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日本を守るためのアクション 2016

2016-01-19 15:51:25 | 日本を守るためのアクション 2016
 今月も、19日がやってきた。
 2016年になって最初の19日である。というわけで、今回も安保関連法に反対するさまざまな動きについて書きたい。
 ところで――こうした行動について、去年は「安保法廃止を求める抗議行動」というカテゴリーで書いていたが、しかし最近になると、運動はもう少し幅が広くなっている。脱原発や辺野古基地反対といった運動ともつながりが出てきていて、単に「反安保」というくくりだけではとらえられなくなってきている。そこで、そうした変化に対応して、当ブログでも、新たなカテゴリーを立ち上げることにしたい。カテゴリーのタイトルは、ずばり「日本を守るためのアクション 2016」である。安倍政権にレッドカードを突きつけるためのアクションは、平和主義、立憲主義、民主主義という国の根幹に関わる理念を守るためのものである。それらすべてをひっくるめて、「日本を守るためのアクション」と呼ぶことにする。

 まずは、“オリーブの木”について。
 先ごろ、次回の参院選から合区となる島根・鳥取選挙区で、民主党が無所属の候補を擁立することになった。報道によれば、社民党はこの候補を支持する方針で、共産党も、安保法廃止などの点で一致できれば候補を取り下げることを検討している。それが実現すれば、野党統一候補ということになる。熊本、石川などに続いて、新たな進展である。今後も統一候補擁立にむけた動きは続いていくだろう。

 そして私の地元福岡でも、さまざまな団体が活発に活動を続けている。
 福岡では、「みんなで選挙ふくおか」という連合体が結成され、野党共闘にむけて県内のさまざまな団体を結びつける動きが進んでいる。この団体は、以前このブログでも紹介した後藤富和弁護士が代表で、賛同者には、やはり当ブログで紹介したイラストレーターのいのうえしんぢ氏も名をつらねている。福岡は今年の参院選から3人区となり、一人区とはまたちがう独特な難しさも指摘されているが、その困難を乗り越えるパワーが県内の市民団体にはあふれている。
 たとえば、「ママの会」では、去年末に「@大牟田」が立ち上がったのに続き、今年になって「@筑紫野」、「@久留米」という新たな地方支部ができた。これで、西鉄大牟田線沿線をほぼカバーするかたちになり、ママの会@福岡の公式サイトによれば、久留米駅や二日市駅で定期的にスタンディングアピールを行っていく予定となっている。
 また、今日は、天神でそのママの会と、「福岡・戦争に反対する女たち」、FYMなどによる「みんなガイセン」が行われることになっている。ほかにも、北九州や那珂川町、久留米市など県内各地でアクションが行われる予定だ。私は残念ながら参加できないのだが、安保法採決から4ヶ月が経ち、運動が衰えていくどころかますます勢いを得ているのは心強いかぎりである。この動きが、参院選に向けてさらに加速していくことを期待したい。


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