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内藤圧勝!

2007-10-11 21:03:33 | 日記・エッセイ・コラム

チャンピオン内藤は、苦労して王座についた。

見た目やボクシングスタイルもスマートとは思えない。

しかし、手数で亀田を上回り、自分のスタイルを貫いて、勝利を手にした。

試合後のコメントもファンへの感謝、勝利の喜びを率直に話しており、好感が持てた。

33歳にして、ようやくチャンピオンになった苦労人らしく、亀田とは正反対で大人の印象をあたえた。

対する亀田は、ラウンドが進むにつれ、ポイントで勝つことが難しくなり、一発で倒すしか試合を決める方法がなくなっていく。

老獪にパンチを外したり、クリンチしてくるチャンピオンの戦略にすっかりはまり、最後の12ラウンドの戦いぶりは、非常に後味が悪いものだ。ただ自分のパンチが当たらない腹いせに、内藤を突き飛ばしたり、投げ飛ばしたり。

減点3くらうなんて、どうしょもない。

不愉快な戦いぶりだった。

クリンチされた時、内藤の太ももを叩いたり、頭にパンチ入れたり、やり方の汚さを感じていたし、どちらを応援するかニュートラルな状態で放送を見た私も、亀田はチャンピオンの資格のない人間だと感じ、内藤の勝利を100パーセント祈った。

日ごろの言動のみならず、戦いぶりも未熟で幼稚な印象だった。

仮に、彼がチャンピオンになれても決して応援しない。

もう、彼だけは応援しない。