我が社では、一部の施設で雪冷房を採用している。
雪室に冬季に降った雪を詰め込んで、気化熱を利用して夏場施設を冷やすのだ。
冷機もまろやかな感じがすると評判なのだが、昨年は雪がほとんどなく、遠方から何とか運び込むも、半分くらいしか雪が埋まらなかった。
今年はどうなることやら。昨年に比べれば、この2週間くらいで昨年以上の雪が降ったようだが、雪冷房に使用するには、ふわっとした雪ではあっという間になくなってしまう。
だから、ある程度固まったような雪が必要だ。しかし、これじゃ雪が固まる前にみんなとけちゃいそうだ。ちび黒サンボに出てくる虎が溶けてバターになったように・・・
中越地震後の冬は本当にたくさん降ったので、今年どれほど降るかと心配にだったが、何だか落ち着いた感じ。やっぱり地球温暖化は深刻な状況なのだろうか。
雪がない冬は生活がしやすい。かといって全く降らないのも気味が悪い。
雪冷房の雪も不足する。そういう意味でうれしくもあり、かなしくもある暖冬だ。