柏崎のお祭りと言えば、「閻魔市」。復興のシンボルです。
中越沖地震の爪痕も残る本町通は、急ピッチで歩道の補修が進められ、いつもと変わらぬ閻魔市が迎えられたことを嬉しく感じました。
しかし、くしくも閻魔市初日の平成20年6月14日8時43分に発生した岩手・宮城内陸地震。
震度6強の揺れを観測し、多くの被害があったとの報道。
中越沖地震も震度6強を観測しました。ニュースでも揺れている瞬間を映たビデオを流しました。
しかし、本物を体験した私にとって、映像のすさまじさをもはや感じることはできません。なぜなら、縦ゆれの瞬間のあの音。地面から聞こえてくる轟音と立っていられなくなるほどの揺れ。どうすることもできず、ただ揺れがおさまるのをひたすら祈ったあの数十秒知っているからです。
だから、あの瞬間、被災された方々がどんなことを気持ちでいたか痛いほどわかります。
尊い人命が失われ、今だに余震の恐怖が続き、行方不明の方もいらっしゃるとのこと。
一刻はやい救出と、まずは一日も早い復旧をお祈りします。
これ以上は、言葉もありません。