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オオヒナノウスツボ・2~堀之内地区

 ゴマノハグサ科ゴマノハグサ属の「オオヒナノウスツボ(大雛の臼壺)」。草丈は70~80センチで暗紫色の箱型の花は長さ8~9ミリ。花柄は2~3センチで腺毛が密生している。横には若い葉実が出来始めている。この個体はほかの雑草と共に倒れていて草丈がわかりにくかったが、葉の基部が凹んでいたり全体の雰囲気からオオヒナノウスツボと判断した。これは東京薬科大学南から由木中央小学校に抜ける坂道のもの。
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ジャケツイバラ・7~熟果

 裏高尾の旧甲州街道沿いで見られる「ジャケツイバラ(蛇結茨)」。マメ科ジャケツイバラ属のつる性落葉木本で、初夏に鮮やかな黄色い花を総状に咲かせ、夏には果実が熟して莢の中の種子が零れ落ちる。莢の長さは8~9センチで、種子は長さ1センチほどの楕円球状。近くで撮ろうと思って蔓を引っ張ったら、指先に小さなトゲが刺さって出血。トゲがあるのはわかっているのに撮る時にはすっかり忘れていた。
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アイダクグ

 中山地区の農道で見つけた「アイダクグ(間莎草)」。カヤツリグサ科カヤツリグサ属の一年草で、ヒメクグに似るが花序は上方に伸びてやや楕円形になる。草丈は20~25センチで、花序の直径は7~8ミリ。長さ2ミリの鱗片の竜骨部分には小さなトゲがあり、ヒメクグにはトゲが無いと言うが、肉眼ではとても見えない。
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