TBSラジオ平日朝の人気番組「伊集院光とらじおと」が本日終了しました。「今日は聞かねば」と思ってたのですが、9時過ぎまではリアルタイムで、残りはタイムフリーで聞きました。
人気パーソナリティーによる人気番組がなぜ急に終わらねばならなかったのか、詳しい事情はわかりません。ただ、一人のリスナーとしては「寂しいなあ」「もったいないなあ」とは思います。
この番組が始まったのは2016年4月11日で、約6年やってたことになります。調べてみたら私も初回聞いてて、その日の夜に感想をブログを書いてました。
その後も運転中に聞くことが多くて、ブログではこの番組をネタに20本以上の記事を書かせて貰いました。印象に残ったコーナーはなんといっても「アレコード」ですが、その他に「俺たちの半沢直樹」という珍妙なコーナーも回答者の推理のこじらせ方に大笑いしたりしました。
また、ゲストとのトークも魅力で石川ひとみさんはもちろん、野口五郎さん、森本レオさん、岩崎宏美さん、萩原健一さん、関口宏さん、久米宏さん、小池徹平さん、内藤剛志さん、ドイツ文学者の川島隆さん、高橋惠子さん、永井豪さん、小松政夫さん、東出昌大さん、阿川佐和子さんなどの話はブログのネタにしてました。ちなみに東出昌大さんについては、「話が真面目過ぎてつまらん。」という感想だったのですが、まさかあんな人だったとは…。
伊集院さんの今後の夢や野望については「必ずまた朝の番組をやる」との事でしたし、既にいろんな放送局からオファーも来ているとか。
ただ、私は伊集院さんの深夜番組は聞いてないですし、あくまでもこの番組とこの番組での伊集院さんのファンだったので、次にどこかでやるときに必ず追いかけるかはどうかはわかりません。とにかくこの番組では話す内容や話し方を相当考えてたし、番組のコーナーも色んなアイディアを出してマンネリに陥らないようにしてたのも感じました。若手芸人の使い方やパートナーとのやり取りも楽しかったし。
そういう意味で、もう30年以上も平日のAMラジオの生ワイドを聞いてるものとして、記憶に残る番組でした。伊集院さんは、落語の師匠と一緒に会をやった際に「お前、いいお客さん持ってるな。」と言われたのが最高に嬉しかったとか。リスナーを育てるというか、話を聞かせるとともに聞き手の耳も鍛えるというパーソナリティーでもあるのでしょうね。まずは長年お疲れ様でした。いくつかの回は録音してあるので、それは番組ステッカーとともに私の宝物です。