に想像できます。

マーケットが制御不能のモンスターを生み出してしまいました。政府(もちろん政府は国民によって成り立っています)の手を借りてまで、モンスター退治をしなければならないわけで当然の何らかの「規制」がかかることになります。

ただCDSという問題は規制がかかり解決されたとしてもマネーという怪物は生き残ります。

ニューズウィークが記事の最後にシェリー夫人の『フランケンシュタイン』を読むことを勧めていますが、それは怪物がたどった運命と最後に北極まで追われてそれでも死ねずにかなたへ消えていく物語が示しているところをいいたいわけですね。

ハリウッド映画のフランケンシュタインではないのです。
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久しぶりに金正日総書記の動静が伝わる

2008年10月06日 13時39分01秒 | 国際-北朝鮮
「金正日総書記がサッカー観戦」 重病説の中、51日ぶりに動静報道 - MSN産経ニュース

北朝鮮の国営メディアが金総書記の動静を伝えたのは、8月14日の軍視察に関する報道以来、51日ぶり。
・・・
しかし、観戦の日時と場所は不明で、観戦が事実かどうかも分からない。海外での重病説を否定するために、北朝鮮当局が意図的に金総書記の“健在ぶり”を伝えた可能性も否定できない。


姿を見た人の話を聞くまでは…、ですね。
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