FM NACK5の人気番組「FUNKY FRIDAY」にて、ここ数ヶ月15時台に「アカペラのど自慢」をやってました。その名の通り、リスナーが電話口でアカペラで好きな曲を1コーラス程度歌うというもの。
多分去年の10月からやってたと思いますが、先週から違うコーナーに変わりました。パーソナリティーの小林克也さんによると「あんなものをラジオで流すな」という声もあったそうで、それが真剣なクレームなのか、面白がってるリスナーのジョークなのか、克也さんが誇張していっただけなのかはわかりませんが、コーナーが終わったのは事実。実際にクレームや問題があったかどうかは知りえません。
まあ「アカペラ」というと聞こえはいいですが、実際素人が無伴奏で歌うとなると聞いてる方が恥ずかしくなるような人もいたのは確かです。ただし、素人の下手な歌ということでいうと「NHKのど自慢」でもちょくちょくあります。それを微笑ましいと思うか、聞き苦しいと思うかは、それこそ懐の深さということになるかも。
私はこの「アカペラのど自慢」は毎週聞いてたわけではありませんが、中にはびっくりするほど上手い人もいたり、応募メールの勢いの割には実際緊張して元気がなかった人もいたり、克也さんに促されてもなかなか歌いだせない人がいたのもご愛嬌。
毎週プロのミュージシャンが審査員として電話で出演していましたが、鮎川誠さんが来たときにシーナ&ロケットのファンの人が「ユー・メイ・ドリーム」を歌ってて、ああいうのはお互い楽しそうだったし、ファン冥利につきるという場面だっただろうとも思います。
ということでコーナーは終わってしまいましたが、あれもたまにやるのは楽しいのではなかろうかと。年に1回とか年末だけとか。また、5G回線が一般に普及すれば、普通の電話では無くネット通話でもっとクリアな音声で歌えたりするのでしょうか。
ところで「テレビやラジオで下手な歌を聞かされるのは別に素人ののど自慢だけじゃないよね。」という話は、また別の機会に。って、わざわざここでは書きませんが。