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あれから2年

2009-07-16 11:46:20 | 日記・エッセイ・コラム

昨年も7月16日は会社を休んでいた。

今年も日のめぐりで振り替え休日を取得した。

あの時、私はソファーでコビーを抱っこしていた。

テレビが棚から落ちるほどの揺れ、タンスや棚が倒れていく。

身を動かすこともできず、揺れがおさまることを祈るしかできなかった。

恐ろしいことが起きたことは認識していた。

思い出すと本当に恐怖がよみがえってくる。

家族が無事でいてくれたことに感謝したい。

そんな中、今朝、ちょっとした事件があった。

リンリンが子供用の小さな椅子から飛び降りた。

その真下でコビーが寝そべっていた。

軽く飛び越えられるつもりだったのだろう。

でも、かろうじて飛び越えてはいたものの、僅かにわきの下というか、二の腕を少しふんでいた。

目の前で起きたこのことに、もしも「お腹の上に落ちていたら」ということを考えずにはいられず、リンリンにコビーの上に落ちていたらどうなっていたと思うと問いかけた。

リンリンは、ただただ涙を流すだけだった。

悪いことはわかってくれたと思う。

地震のとき、我胸に抱えられていた小さな命。

たった、3人しかいない血を分けた兄弟同士。

健康で、仲良く生きていって欲しいと感傷的になってしまった。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あれから丸2年が経過したのですね。 (マーヒー)
2009-07-16 23:10:10
あれから丸2年が経過したのですね。
知り合いの寺院も屋根が崩落し、
「もしも法事など本堂に人が
居る時間帯だったら・・・」
と住職さんはふり返っていました。

生きている喜び、
感じられる未来であって
ほしいと
ますます思います。

BYマーヒー
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こんにちはマーヒーさん (bluemonk)
2009-07-17 07:56:27
こんにちはマーヒーさん
道路を倒壊した家屋がふさいでいたり、下を見ながら歩かないと危ないほど、道路が凸凹だったり。
でも、ハード面ではかなり復興を感じられる今日この頃です。
生きていて良かった。
私は仕事を通じてそんな社会を作りたいです。もちろん、家族との生活が前提ですけれど。
コビーがJPをふんだりしないか。実はそんなことも心配だったりします。
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