TVのニュースで知りました。
愛岐トンネル群が解放されて、紅葉を愛でることができるのです。
受付開始は9時半。受付前にはすでに長い隊列が。
JRの中央線定光寺駅でも、列車が到着するたびに多くの人がホームに降りてきます。
車で来た人も。
風は冷たいですが、天候に恵まれ、3連休の中日を楽しむ多くの人々で、ここトンネル群は大賑わいです。
3号トンネルから4号、5号、最も長い6号トンネルへと進むと県境の行き止まりとなり、そこから引き返します。
トンネル内は暗いので、そのためにイルミネーション、ろうそくの明かり、太陽の光をトンネル内に引き込むなど、様々な工夫で私たちを楽しませてくれます。
4号トンネルを抜けると、とっても大きなモミジが目に飛び込んできました。
愛知県で一番の「三四五(ミヨイ)のモミジ」です。
この3本の巨木は推定100歳前後だそうです。
眼下の庄内川には紅葉が映え、その上の山々は絵の具のパレットのようです。
愛岐トンネル群
グリーンのベストを身に着けた愛岐トンネル群保存再生委員会のメンバーの方々が、いたるところで親切な説明をしてくださいました。また、この貴重な産業遺産を後世に伝えるためにご尽力されています。
私が帰るころ、朝以上の人々が入り口で隊列を作っています。
いつになったら受付にたどり着けるのでしょう?
ちょっと心配になっちゃいました。
トンネルを散策した1時間半、新鮮な空気を吸った体は、心地よい疲れとともに、有意義な半日を過ごして大満足でした。