マイクロソフトカップ準決勝。
今年も名勝負が産まれた。
4連覇を目指す東芝とトップリーグ史上初の13戦全勝で勝ち上がった三洋のマイクロソフトカップ。
読売新聞では、HD-DVDから撤退と言う東芝の劣勢が伝えられていた。
対する三洋は、本業の不振は以前から心配の種でありながらも、すいません。良くわかりませんが、既に参戦していないようです。(もし違っていたら、誰かコメントを!すぐに訂正します。)
本業はさておき、先制したのは三洋。スタンドオフのトニー・ブラウンのペナルティーゴールで3点先制。その後もPG一本追加したが、東芝もブレイクダウンの激しさとドライビングモールなど強みを生かし、PGと一本トライをとる。それで前半は終了。8-6のスコアだったと思う。
そして後半。三洋が幸先良くトライをとる。コンバージョンも決めて、13-8とするが、PGを決められ13-11。そして、後半も20分を過ぎて東芝の富岡前主将がまさかのドラッグゴールを決める。この時点で13対14。
三洋が東芝に攻め込むも、肝心なところでスクラムを回されたり、いまいち乗り切れない状況。そうこうしていると東芝に新卒スクラムハーフ田中がパスをインターセプトされ、廣瀬主将がゴール真ん中にトライ。コンバージョンも決めて13-21。
これで勝負あったかと思われたが、さすが三洋電機。トニー・ブラウンも榎本主将も全然あきらめていなかった。
後半も36分ぐらいだっただろうか。エイトのコリニアシ。凄い突破を繰り返していた。そんな攻撃を基点としつつも、最後は北川智規がトライ。素晴らしい。
これで18-21となる。コンバージョンは決まらない。でも、三洋に勢いありと言った雰囲気が出てくる。
東芝がモールを作ったが、ボールを出さざるを得なくなり、ノータッチをけりだすと、三洋が猛攻を仕掛ける。
最後はもつれにもつれ、トニー・ブラウンがトライ。
シックスネーションズでも、健闘した平林レフリーがトライのジャッジ。モール状態の時に既にホーンが鳴っていたので、とってもはらはらした展開だった。
昨年はサントリーがこのような展開で東芝に敗れたことを考えると、歴史は繰り返すのかなと思う。だから三洋は今年、全てを制してくれるだろう。それをとっても。物凄く。本当に期待している。