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奮闘記・26~54th青梅マラソン

 今日は“第54回青梅マラソン”。私は平成21年の大会から連続してこの10キロ部門に出場している。一度雪で中止(平成26年)になったが、今回で11回目の出場。そもそも青梅マラソンは昭和42年(1967年)に、東京オリンピック銅メダリストの円谷幸吉選手が出場して第1回が開催され、市民マラソンの草分け的存在として長く続いている。私は52歳の時にジョギングを始め、青梅マラソンが生まれて初めて出場した公式レースであり思い入れが強い。
 さて今日のタイムは51分59秒で1キロ当たりは5分12秒。1キロ毎のラップは、5分48秒、5分29秒、5分24秒、5分20秒、5分1秒、5分8秒、5分4秒、4分56秒、4分55秒、4分54秒。スタートから3キロくらいは、人混みをかき分け遅くなるが、その分、力を蓄えられたようだ。ラスト3キロは1キロ4分台で走り、昨年よりは21秒遅れたが、一昨年よりは17秒早く、3年前とはわずか2秒差だった。高校生から70歳以上までの男性参加者1,956人中631位(中間点672位)で上位33%以内、60~69歳男性444人中では87位(中間点100位)で上位20%以内とまだまだ捨てたものではない。スタート直前から雨が降り始めゴールまでずっと雨中ランになってしまった。評判のシューズ/ナイキヴェイパーフライネクスト%のデビューレースで、弾むような心地良さは申し分なかったが、軽い分、生地が薄いため雨には弱くすぐに水が浸み込んで往生した。[(c)allsports.jp]
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オオバノイノモトソウ・1~長沼公園

 このブログ右サイドバーにあるカテゴリでは、草本、常緑樹、落葉樹などとともに、シダ・コケを区分している。地球上には約1万種以上のシダ植物があるとされ、日本でも雑種や変種を加えると1,200種程度が自生している。高尾山では140種あるとのことだ。それを考えればこのブログでのシダの記事数はまだまだ少ない。
 毎年年頭に『今年こそはシダ植物を勉強しよう!』と思うが、すぐに春の花が咲き始め、スミレを追いかけているうちに夏が来て、やぶ蚊と格闘しながら雑木林の中を行き、紅葉や果実を楽しんでいるうちに冬になる。しかし今年は、今のところシダ植物探索に積極的に時間を割いている。シダはほとんどが常緑性であり、この時期はやぶ蚊やヘビの心配をすることなく藪に突入できるのが大きい。現状の知識ではシダはどれも同じに見えてしまうが、まずは特徴あるものや当地の代表的な種から覚えていくことにしよう。
 写真はイノモトソウ科イノモトソウ属の「オオバノイノモトソウ(大葉井許草)」。東北~九州地方の山地や低地に生育するシダ植物で、イノモトソウの名前は井戸のそばという意味。人里付近の湿った場所に多く見られたのだろう。オオバノイノモトソウは栄養葉と胞子葉の2形があり、写真左上に見える幅広のほうが栄養葉で、写真下部が胞子葉。同じ種でもこのように見た目が異なるので、初心者は別種だと思ってしまう。これは長沼公園“霧降の道”のもの。葉柄が暗紫色で山地性のタイプを“コユルギイノモトソウ”と呼んで区別することもあるそうだ。
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ヒノキバヤドリギ・3~群生

 秋葉台公園で見られる「ヒノキバヤドリギ(桧葉宿り木)」。写真はエゴノキに寄生している様子だが、まるで宿主の新芽のように見える。これは果実が野鳥によって遠くに運ばれることが無く、自ら破裂して種子を拡散させるか、アリなどによってごく限られた範囲で運ばれるため同じ樹にいくつも寄生する。この隣の落葉樹にもいくつか寄生していた。ヒノキバヤドリギはビャクダン科(←マツグミ科)ヒノキバヤドリギ属の常緑低木。
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