silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

比良八淵の滝、大擂鉢の文字は隷書でなく金文(篆書も)だった!

2013年08月25日 23時26分26秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
Canon EOS 6D EF24-105mm f/4L IS ISO3200 28mm ±0EVf/13 1/320(iPhotoでクイック補正)

臺灣から帰って来て同じ漢字でもフォントが違うことに興味を持っていました。日本式で「はらう」ところが繁体字では「とめ」になっていたりするところです。 で以前から気になっていた比良山系、八渕の滝(八淵の滝)「大擂鉢」に彫られた文字は多くのガイドブック等で隷書体で「八徳」(又は八淵と記述していることも)と刻んであるとしてあり、昔からワタシもそう信じていました。 書体に詳しいmia嬢にWebにある写真を見せて、これが隷書体だよね?と訊ねますと、mia嬢曰く「これは金文体であって隷書体ではない」との指摘を受けました。 ええっ!?40年以上隷書体だと思っていたのにそりゃないわー、と再度Webを調べてみると、殆どの人が「隷書」と書いている。そらガイドブックに載っていてワタシのような書体に対する造詣のない一般人はそうだと思ってしまいます。 で実物に触れねば気が済まんので(何故?w)事前にmia嬢に教わりながら書体の勉強をして少し知識を仕入れた後、約30年ぶりに現地に出かけることにしました。 ガリバー旅行村に車を停め、約30分山道をハイクアップした後、大擂鉢に到着。 雨後のため水流が多く半ば徒渉しながら「八徳」岩の前へ。  
i Phone 5 ISO50 4.1mm f/2.4 1/40

うーん!なるへそ。確かに隷書体ではない。 金文体「八徳」の裏返しだ(印章)。でも前日に調べていたのですが、徳のギョウニンベンが金文体にみつからない。 なので、これを書いたという嘗ての滋賀県知事が漢字を間違ったんではないだろうか?等と考察していました。 どなたか詳しい人がいらっしゃれば教えて下されば幸いです。  

徳の下の部分は心ですね。各書体で並べてみました。 金文はこちらから、金文以外はこちらから拝借させて頂きました。  
滝も撮っておかなきゃ。
Canon EOS 6D  EF24-105mm f/4L IS ISO250 32mm +0.3EVf/22 1/5  
mia嬢のニコンにミニチュア効果されてしまいました。
NIKON D3200 AF-S DX MICRO Nikkor 40mm f/2.8G ISO400 ±0EV f5 1/100  

楽しみも兼ねた運動の日でございました。 今度の週末は某医療雑誌収録のための糖尿病系座談会。お初の方が多いので愉しみです。
コメント
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