出張整体師しろくまのひとりごと

2005年から整体師です

腹筋を割る方法その3

2006-08-02 14:18:22 | トレーニング
前回から1週間経ちました。

1週間続けた方は少し身体が軽くなってきたんじゃないでしょうか?

前回紹介したレッグランジにはオマケ効果として股関節(脚の付け根)の可動を良くし血流やリンパの流れを高める働きもあります。

血液は体の隅々に酸素や栄養を運ぶ働きがあるのですが、股関節の動きが悪いと鼠経部で血流が制限されてしまいます。
この状態が続くと脂肪の燃焼効果も下がってしまうんですが、痩せる目的が無くても冷え性やむくみやすいの方にも是非行っていただきたいですね。


さぁ、いよいよお腹周りのトレーニングに入りますよ

種目①
クランチ(腹直筋) 10回×3セット

<用意する物>
特にありません。(楽に行えるようになったら重さを加えるのも効果的です)

<やり方>
まず仰向けに寝て膝を90度、股関節を90度曲げてください、そうすると空中で脚上げをした格好になってるはずです。
手の位置は膝に触れるようにセットしてください、簡単だって言う人は頭の後でも結構です。
動きのタイミングはアップ5秒、キープ2秒、ダウン5秒です、キツイ方はアップダウンを3秒にして行ってください。

<注意点>
・首だけを動かさない。
・アップの時はお腹に意識を持つためにお腹の上に何か物を乗せると良いと思います(例:携帯電話やリモコンなど小さくて多少重さがあったほうが良いです)
・キープの時にはお腹を見つめてください、だんご虫の様に丸まるイメージで。
・ダウンの時は腹筋の緊張を抜かないように肩甲骨(背中の羽みたいな所です)を床に付けない、付けてしまうと休憩してしまうので効果半減です。


種目②
ツイストクランチ(内・外腹斜筋) 10回×3セット

<用意する物>
特にありません。(楽に行えるようになったら重さを加えるのも効果的です)

<やり方>
種目①と基本は変わりません。
違うのはアップの時にお腹をまっすぐ上げるのではなく左右に捻る事だけです。
1回の動作で捻るのは片側だけです。(例:1回目は左捻り、2回目は右捻り)

<注意点>
種目①と同じです。




以上です。

前回書きましたが脂肪燃焼に上記の種目は大して効果ありません。
『じゃあ何でやるんだよ』って怒りの声が聞こえてきそうですが
今回は『腹筋を割る方法』でスタートしているからです。

みなさんも経験あると思いますが、痩せた男の子って腹筋分かれてません?
でも痩せた女の子の腹筋が分かれてるのって見た事ないんじゃないですか?
これは痩せた男の子が腹筋を鍛えてる訳じゃ無くて皮下脂肪が無いからそう見えてるだけなんです(女の子の場合は男性より筋肉量が少ない上に皮下脂肪が多いので痩せていても腹筋が分かれて見えることはまずありません)

つまり皮下脂肪を落としても腹筋の筋量が無ければ分かれて見えないってことです。


また良く勘違いされていることなんですが、腹筋は生まれながらにおいて腱画という筋によって6個~8個に筋肉が分かれています、これはいくらトレーニングをしても一生増えることはありません僕も今までシックスパックやエイトパックは見た事ありますがテンパックは見た事無いですね、存在するなら一度見て見たいですね。

も1つ、腹筋をがむしゃらに100回も200回もしてる方もいますが、どれだけ効果有りましたか?腰痛めただけじゃないですか?
これはシットアップという腹筋運動ですが、今回指導した腹筋運動はクランチという方法です。
シットアップでは腹筋よりも股関節に負担を感じますが、腹直筋には大して効いていません、だから100回も200回も出来るんですよ。


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