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「関口宏の一番新しい古代史」ですって

2022年03月20日 | TV番組レビュー

 BS-TBSで放送中の「関口宏のもう一度!近現代史」が来週で終わるそうです。この番組は「関口宏が「日本近現代史」をテーマに、近現代史研究の第一線にたつ保阪正康氏をパートナーに迎え、歴史的テーマを取り上げる歴史番組」ですが、私は2年ほど前から見てました。

 これの冒頭のナレーションは、「明治維新から150年あまり。しかしそこから終戦までの詳しい流れを僕たちはほとんどわかってません。」というもの。たしかに私もわかってません。今では幕末~維新のあたりは色々本を読んで、なんとかペリー来航から西南戦争くらいの流れはわかるようになったのですが、その後の国会開設とか日清・日露戦争はよくわかっておらず、大正時代を経て日中戦争に突入する流れは、ほぼ理解しておりません。そういう意味でこの番組は本当に勉強になりました。

 とはいえ、番組を見た直後はわかった気になるものの、すぐ忘れてしまうので何回も見られるようにとこの半年分くらいは全部録画を残してあります。それが来週で終わりという事は、サンフランシスコ平和条約というかアメリカの占領状態が終わるところでこの番組は終了なのですね。(まだ昨日の放送は見ておりませんが。)

 そして、これの次の番組はというと「関口宏の一番新しい古代史」ですって。私の最も興味のない分野ですが、もしかしたら勉強になる内容かもしれません。

 なんといっても、同じ歴史路線の番組が続くという事はこの「関口宏のもう一度!近現代史」が視聴者には評価されていたのではないかと思い、毎週見ていた立場としては嬉しい気分もあります。

 願わくば、この近現代史の方をまとめて再放送して貰えればと。教科書や歴史書を読んでも全然頭に入ってこなかった流れが、ナレーションとともに映像、図表、写真を提示され、保阪さんの解説があるとよく理解できます。ビール片手に戦前のあたりを見ながら、「わしら、どこで道間違うたんかのう…。」と「仁義なき戦い」の松方弘樹のような事を言いながら振り返るのをやってみたいです。再放送ないかなあ。