昨年も7月16日は会社を休んでいた。
今年も日のめぐりで振り替え休日を取得した。
あの時、私はソファーでコビーを抱っこしていた。
テレビが棚から落ちるほどの揺れ、タンスや棚が倒れていく。
身を動かすこともできず、揺れがおさまることを祈るしかできなかった。
恐ろしいことが起きたことは認識していた。
思い出すと本当に恐怖がよみがえってくる。
家族が無事でいてくれたことに感謝したい。
そんな中、今朝、ちょっとした事件があった。
リンリンが子供用の小さな椅子から飛び降りた。
その真下でコビーが寝そべっていた。
軽く飛び越えられるつもりだったのだろう。
でも、かろうじて飛び越えてはいたものの、僅かにわきの下というか、二の腕を少しふんでいた。
目の前で起きたこのことに、もしも「お腹の上に落ちていたら」ということを考えずにはいられず、リンリンにコビーの上に落ちていたらどうなっていたと思うと問いかけた。
リンリンは、ただただ涙を流すだけだった。
悪いことはわかってくれたと思う。
地震のとき、我胸に抱えられていた小さな命。
たった、3人しかいない血を分けた兄弟同士。
健康で、仲良く生きていって欲しいと感傷的になってしまった。
知り合いの寺院も屋根が崩落し、
「もしも法事など本堂に人が
居る時間帯だったら・・・」
と住職さんはふり返っていました。
生きている喜び、
感じられる未来であって
ほしいと
ますます思います。
BYマーヒー
道路を倒壊した家屋がふさいでいたり、下を見ながら歩かないと危ないほど、道路が凸凹だったり。
でも、ハード面ではかなり復興を感じられる今日この頃です。
生きていて良かった。
私は仕事を通じてそんな社会を作りたいです。もちろん、家族との生活が前提ですけれど。
コビーがJPをふんだりしないか。実はそんなことも心配だったりします。