3/7（月）の歌謡スクランブルは田中星児さんの特集でした。坊ちゃん刈りで「ビューティフル・サンデー」を歌う人としか認識していない人が多いかもしれませんが、実際はいろんな曲を歌ってます。
田中星児さんはデビューがNHKの「ステージ101」だそうですが、翌1971年には「おかあさんといっしょ」の歌のおにいさんに起用されましたが、なんとこの人が初代。現在のおにいさんは12代目だそうですから、田中さんはもうレジェンドですね。
ちなみに二代目のおにいさんは、かの水木一郎さんなので、なかなか凄い人たちがやってます。水木さんは今や「アニキ」ですが、田中さんは今でも「おにいさん」キャラですので、優しいイメージは変わりませんね。田中さんにしても水木さんにしても、本当に歌だけやってきて妙なことで世間の話題になったりしてませんから、やはり歌のおにいさんは偉大です。ご本人たちもイメージを汚さないように努力しておられるのでしょう。
それで、田中星児さんというとヤング101ですので、「おにいさん」であって「ヤング」でもあります。ステージ101には初期から出て最終回にもいました。それで、今回の特集は1曲目がその「ステージ101」の最終回でも披露した「D51（デゴイチ）」だったので、「さすがNHKはよくわかっとる。」と。私も子供の頃にその最終回の演奏を見てましたので。（なお、この曲は田中星児＆まきのりゆき名義。） 調べてみたら、この曲はシングル出てたんですね。当時はレコード屋さんで見かけた事なかったです。
ステージ101の最終回では田中さんとまきさんの二人だけでの演奏でしたが、リードギターは田中さんが弾いてたのはあとになって最終回の再放送を見て知りました。イントロと間奏はソロを弾いて、歌のバックはどうしてたかというと、本来ベースがやるフレーズを弾いてたのですね。ビートルズの「Two Of Us」のジョージ・ハリスンの技というか、多分田中さんはマルチなプレイヤーなのでしょう。相当上手いです。
そういえば、TBSテレビで水越けいこさんと「8時の空」というのもやってましたね。たまに見た記憶があるのですが、毎朝ギター持って生放送やってたので、あれはあれで大変そうな。毎朝早いだろうし。
ということで、今回のオンエア曲は以下の通りです。うたのおにいさんとしてのレパートリーが多いですが、こうやって並べて聞くと本当に歌が上手い人だとあらためて感じます。「らじるらじる」の聴き逃しは14日（月）午後2時まで聞けますので、関心のある方は是非どうぞ。
「D51（デゴイチ）」田中星児＆まきのりゆき
「ヤンチャリカ」
「ドロップスのうた」
「とんでったバナナ」
「北風小僧の寒太郎」
「ビューティフル・サンデー」
「オー・マリヤーナ（MARIJANA）」
「ラッキーセブンがやってきた」
「大きな古時計」
「切手のないおくりもの」