愛しい風

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庭に咲く花便り・いつか何処かで見た風景・ 旅先での一期一会・心の小箱のお気に入りたち。 移りゆく季節の中で、日々の想いを綴っています。 風を感じて立ち止まっていただければ 嬉しいです。                                                     

自分らしさ

2013-07-02 01:27:39 | 思うこと

「過去に蒔いた『後悔』という種を、今になって拾い集めてなかったことには出来ないんだ・・」

ふとした心の隙間に、そんな自分のつぶやきが聞こえてくることがある。

 

相手に対して投げかけた言葉や

自分勝手な振る舞いなど、

あの頃には見えていなかったものが今になってクリアになり

未熟だった自分を恥ずかしく思うことがしばしばある。

 

自分では気づかないうちに

どれだけの人に迷惑をかけてしまっただろう・・

嫌な思いを抱かせていたかもしれないし

我慢を強いていたかもしれない。

 

 

友人、知人、仕事の場、家族・・

どれほどの種を蒔いてきたのか

今となっては数え上げることは出来ない。

 

もちろん人は、

自分が思う以上に、気にはしていなかったかもしれないし、

昔のことなど誰も覚えていないかもしれない。

どれもこれも相手には些細なことだったのかもしれない。

 

でも

ふと過去の自分を振り返った時、

自分がつけた足跡を消せはしないことに

心が痛むことが、あなたにはないだろうか・・

 

「自分が蒔いた種は、いつか自分が刈り取らなければならない」という言葉がある。

蒔いた種は芽を出しやがては成長する。

どんな形に成長するのかはわからないけれど、

思いやりの種を蒔けば心優しい花が咲き、

意地悪な種を蒔き散らせば、

困った芽があちこちから顔を出すのだろう。

 

自分が蒔いてきた種は、決して思いやりの種ばかりではなくて、

身勝手な種もたくさんあったと思う。

私の蒔いた種は人の心にどんな形の花を映して見せているのだろう・・・

こんな夜には、ふとそんな独り言を洩らしてみたくなる。

 

 

後悔することなら誰にでも出来ることだし、

いつまででもしたいだけ出来る。

悔やむことはある意味で大事なことなのかもしれないとも思うのだ。

無頓着ならそんなことを考えもしない。

昔は自分にもそんな時代があったからよくわかる。

 

だけど・・人は、いつからだってやり直せる。

後悔している自分に気づいたなら、

そこで自分の未熟さを自分で認めさえすればいいのだということが

今頃やっとわかったような気がする。

未熟な自分を認められないうちは、自分の蒔いてきた種も人のせいにする。

人のせいにしているうちは、後悔の堂々巡りは続く・・

 

自分に降りかかるどんな出来事も

人のせい・・相手のせいにはしてはいけない・・

いつ頃からか、そう思うようになった。

相手のせいにしてしまうと、自分の非も認めたくなくなってしまう。

そうなるとついつい、立てなくてもいい腹を相手に立ててしまう。

腹が立つとよけいに

自分よりも相手が悪いと思い込んでしまったりするものだ。

 

過去に蒔いた「後悔」という種をなかったことには出来ないけれど

それを自分の手で刈り取ることが出来たなら

新たな自分らしい種を蒔くことは、いつからだって出来る気がする。

 

 

 

 

 

 

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